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だれでもわかる

かんたん解説編


導入にあたって

 特に注意すること メモリ容量は必ずチェックしてください。1GB以下の
 パソコンには入れるべきではありません。
古いパソコンへの導入は無理だとお考えください。
ハードディスク容量も少ない場合はトラブルのもと
 になります。
ウイルスソフトは削除してからアップグレード。

XPなどの元のパソコン、また状態を放棄するのは
 早計です。何が起きるか分からないくらいの心構え
 が必要です。
アップグレードインストールは必ずうまくいくという保証
 はありません。できれば新規クリーンインストールが
 基本です。アップグレード版は安くて手軽ですがパソ
 コンに詳しい人以外には、問題があります。
   
 導入後まずやるべきこと WindowsUpdateを必ず適用しましょう。
 サービスパックは必ず導入してください。無印Vistaは
 遅くて使い物になりません。 現在の状況は
 「コントロールパネル」の「システム」で確認できます。
   
 絶対にやってはいけないこと Vistaの場合、更新やアップデートで時間がかなりかかる
 ことがあります。待ちきれないとか、止まったと勘違い
 して電源を切ったり、途中で止めないようにしてください。
 その後の安定性が失われる可能性があります。
   


導入にあたって

 特に注意すること
 まずやるべきこと
 絶対にやってはいけないこと
基本はVistaと同じです。
新規インストールできないアップグレード版を購入した
 場合、すでにXPやVistaを使用している環境に対して
 アップグレードした場合は、安定性に欠けた7に
 なる可能性があります。基本は新規インストールですので、
 製品版かOEM版での新規インストールをお勧めいたし
 ます。アップグレード版は安くて手軽ですがパソコンに
 詳しい人以外には、問題があります。

それまでXPやVistaで何年もメンテナンスされずに使用
 されてきたり、気がつかないトラブルなどを内包したまま
 になっている状態のものをアップグレードしてしまうと動作
 のおかしい7になってしまいます。

価格だけでパソコン関連の物事を決めてしまう癖のある
 場合に陥りやすい、まるでトラップ(罠)のようなものです。
 当初のキャンペーンで五〜六千円で慌てて手に入れようと
 していた方にはそのときに思いとどまるようにアドバイス
 しましたが、やはり正解だったようです。
    
 ドライバやソフトの導入 7では、以前のバージョンとの互換性を高めていて、
 ドライバやソフトがうまく適用できない場合は互換
 モードで試すことが出来ます。あきらめないで、じっくり
 対応してください。意外と適用できることもあります。
しかし、警告が出るようでしたらその分については
 他で探すか、あきらめたほうが良いでしょう。
   

 


平成21年 11月8日改定

もっとよく知りたい

詳しい解説編

はじめに・・・

XPの登場当時と同じようにVista、7でもアプリケーションやドライバが対応できない
事例が相次いで報告されています。今まで使っていたソフト類や周辺機器、
付属のアプリケーションなどが使えない事態になることも十分予想されます。

ご使用の環境の情報をネットなどでよく確認してから導入に踏み切らないと、
それまでの環境を捨て去ってしまったあとでは取り返しが付かない事態に
追い込まれてしまいます。

いきなりの環境移行はお勧めできません。できればXPなどの今までの環境と
併用して、しばらく様子を見たほうがよいと思います。

今まで使っていたパソコンや環境をすぐに放棄したり、アップグレードしたり、
クリーンインストールしてしまうことの無いようにくれぐれもご忠告いたします。

まずはこちらで徹底調査してください。 Windows7 アップグレード徹底ガイド

サポートエンジニアから見たWindows Vista・7の導入についての本音

Windows Vista、7を快適に動作させるには・・・

Windowsの新しいバージョンが出るたびに言われていることですが、「動作する」
ということと「快適に動く」ということが異なるということを頭に叩き込んでいただき
たいと思います。

インストールするだけであればパソコンの性能が極端に低くなければ一応は
インストールできてしまうものですが、それと、インストール後に快適に動作する
こととはわけが違います。

パソコンのハードウェアの問題については、家電製品と同じレベルで考えられて
いる場合が多く、理解の度合いもかなり低く、また、ソフトウェアほどに重要視
されていないという現実があります。

パソコンを選ぶ際にカタログデータの優先主義や雑誌やネットの情報を鵜呑みに
してしまっている人がいますが、自動車などのように人間がコントロールする
ハードウェアには、カタログデータでは分からない操作感など、見えない部分の
影響が圧倒的に大きい
ということがあります。
これがいわゆる「エルゴノミクス(人間工学)」というものなのです。

つまり、ハンドリングや乗り心地といった感覚的な問題はハードの問題ではなく
「設計思想」の問題といえます。
この点ではパソコンも自動車と同じです。車よりももっと個体差において激しい差が
あるのではないでしょうか。

ですから、パソコンの操作は自動車と同じく「運転」しているといったものに近い
と思います。軽自動車が定員4人とは言っても重量級の人が4人乗って、
それぞれが荷物をたくさん積み込めば当然うまく走れません。
パソコンのスペックが数字だけ満たしていてもVistaや7の導入がダメな場合が
あると言うことはそういうことなのです。

では、実際に本当に快適に動作させるにはどのような条件が必要か、マイクロ
ソフトの推奨環境などという「あってないようなもの」を参考にしない、実際の
動作で感じたことをサポートエンジニアという立場から記したいと思います。

メモリ

快適に動作させるには2GB以上が目安といって良いでしょう。
多ければ多いほど快適になります。

購入時の1GBのままではお世辞にも快適な環境とはいえません。

※注意 最近、メモリのことをハードディスク容量と混同して認識している方が
     多く見受けられます。HDDが大きい機種を買っていてかなり空いている
     のだがそれでもメモリは追加が必要なのか? とか
     ・・・デフラグはしているのでメモリはメンテナンスされていると思う・・・
     などなど、大変大きな認識間違いが多いようです

     ★
ハードディスク容量とメモリ容量は全く別のものです。

     メモリは起動時や作業時等にシステムやプログラムを読込む所です。
     画面に見えているものや作業している内容はメモリ上にあります。
     作業内容を保存するにはHDDに書き込まなければなりません。

     それではじめて、パソコン内に記憶されます。メモリ上のものは確定
     されていませんので、保存しなかったりパソコンがそこで落ちてしまえば
     当然、作業内容は保存されません。消えてしまいます。
     メモリは、画面上に展開するデータの作業場ですから小さければ
     作業は当然はかどりません。

     メモリが足りなくなるとシステムは、アクセススピードの遅いハード
     ディスクを一時的にメモリの代わりの作業場として利用し始めます。
     それで、いつまでたってもハードディスクがカリカリいって起動が遅い、
     何かしようとする度にハードディスクアクセスランプが点灯したままで
     動作が遅い原因となります。 メモリが十分でないのにCPUの交換や
     ハードディスクを大きいものに変えてもほとんど意味がありません。

     システムの処理速度はCPU速度よりも、メモリ容量やハードディスクの
     速度のほうが影響が大きいのです。

こちらがメモリ

こちらがHDD(ハードディスク)

CPU

7の場合、CPUはシングルコアでも2GHzもあればそこそこ動くようです。
(メモリが十分な場合)
しかし、Dual-CoreやQuad-Coreに最適化されていますので出来るだけそういう
パソコンを選択したほうが良いです。Vistaの場合シングルコアでは遅いです。

ノートパソコンのモバイル向けCore2Duoはデスクトップのものより遅いようです。
あまり期待をしないほうが良いでしょう。

ハードディスク

Vistaや7をインストールし終わってすぐにHDD容量を確認すると何とOSだけで
多くの領域を占有しています。しばらくすると一気に数十GB位さらに使用される
ようです。
OSの占有容量が大きいのでHDDの総容量もある程度必要ですが、容量よりも
Vistaや7の場合は速度が快適さの鍵になりそうです。
とにかく高速のHDDでないと、「遅い」です。

これでメモリ容量が足りないと、まるでウイルスにやられたパソコンのように
起動がやたらに遅く、起動後もワンアクションがひとつずつ遅い状態に
陥るようです。最低120GB、SATAのHDD(できればRAID)が快適さの目安です。

グラフィックス

Vista・7には「Windows Aero」という視覚効果が搭載されていますが
これは相応のグラフィックス対応環境の元でなければ動作しません。また、
Vistaのエディションによっても対応が違いますので気をつけたい
ところです。(Vista HomeBASICはWindows Aeroは対応していません)

メーカー製PCでは特にマザーボードのチップセット内蔵のグラフィックス環境
では、Aeroが機能しないことがあります。以下がAero表示の必須条件ですので、
古いパソコンでは敷居はかなり高くなります。

●DirectX 9 対応かつ ピクセル シェーダ 2.0 のサポート
●ピクセルあたり 32 bit の色深度
●128MB以上のVRAM


Vistaや7のグラフィックス機能に期待をしているようでしたら、まず確認をして
環境を整えましょう。

グラフィックス機能は必要ないとお考えでしたら迷わず、パフォーマンス
優先設定に変更。これはXPの時と同じです。

ネットワーク、セキュリティー

Windowsは毎度のことながら、「今度のは安全性が向上」というふれ込みで
登場してきますが、ユーザーのなかでそんなことを信じている人はほとんど
いないはずです。今回のVista・7もまた同じで、安全性というのはほとんど期待
できないと思います。やはりセキュリティーソフトは必須です。

Vista・7ではネットワークの機能が強化されているようですが、あまりに強力
のようで、OSが混在しているネットワーク環境ではトラブルが出ることも
あるようです。確かにネットワーク上のデバイス認識など向上した様ですが
できれば見えないで欲しい物も「どうだ」と言わんばかりに表示してきます
のでVistaがネットワークに参加する環境では注意が必要です。

アプリケーション

7に付属のXPモードですが過剰な期待はしないほうが良いと思います。
まず、CPU対応が限られています。それにあくまで「仮想」としてですので
かなりパソコンに負荷がかかるようです。XPが必要ならばやはり当面は
専用パソコンを併用したほうが良いと思います。

以前のライティングソフトでは一部のものでインストールできません。

プリンタなど周辺機器のドライバなども、対応していないこともあります。

対応のアップデートプログラムが出るまで時間がかなりかかることも予想
されます。ともすれば、そのまま放置されてしまうことも考えられます。
重要な仕事などをアプリケーションに依存している場合は、不用意な導入は
トラブルの元です。十分な準備と情報収集に努めてください。

まとめ

Windows Vista・7は、XPとは違い、快適動作の為のハードウェア環境が数段も
ハードルが高く
、普通に「OSをアップグレードする」という感覚では危険です。

特にバックアップも取らずにいきなりアップグレードすることは自殺行為
と言っても言い過ぎではありません。現在XPで普通に動作している環境
であれば無理にアップすることもありません。OSが新しいから安全になった
などと言うのはユーザーの勝手な「幻想」にすぎません。

XP Homeのサポート期間も延びたことですし、Vista・7導入の前に一旦冷静に
なって、できるだけ詳しい専門家に相談するなどしてください。

知り合いや友人同士の相談では、実体験や体感を伴わず、憶測や理屈
のみの判断
で決して良い方向性になると限りません。

新しくパソコンを購入される場合も、特価などに惑わされず搭載されている
メモリ容量などをよく見て、あとで大きな出費が生じないように賢い選択を
していただきたいと思います。