医療法人松本医院は、平成18年8月1日、地元大木町にグル−プホーム
朝日苑をオープンしました。
　グループホームとは、認知症により自立した生活が困難になった方々に
対して、尊厳をお守りしながら安心して共同生活を営んでいただく住居認
知症対応型共同生活介護です。
　また平成18年度に新たに創設されました地域密着型サービス事業として、
小規模多機能型居宅介護を併設いたしました。
　これは、要介護の認定を受けた方々に対して「通い(デイサービス)」を
中心として、要望や様態に合わせて「宿泊(ショートステイ)」や「訪問
(ホームヘルプ)」を組み合わせたサービスを提供することにより、在宅で
の生活の継続をサポートするものです。
　介護について専門的に勉強したフレッシュマンスタッフ、現場での経験
と実績を持った中堅スタッフ、人生を重ねたベテランスタッフをバランス
よく配置し、公平かつ安心・安全な毎日を送っていただけるように配慮い
たします。
　松本医院がその都度、朝日苑へ伺い適切に対応し「介護と医療」の連携
を図りながら見守ってまいります。






　人は誰でも年をとると身体機能が若いころより衰えます。脳も体の一
部なので、同じように加齢による変化が起こります。新しいことを覚え
にくくなったり、物をどこに置いたか忘れて探したりすることがありま
す。
　日常生活に支障のない、物忘れは生理的な老化現象です。物忘れでも
体験のすべてを忘れたり、おこりっぽくなったり、疑い深くなったりな
ど日常生活に支障が出てくるのは、「認知症」が疑われます。65歳以上
で15人に１人患うといわれており「認知症」は身近な病気です。






　地域密着型サービスは、平成１８年度からスタートした新しいサービ
スです。高齢者が要支援・要介護状態になっても、できる限り住み慣れ
た地域で生活を継続できるよう２４時間体制で支えるために、サービス
の拠点は利用者の身近に置かれ、事業者は市町村が指定します。原則と
して、その市町村の（被保険者）のみ利用できます。

　対象事業：グル−プホーム・小規模多機能型居宅介護など




　介護保険制度は、みなさんの住む市町村が保険となって運営します。
４０歳以上の人全員が被保険者（加入者）となって保険料を負担し、介
護が必要と認定（要支援１・２、要介護１〜５）された時には、費用の
一部（原則として１割）を支払って、介護サービスを利用する仕組みで
す。