関連(含シラスバルーン)公開特許/〜平成10年(1998年)公開(29件)

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発明の名称 公開番号 出願人 発明者
ガラス板用洗浄剤
(出願:H8.6.25)
特開平10-8089
(公開:H10.1.13)
セントラル硝子株式会社 伊藤 俊明
菅田 義敬
片野 正昭
課題:従来技術においてはガラス板に強固に付着した汚れを効率的、効果的に除去し難い。本発明はその不具合を解消する。
解決手段:研磨材20〜70wt%、界面活性剤0.01〜1wt%%、および残余の有機酸水溶液とからなるガラス板用洗浄剤であって、前記研磨材が夾雑する結晶質鉱物を除去、精選し、かつ粒径 5〜90μm に整粒したガラス質火山噴出物であるガラス板用洗浄剤。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
トンネル覆工方法およびこの方法に用いられる発泡性ウレタン樹脂
(出願:H8.7.16)
特開平10-30398
(公開:H10.2.3)
日本工営株式会社 上野 正高
課題:先進導坑は、これに後続して大断面トンネルの本体工を掘削する際に拡幅掘削されるものであるため、セグメントの組立による覆工では、解体に多くの手間がかかり、また、コンクリート吹付けによる覆工体の場合には、壁面強度に問題があり、施工には時間がかかり、しかも吹付け時のはねによる作業環境の悪化などの問題があった。
解決手段:掘削された先進導坑の断面形状に沿って型枠を配置し、型枠とトンネル壁面との隙間に充填用発泡性ウレタン樹脂を注入、固化させて、ウレタン樹脂の発泡固化により前記トンネル壁面に覆工構造体を構築する。型枠は、型枠用の発泡ウレタン樹脂で成形され、トンネル壁面履工構造体の一部とされている。充填用または型枠用の発泡ウレタン樹脂には、フライアッシュまたはペーパースラッジおよび火山灰等の灰が適宜割合で混合されている。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
水膨潤性ゴム用吸水速度向上剤および水膨潤性ゴム
(出願:H8.7.19)
特開平10-36573
(公開:H10.2.10)
株式会社日本触媒 塩路 尚武
後藤 江利
課題:吸水速度が従来よりも速く、かつ、可溶性有機炭素分が少ない水膨潤性ゴムを提供する。
解決手段:水膨潤性ゴム用吸水速度向上剤とエラストマーと吸水性樹脂とを混合することによって水膨潤性ゴムを得る。上記水膨潤性ゴム用吸水速度向上剤としては、ゼオライトおよび/またはシラス発泡粒が好適に用いられる。このようにして得られた水膨潤性ゴムは、従来と比較して吸水速度が速く、可溶性有機炭素分が低減されている。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
防水性セメント調合物の製法及びそれを用いる工法
(出願:H8.8.2)
特開平10-45454
(公開:H10.2.17)
活生株式会社 前野 勝志
森本 伶夫
課題:防水性軽量コンクリート用調合物及びその工法を提供すること。
解決手段:火山灰または火山礫由来の特定粒度の細成分及び粗成分とを骨材として一緒に空練りし、気孔を微細粉体で充填することにより高密度化処理したものをセメントと混合して用いることにより、亀裂発生のない防水施工ができる。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
貝等の処理方法と貝等の処理装置と貝等の処理材
(出願:H8.6.19)
特開平10-53481
(公開:H10.2.24)
三井金属スタッフサービス株式会社 藤吉 直樹
課題:多量の水分を含んだ有機物、特に貝類や魚類を堆肥化する。
解決手段:貝類や魚類を粉砕してミンチ状にし、培養材にアクチノプラニス菌を主体とした放線菌群を添加し増殖させたバイオクリーナ及び堆肥にロードコーカス菌を中心とした放線菌群を添加させたバイオ堆肥を発酵材として、真珠岩または黒曜石または松脂岩を高温度で焼いて形成したパーライトを水分調整材として前記ミンチ物に混合し、該混合物を堆積発酵させる貝等の処理方法。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
育毛枕
(出願:H8.8.15)
特開平10-57213
(公開:H10.3.3)
コーワ株式会社 臼井 隆盛
課題:就寝中において、毛髪の育成を促進させることができる枕とし、且つその枕の製造においては、生産性を効率的にして、大量生産に好適なものとすること。
解決手段:枕カバーと枕心材とからなること。枕カバーに竹材より生成した竹エキスを含有すること。枕カバーには、複数の磁性体、又は複数の火山灰堆積岩小塊を装着すること。枕心材には竹材より生成した乾留竹粉を含有させること。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
軽量コンクリ−トの製造方法
(出願:H8.8.29)
特開平10-72268
(公開:H10.3.17)
日本セメント株式会社 釜谷 健悦
内田 昌勝
森 大介
課題:気乾比重1.3以下で25N/mm2以上の高圧縮強度の発現可能な軽量コンクリ−トの製造方法を提供すること。
解決手段:軽量コンクリ−トの配合材料及び配合割合が、単位セメント量が450〜550kg/m3、水/セメント比が25〜35重量%、真珠岩又は黒曜石の粉砕物を1000〜1200℃で焼成発泡させた軽量細骨材がセメントに対し50〜80重量%,表乾比重0.9以下かつ圧壊強度700N以上である超軽量粗骨材が0.35〜0.45m3/m3及び減水剤からなり、混練するにあたり、前記セメント,水および減水剤の一部を使用し、前記超軽量粗骨材の25〜30容量%に相当する量であってフロ−値170〜210mmのセメントペ−ストを調製し、該セメントペ−ストと前記超軽量粗骨材とを予め混練し被覆させて造粒物をつくり、該被覆造粒物と残余の配合材料とを混練する軽量コンクリ−トの製造方法。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
脱臭剤及びその製造方法
(出願:H8.10.16)
特開平10-118168
(公開:H10.5.12)
小山 伸一
疋田 勝春
飯泉 明宏
小山 伸一
課題:黒ぼく土を利用する脱臭剤、特に畜産施設から排出される臭気物質の脱臭に適した脱臭剤を提供せんとするものであり、安価で且取扱が容易な脱臭剤及びその製造方法に関する。
解決手段:黒ぼく土から精製されたケイ素、アルミニュウム並びに鉄を少なくとも30%以上含む無機高分子化合物の粉末と、腐植土壌を精製した有機質の腐植物質の粉末とからなり、無機高分子化合物を少なくとも90%以上含んでいることを特徴とする。又、火山灰の粉末が必要に応じて配合される。更に、小粒径の火山磔に固着して顆粒状に成形しても良い。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
食品加工廃液の処理方法
(出願:H8.10.28)
特開平10-128387
(公開:H10.5.19)
藤吉 直樹 藤吉 直樹
目的:食品加工廃液の無害化。
構成:複数の独立槽の一つに、真珠岩または黒曜石または松脂岩を高温度で焼いて形成した小さな気泡をたくさん内包する白い砂状のパーライトと、有機物を分解する高温好気性の発酵菌を充填し、これに食品加工廃液を投入し、これを1〜5回独立槽に移し替え、数日置きに前記廃液を追加投入して得る食品加工廃液の処理方法としたものである。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
繊維状成型材の製造方法
(出願:H8.11.5)
特開平10-131080
(公開:H10.5.19)
笹原 俊雄
関谷 健司
奈良 力男
関 敏孝
齋藤 啓一郎
石川 浦一
小林 威之
小林 道弘
金子 公夫
蛭川 清之
小島 昭
目的:建築用板材や梱包用クッション材などとして利用できる繊維状成型材の製造方法を提供する。
構成:新聞紙などの故紙を小片状に裁断し、これを水中にて解繊して分散させる。更に、木炭などの粒状炭化物あるいはシラスバルーンなどの無機質軽量骨材を同液中に分散させた後、これを濾過して故紙などの浮遊物を所要厚に凝集し、次いでこれを加圧して製板する。こうして得られる板材は強度や断熱性に優れ、建築用資材としての木板などに代用できる。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
構造物用素材及びその製造方法
(出願:H8.11.8)
特開平10-139513
(公開:H10.5.26)
有限会社熊上製作所 熊上 文雄
課題:家庭ゴミの焼却灰、練炭の灰または火山灰をそれぞれ低コストで安全に処分すること。
解決手段:家庭ゴミの焼却灰の場合、この焼却灰と、消石灰またはベントナイトと、セメントと、減水剤と、リグニンスルホン酸ナトリウムと、樹脂系のエマルジョンと、水を原料として構造物用素材を作成する。練炭の灰の場合、この灰と、消石灰またはベントナイトと、砂と、セメントと、減水剤と、リグニンスルホン酸ナトリウムと、塩化カルシウムと、樹脂系のエマルジョンと、水を原料とする構造物用素材を作成する。火山灰の場合、この火山灰と、セメントと、減水剤と、塩化カルシウムと、樹脂系のエマルジョンと、水を原料とする構造物用素材を作成した。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
水処理用微生物剤、その製造法及びその微生物剤を用いた水の処理方法
(出願:H8.11.18)
特開平10-146600
(公開:H10.6.2)
ネスコ薬品株式会社 木佐木 収
課題:バルキングを解消し、窒素排除を行い悪臭の発生を消滅させ、廃水序理の維持管理を楽にする。
解決手段:アクチノミセス属及びストレプトコッカス属等の放線菌群と、ロード・シルドモナス・カプシュラーター、クロマチューム等の光合成細菌体を含んだ液体を含浸させたゼオライト、モンゴリオナイト及び火山ガラス等の活性珪酸微粉末と、塩化第二鉄、硫酸第一鉄、硫酸カルシューム、塩化カルシューム等の浄化微生物以外の細菌類の抑制作用を有する助剤とを混合する。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
土壌構成物、その製造方法及び使用方法
(出願:H8.11.18)
特開平10-147780
(公開:H10.6.2)
梅原 二郎 梅原 二郎
課題:植物を育成する土壌において、簡単な作業で優れた効果を得る。
解決手段:土壌構成物は、シラスと、シラス内に含まれた、肥料、農薬、天然エキスのうちいずれか1つとを備えている。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
無機質系水性塗装材
(出願:H8.12.13)
特開平10-168340
(公開:H10.6.23)
齋藤 富喜夫
森 政則
齋藤 富喜夫
課題:有機質系塗装材の難点である耐久性や危険性の問題を検討し、有機質系では解決し得ない点を無機質系骨材等の配合によって解決して、耐久性,安全性の高い無機質系水性塗装材を提供する。
解決手段:硅砂とガラス、鉱砕、陶器等の再資源化無機物粉末と火山灰土のうちの1種又は2種以上からなる骨材と、セメント系細骨材と、水溶性のセルロースエーテル、PVAなどの有機系増粘剤粉末とからなる無機質系水性塗装材である。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
耐火構造体
(出願:H8.6.5)
特開平10-176439
(公開:H10.6.30)
佐藤 博美 佐藤 博美
課題:大型金庫の代用、あるいは火災に際して避難室として利用可能な耐火構造体を提供する。
解決手段:壁部が内外の外装板の間にセラミック製多孔質耐火板と、セラミックウールとを積層した構成からなっている。また外装板には、シラスバルーン(空気を内包する微少な粒体からなる火山灰)を含有した断熱塗料を塗布してもよい。
効果:厚みを薄くすることができると共に軽量であり、切断可能であるため施工が容易であり、各種の耐火構造体に用いることができる。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
床材の製造方法
(出願:H8.12.19)
特開平10-183958
(公開:H10.7.14)
小島 成 小島 成
山本 正博
課題:畳、床材の湿り気の防止、床材の空間利用、室内や床下の悪臭除去するのを目的とする。
解決手段:真珠岩の粉末・粒子を使用する事により畳や床材や床下の湿り気を防止し、室内、床下の悪臭を除去し、空気を清浄化し、遠赤外線放射により人間の体質改善に大いに役立ち、真珠岩の粉末・粒子を縦半分に割った竹に入れ、又、不織布のシートに入れ、又、座板に角材に釘を打ち、座板に入れ、その上に畳を敷き、カビの生えない快適な人生を過ごすのを目的とする。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
軽量コンクリート
(出願:H8.12.26)
特開平10-194813
(公開:H10.7.28)
日本セメント株式会社 森 大介
澤田 英二
内田 昌勝
釜谷 健悦
課題:気乾比重が1.4以下で、高圧縮強度(材令28日:40N/mm2以上)を発現する軽量コンクリートを提供すること。
解決手段:セメント、水/セメント比が35重量%以下の水、減水剤、黒曜石又は真珠岩の粉砕物を1000〜1200℃で焼成・発泡させた軽量細骨材および表乾比重が1.1〜1.3で、かつRamosの式から求めた圧縮強度が25N/mm2以上である軽量粗骨材からなる軽量コンクリート。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
火山噴出物を主材料とする護岸ブロックとその製造方法
(出願:H9.1.7)
特開平10-195844
(公開:H10.7.28)
清水 長太 岩瀬 嘉市
目的:河川などの護岸ブロックにおいて、魚や微生物などの生息に適し生態系を損なわないようなものとし、かつ火山噴出物を主材料に用いても接着剤を必要とすることなく強固で安定した製品にできる製造方法を確立する。
構成:火山噴出物を主要骨材とするとともに微小キラまたはこれに類する珪砂質微小粒を含んだコンクリート本体の表側に、多孔状を呈する火山岩ないし礫を、その表面が部分露出するように多数全面的に埋設した護岸ブロックであり、その製造においては、アルキルアリルスルホン酸塩高縮合物を主成分とする流動化剤を併用・添加しつつ、所定の手順で成形する。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
木炭含有湿気防止板
(出願:H9.2.3)
特開平10-218652
(公開:H10.8.18)
藤増 次郎
株式会社安立
藤増 次郎
課題:木炭含有湿気防止板
解決手段:木炭粉末、アルミナセメント、シリカ粉末、シラスおよび水を配合してなる組成物から得られた吸水率50%以上、単位体積重量1.0t/m3以下、曲げ強さ15kg/cm2以上および圧縮強さ30kg/cm2以上を有する湿気防止板。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
軽量脱リン剤及びそれを用いた有機性汚水のリン除去方法
(出願:H9.2.19)
特開平10-230254
(公開:H10.9.2)
株式会社荏原製作所 片岡 克之
課題:下水などリン含有有機性汚水を、従来技術におけるように砂ろ過装置や活性炭吸着塔を設置することなく、設備費が安価で、かつランニングコストも少なく、処理できる新技術を提供すること。
解決手段:シラスマイクロバルーンのような軽量微粒子と水酸化アルミニウムのような脱リン剤微粒子とを混合し、適当な耐水性バインダーで結合し、比重が1に近い、好ましくは比重が0.9〜1.1である軽量脱リン剤。また、それを有機性汚水の生物処理装置の曝気槽に投入し、曝気空気によって懸濁流動させながら生物処理とリン吸着処理を同時に進行させた後、生物処理曝気槽のスラリーからスクリーンにより軽量脱リン剤を分離し、それを再生して処理に使用する有機汚水の生物処理方法。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
複合材
(出願:H9.2.28)
特開平10-237982
(公開:H10.9.8)
株式会社住建産業 中本 祐昌
課題:難燃・防食性の木質建材等の木質材を提供する。
解決手段:木片の積層体又は合板もしくはLVL等の木質芯材の少なくとも1面に、シラス等のシリカ系物質の粉末、セメント粉末、ベントナイト等の無機質粉末、ガラス繊維、セラミック繊維、ロックウール等の人工無機質繊維、ウオラストナイト等の天然無機質繊維等の不燃材料とフェノール樹脂等のバインダーとからなる不燃・防食材料層2を設けたことを特徴とする複合材。
効果:耐火性、耐炎性、耐腐朽性、並びに耐湿・耐虫害性の木質建材が得られる。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
光触媒体及びその製造方法ならびにその用途
(出願:H9.3.14)
特開平10-249210
(公開:H10.9.22)
チタン工業株式会社 真嶋 宏
栗原 得光
長岡 茂
課題:光触媒粒子の有する活性を低下させることなく、基体との固定性に優れ、安価であり、被処理物との分離・作業性に優れた光触媒体を提供すると共に、環境汚染防止のための方法を提供する。
解決手段:中空シラスバルーンを基体としその表面に無機物質を結合剤として光触媒粒子を固定させた光触媒体を用い、これらの光触媒体を含んだ培養液に殺菌灯により紫外線を照射して培養液を殺菌する。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
浄化剤とその製造方法
(出願:H9.3.18)
特開平10-258274
(公開:H10.9.29)
鹿児島県
株式会社西日本環境工学
袖山 研一
神野 好孝
寺尾 剛
浜石 和人
佐多 秋良
桐井 正人
課題:天然のグラファイトシリカの特性の利用分野の展開を図るもので、とくに、水の浄化剤としての機能展開を図り、併せて、シラスのような天然のアルミノ珪酸塩ガラスの利用を図る。
解決手段:グラファイトシリカ粉末とアルミノ珪酸塩ガラス粉末との混合粉末とのポーラス状粒状体からなる浄化剤であって、グラファイトシリカ粉末とアルミノ珪酸塩ガラスの粉末との混合粉末、それに、陶土のような天然成分を配合し、これを還元性雰囲気中で焼成して球状粒子ポーラス状とする。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
水質浄化方法
(出願:H7.2.27)
特開平10-263530
(公開:H10.10.6)
株式会社豊栄
日本セメント株式会社
瀬戸 昌之
宮崎 睦雄
橋本 正幸
吉森 和人
課題:ポーラスコンクリートを用いることで比較的安価に実施することができ、しかも従来のポーラスコンクリートを単独で用いる場合よりも飛躍的な浄化能力をもたらす水質浄化方法を提供する。
解決手段:水中にポーラスコンクリートブロックと、火山灰と硫酸第一鉄との混合物を焼成したリン吸着剤ブロックとを設置することを特徴とする水質浄化方法である。ポーラスコンクリートは多孔質のコンクリートで、リン吸着剤と併用することで相乗的なリン除去作用を発現する。ブロックの大きさや形には制限がなく、例えば、川床用敷きブロック、護岸用ブロック、漁礁ブロックとして水中又は水際に設置する。また、ポーラスコンクリートブロックとリン吸着剤ブロックとを一体化することもできる。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
水質浄化ブロック
(出願:H7.2.27)
特開平10-263531
(公開:H10.10.6)
株式会社豊栄
日本セメント株式会社
瀬戸 昌之
宮崎 睦雄
橋本 正幸
吉森 和人
目的:池、湖沼、河川等の水中又は水際に設置する、水質浄化能力の優れた水質浄化ブロックを提供する。
構成:ポーラスコンクリート製本体に、火山灰と硫酸第一鉄との混合物を焼成したリン吸着剤塊を装着し一体化したことを特徴とする水質浄化ブロック、及び、骨材に、火山灰と硫酸第一鉄との混合物を焼成したリン吸着剤を含むポーラスコンクリートでなることを特徴とする水質浄化ブロックである。ポーラスコンクリートは、多孔質のコンクリートで、リン吸着剤と併用することで相乗的なリン除去作用を発現する。ブロックの大きさや形には制限がなく、扱いやすい大きさや形を自由に選定できる。例えば、川床用敷きブロック、護岸用ブロック、漁礁ブロックとして水中又は水際に設置する。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
土壌改良材の製造方法
(出願:H9.3.27)
特開平10-273669
(公開:H10.10.13)
藤吉 直樹 藤吉 直樹
目的:食品加工廃液の無害化。
構成:複数の独立槽の一つに、白色、粗しょうな火山噴出物しらすを篩別して得た軽石粒に対し有機物を分解する高温好気性の発酵菌を混合した発酵材を収納し、これに食品加工廃液を投入混合し、槽を移し替えて前記発酵材と該廃液を混合させ、数日置きに前記廃液を追加投入して処理する土壌改良材の製造方法。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
防音、断熱材料
(出願:H9.4.9)
特開平10-278150
(公開:H10.10.20)
株式会社香蘭社 迫口 輝美
樋渡 勇雄
中島 真澄
栗田 澄彦
目的:防音、断熱性に優れ、低価格なパネルの構造にかかわる。
構成:シリカ粒子、シラスバルーン等の粒子および有殻中空粒子をガラスを用いて結合し、任意の形状を付与した成型体をガスシール性を有する外包材を用いて包み、内部を減圧して気密シールしてなることを特徴とする。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
魚生干し用吸水材
(出願:H9.6.5)
特開平10-337152
(公開:H10.12.22)
株式会社山下商店 山下 清六
課題:魚の処理の一種である生干しを衛生的かつ迅速、しかも自然環境に影響を受けることなく行うために使用する。
解決手段:下記の3種類の全シラス混合75〜80wt%に対し塩を20〜25wt%の割合で混合した。
(1)0.5〜2.0mmの粒径を有し、ガラス質に少量の結晶質鉱物を混合したシラスを10%。
(2)0.5〜2.5mmの粒径を有し、ポーラスを有するガラス質のシラスを70%。
(3)2.0〜3.0mmの粒径を有し、結晶質鉱物が比較的多いシラス20%。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
吸着性多孔質焼結体及びその製造方法
(出願:H9.6.5)
特開平10-337469
(公開:H10.12.22)
オオタケセラム株式会社
北島 圀夫
北島 圀夫
井澤 登一郎
高柳 岐夫
課題:活性炭や他の吸着材や抗菌剤等を、夫々の機能を保持させて低温焼結し、気孔率が大きく、流体透過性の良好な焼結体を提供する。
解決手段:活性炭や吸着性珪酸塩と、中空質無機物と、合成白雲母とを含んで成る成形体を、500〜650℃で焼成して吸着性多孔質焼結体を得る。吸着性珪酸塩は、カオリナイト、モンモリロナイト、酸性白土、珪藻土、セピオライト、ゼオライトの少なくとも1種であり、合成白雲母質物は、フッ素マスコバイト又はその原料配合物、或いはフッ素バラゴナイト又はその原料配合物の少なくとも1種であり、抗菌剤は、銀、銅又は亜鉛のいずれかを担持したゼオライト、モンモリロナイト、膨潤性雲母、リン酸カルシウムの少なくとも1種であり、中空質無機物は、シラスバルーン、シリカバルーン、ガラスバルーンの少なくとも1種であればよい。
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