関連(含シラスバルーン)公開特許/〜平成17年(2005年)公開(35件)

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発明の名称 公開番号 出願人 発明者
シラス含有紙およびこれを用いた印刷物
(出願:H15.06.12)
特開2005-002511
(公開:H17.01.06)
株式会社高千穂 新留 昌泰
課題:教科書などの印刷物に使用されるインクや接着剤などから生じうるVOCを除去することのできる製品を提供することを目的とする。
解決手段:粒径1mm〜8mmのシラスおよび繊維質材料を必須成分として含むことを特徴とするシラス含有紙およびこれを用いた印刷物。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
衝撃緩衝材
(出願:H15.06.12)
特開2005-002663
(公開:H17.01.06)
三ツ星ベルト株式会社
干村 秀次
山之内 徳雄
田川 孝之
三輪 朋広
課題:道路の分岐部、路側帯等に用いられる衝撃緩衝材であって、衝撃に対して発生初期から大きすぎず適度な反発力を示すとともに一定の反発力を長く持続し、また製造が容易であるとともに不燃性であるという優れた衝撃緩衝材を提供する。
解決手段:シラス材100質量部に対してバインダーを1〜20質量部からなる衝撃緩衝材であり、更にはシラス材の粒径が5〜200mmとするとともにバインダーを無機系のバインダーとする。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
シラスコンクリート装飾材及びその製造方法
(出願:H15.06.17)
特開2005-007667
(公開:H17.01.13)
鹿児島県
株式会社ストーンワークス
袖山 研一
吉村 幸雄
瀬知 啓久
吉田 健一
森園 眞子
浜石 和人
上中 誠
課題:製造時に排水を発生することなく、少ない作業工程数で、線図、絵などの意図した複雑な模様や色彩を実現した装飾板を提供する。
解決手段:装飾層をなすゼロスランプ材料の上に組成の異なるシラス硬化層をなすゼロスランプ材料を1〜6層重ねて、これを1MPa(10kgf/cm2)ないし235MPa(2400kgf/cm2)の圧力で一体成形加工することにより装飾板を製造する。表面の一部又は全部を表面研削又は洗い出し仕上げして美観や滑り止め効果を付与することができる。製造時にアルカリ性の排水を生じないので廃水処理の問題も無く、装飾層に線図、絵などの意図した複雑な模様や色彩を持つ新規な装飾板を実現するものである。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
自己発熱型無機多孔質膜を用いた気体又は液体の殺菌方法及びこれを用いた殺菌フィルターを搭載した空調機器
(出願:H15.06.24)
特開2005-013687
(公開:H17.01.20)
エス・ピー・ジー・テクノ株式会社 中島 昇
藤原 光輝
課題:高度の殺菌効果を有するばかりでなく、小型で且つ安価に製造することができる自己発熱型無機多孔質膜を用いた気体又は液体の殺菌方法及びこれを用いた殺菌フィルターを搭載した空調機器を提供する。
解決手段:無機多孔質膜として、細孔径が均一で、0.05μm乃至20μmの範囲で細孔径が選定できる円筒状のシラス多孔質ガラス(SPG)にニッケル合金めっきを施して殺菌フィルターとした。この殺菌フィルター(自己発熱型無機多孔質膜)に通電し150℃乃至250℃で発熱させながら、大気を透過させて大気中の細菌やウィルスを殺菌する。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
自己発熱型無機多孔質膜
(出願:H15.06.24)
特開2005-015261
(公開:H17.01.20)
エス・ピー・ジー・テクノ株式会社 中島 昇
藤原 光輝
課題:透過物質による目詰まりを防止し、捕捉した菌やウィルスの殺菌を行なうことができる自己発熱型無機多孔質膜を提供する。
解決手段:無機多孔質膜として、細孔径が均一で、0.05μm乃至20μmの範囲で細孔径が選定できる円筒状のシラス多孔質ガラス(SPG)にニッケル合金めっきを施して自己発熱型無機多孔質膜とする。この自己発熱型無機多孔質膜に通電し発熱させながら、高粘度や高融点の物質の透過あるいは気体や液体の殺菌を行なう。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
窓枠空隙部充填用プレミックスモルタル
(出願:H15.08.07)
特開2005-053717
(公開:H17.03.03)
昭和電工建材株式会社
株式会社濱崎組
蓬田 勝英
大堀 道裕
高嶋 浩士
林 昌宏
課題:スラリー比重と塑性粘度が低く、軽量で充填抵抗が低く、充填性が良好でありながら、充填したときに降伏値が大でダレが生じにくく、作業性、施工性、充填性の面で優れた窓枠空隙部充填用プレミックスモルタルの提供。
解決手段:水硬性セメント100重量部、細骨材20〜60重量部、パーライト、バーミキュライト、シラスバルーン、ガラス発泡体、パルプスラッジ等の無機系軽量細骨材20〜70重量部、発泡ポリスチレン系軽量骨材、発泡エチレン酢酸ビニル系軽量骨材、発泡ウレタン系発泡樹脂系軽量骨材0.1〜3重量部及び再乳化形粉末樹脂0.03〜3重量部からなり、水比20〜26%で水を添加後、混練して調整したフレッシュモルタルの塑性粘度が4500mPa・s以下で、かつ降伏値が0.35g/cm2以上となるようにした窓枠空隙部充填用プレミックスモルタル、及びそれを用いた窓枠空隙部充填用モルタル並びにその窓枠空隙部充工法。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
塗材組成物
(出願:H15.08.25)
特開2005-068283
(公開:H17.03.17)
松若 譲二
有限会社情報ネットワ−クゆうゆ
松若 譲二
加藤 直行
課題:シリカ系発泡体を水性樹脂エマルジョン中に常に均一状態に分散せしめて適度のチクソ性や流動性を一定に保持せしめ、吹付け塗装のみならずロ−ラ−塗り、ハケ塗り、コテのばしを常に容易に行うことが出来る塗材組成物を提供するものである。
解決手段:本発明は、シリカ系発泡体と、シラノ−ル基を有するシリカ水分散体と、水性樹脂エマルジョンとから構成されている。そして、上記シリカ系発泡体はシラスバルーンまたは/およびガラスバル−ンである。また、シラノ−ル基を有するシリカ水分散体中のシリカ成分は平板状シリカであり、かかるシリカ成分はシリカ系発泡体に対して固形分で3重量%〜30重量%である。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
吹付け材料およびそれを用いた吹付け工法
(出願:H15.08.29)
特開2005-075668
(公開:H17.03.24)
電気化学工業株式会社 中島 康宏
盛岡 実
寺島 勲
石田 積
課題:初期強度発現性に優れ、アルカリ骨材反応を抑制することが可能となる、道路、鉄道、及び導水路等のトンネルにおいて、露出した地山面へセメントコンクリートを吹き付ける際に使用する吹付け材料およびそれを用いた吹付け工法を提供すること。
解決手段:アルカリ金属含有物質を含有する急結剤と、シラスと、セメントコンクリートを含有してなる吹付け材料、急結剤が、カルシウムアルミネート及び/又は石膏を含有してなる該吹付け材料、並びに、該吹付け材料を使用して吹付ける吹付け工法を構成とする。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
>高性能軽量骨材の製造方法
(出願:H15.09.02)
特開2005-075669
(公開:H17.03.24)
株式会社ネオマテリアル 木村 薫
木村 諭史
木村 吉一
栗田 光章
竹内 詔
課題:火山灰と産業廃棄ガラス等を用いて高性能軽量骨材を提供する。
解決手段:10μm以下の火山灰微粉末に、産業廃棄ガラス、あるいはさらに火山ガラス粉末を加え、これにSiC粉末を0.05〜1.0%の範囲で添加し、加熱昇温時に600〜800℃で0.5〜5時間滞留させ、ついで1150〜1250℃で焼成することを特徴とする高性能軽量骨材の製造方法である。火山灰は流動層キルンを用いて予めカーボンを除去しそれを原料として用いることもできる。又、遠心分離機等で火山灰よりカーボンを除去することもできる。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
現場発生土を用いた法面の盛土工法
(出願:H15.09.02)
特開2005-076333
(公開:H17.03.24)
有限会社新和建設工業
坂元通建設株式会社
株式会社上津建設
篠原 和郷
課題:現場発生土が不良土であっても、その力学的特性を改良して盛土・法面整形に利用する。
解決手段:現場発生土に固化材を散布・敷均し、混合・撹拌して改良土とし、該改良土を用いて法面整形することを特徴とする。現場発生土がシラスである場合、本発明に係る法面の盛土工法が特に有効である。また、固化材には、セメント系固化材・セメント又は石灰等を用いることが出来、砂質土に対してはセメント,砂質シルトに対してはセメント系固化材が有利であり、粘性土に対しては石灰を用いることが有利である。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
耐火材
(出願:H15.09.18)
特開2005-089267
(公開:H17.04.07)
廣田 修 廣田 修
加藤 吉成
課題:可燃性廃棄物のスラグ化処理を減容化効果が高く、しかも、ダイオキシン等の有害物質が生成しない2,300 〜2,580 ℃の高温域において実施できる耐火炉が具現化できる炉体内張り用耐火材を提供する。
解決手段:ジルコニアと二酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化鉄、酸化カルシウム、酸化ナトリウム、酸化カリウム及び酸化マグネシウムを主成分とする骨材とからなる耐火材であり、ジルコニアの含有量が80〜95重量%となっており、骨材として火山灰を使用し、該火山灰の成分構成が少なくとも70重量%の二酸化珪素、15重量%の酸化アルミニウム、2.2 重量%の酸化鉄、3.5 重量%の酸化カルシウム、3.0 重量%の酸化ナトリウム、2.5 重量%の酸化カリウム及び1.0 重量%前後の酸化マグネシウムとなっているものである。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
セメント組成物用粉状添加剤
(出願:H15.10.22)
特開2005-126268
(公開:H17.05.19)
三洋化成工業株式会社 清水 倫和
課題:粉状体と界面活性剤とが分離しにくいセメント組成物用粉状添加剤を提供すること。
解決手段:シラスバルーンと界面活性剤とから構成されてなることを特徴とするセメント組成物用粉状添加剤を用いる。界面活性剤が収縮低減剤であることが好ましく、オキシアルキレン化合物を含有してなる収縮低減剤であることがさらに好ましい。また、さらに吸油性粉状体を含んでいてもよい。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
木炭粉末混入コンクリートの製造方法
(出願:H15.10.29)
特開2005-132661
(公開:H17.05.26)
石井 孝司 石井 孝司
課題:木炭粉末混入コンクリートの製造方法において、セメント、木炭粉末の配合割合を一定範囲内に限定することにより、また、木炭粉末混入コンクリート製造時に、骨材として使用する砂の代わりにシラスを用いることにより、容易な木炭粉末混入コンクリートの製造方法を提供する。
解決手段:木炭粉末混入コンクリートの製造過程において、セメントの配合割合を50〜60体積%とし、木炭粉末の配合割合を5〜15体積%とする。また、木炭粉末混入コンクリート製造時に、セメントを50〜60体積%、木炭粉末を5〜15体積%にし、骨材の砂の代わりにシラスを混入してコンクリートを製造する。また、木炭粉末混入コンクリート製造時に、セメントを70体積%、木炭粉末を5体積%、砂利を20体積%、シラスを5体積%としてコンクリートを製造する。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
土壌中の砒素及び鉛の不溶化処理方法
(出願:H15.11.17)
特開2005-144341
(公開:H17.06.09)
独立行政法人産業技術総合研究所
ドリコ株式会社
丸茂 克美
江橋 俊臣
成沢 昇
課題:砒素、鉛に対して高い吸着能を有する鉄質風化火山灰を使用することで、汚染土壌中の砒素及び鉛の同時不溶化を行う。鉄質風化火山灰は低コストでかつ人体には無害であるので、本発明により、経済的に低コストで安全な土壌中の砒素及び鉛の不溶化処理方法を提供する。
解決手段:本発明の土壌中の砒素及び鉛の不溶化処理方法は、土壌中に不溶化剤として鉄質風化火山灰を混合することを特徴とする。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
活性波動水の製造方法及び製造装置
(出願:H15.12.10)
特開2005-169222
(公開:H17.06.30)
山本 円生 山本 円生
課題:高品質の活性波動水を得ることができる活性波動水の製造方法及び製造装置を提供する。
解決手段:多孔質セラミック体を充填したタンク内に通水することにより活性波動水を製造する活性波動水製造装置において、前記多孔質セラミック体が、金属が混入した第1次粘土を800〜900℃で焼成し、これを微粉化し、これに火山灰を混合して第2次粘土となし、900〜1000℃で焼成して得られた鋭利な刃物状の隆起表面を有するものであることを特徴とする活性波動水製造装置である。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
土壌用粒材の包装材、及びその包装材に土壌用粒材を充填した包装体
(出願:H15.12.11)
特開2005-170453
(公開:H17.06.30)
東邦レオ株式会社 木田 幸男
課題:造園、園芸等用として土壌中に埋設して、土壌改良材、人工土壌等として使用される黒曜石パーライト真珠岩パーライト等の粒状鉱物からなる土壌用粒材を充填するための包装材、及びその包装材中に土壌用粒材を充填して構成された包装体に関し、透水性を維持させるという利点を有しつつ、現場まで運搬して施工するまでの間に水に濡れて不用意に分解して包装材が破損し、充填物であるパーライト等が離脱することがなく、また現場で施工して土壌への埋設後においても、所定期間までの間に充填物であるパーライト等の土壌用粒材を包装状態のまま所定位置に集合させた状態で位置させることができる、土壌用粒材の包装材及び包装体を提供する。
解決手段:土壌用粒材を包装するための包装材であって、紙製の基材と、合成樹脂製のクロスとを具備して構成したことを特徴とする。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
珪酸カルシウム含有パテ材
(出願:H15.12.09)
特開2005-171012
(公開:H17.06.30)
日本インシュレーション株式会社 柴原 数雄
高野 敏克
安藤 晃司
課題:作業性に優れた粘度を有しつつ乾燥収縮が十分に抑制された珪酸カルシウム含有パテ材を提供する。
解決手段:下記の珪酸カルシウム含有パテ材に係る:珪酸カルシウム、嵩密度0.01〜0.75g/cm3の無機球状粒子及び水を含むパテ材、並びに珪酸カルシウム、シラスバルーン及びガラスバルーンの少なくとも1種及び水を含むパテ材。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
火山系噴出鉱物及びこれを改質した硬質鉱物を利用した塗床材とその床仕上げ施工方法
(出願:H15.12.06)
特開2005-171738
(公開:H17.06.30)
仁田 隆
伊藤 祐文
豊澤 弘康
仁田 隆
伊藤 祐文
豊澤 弘康
課題:工場等の床材はコンクリート床面に塗料などを塗布するものが多く、製造操業条件に合わせた迅速な床面施工技術と、作業環境の改善、工場生産管理の目的から耐油性、保水性、耐熱性、断熱性、滑り止め、耐磨耗性、耐久性などの機能性が求められている。
解決手段:火山系噴出鉱物(スコリア、砂、火山灰)あるいは熱アルカリなどで改質加工した硬質鉱物資材と合成樹脂を混合・練り合わせる塗床材の製造方法に、塗床材に速乾性や耐油性、保水性、耐熱性、断熱性、滑り止め、耐磨耗性などの機能性を持たせた。粗打ちしたコンクリート床面に、直接に床材を塗り、張りするなどで床面形成の施工および工場の床補修工事を短時間で施工できる。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
エマルション調製用デバイス及び方法
(出願:H15.12.26)
特開2005-186026
(公開:H17.07.14)
エス・ピー・ジーテクノ株式会社 中島 昇
藤原 光輝
課題:乳化装置の準備や取り扱いの面倒な手間と操作の困難さを解消するばかりでなく、乳化装置が設備されていない場所、例えば、一般の家庭においても簡便にエマルション調製を行なうことができる。
解決手段:ディスポーザブルシリンジと接続可能なコネクター同士を突き合わせ、その間に円盤状のシラス多孔質ガラス膜製多孔体を挟んでエマルション調製用デバイスを作成する。乳化作業を行なう際には、各々のコネクターの端部に各々、分散相液体あるいは連続相液体を採取したシリンジを接続してプランジャを交互に押動させることにより、分散相液体と連続相液体が多孔体を介して交流しながら混合し、粒子径の揃った乳化エマルションを生成する。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
脱臭剤とその製造方法
(出願:H15.12.26)
特開2005-192600
(公開:H17.07.21)
吉澤石灰工業株式会社 松永 仁
亀山 勇
明石 英子
川島 健
課題:入手が容易な風化火山灰、代表的には関東ローム土を原料として使用し、安価な脱臭剤を提供すること。
解決手段:関東ローム土を、150〜800℃に加熱処理して、細孔分布のピークが10〜500オングストロームの範囲にあり、比表面積が50m2/g以上、好適には100m2/g以上である吸着剤を得る。好ましい加熱温度は、500〜700℃である。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
消煙、消臭を特徴とする>魚、肉類等の焼成用基板の製造方法
(出願:H16.01.08)
特開2005-192980
(公開:H17.07.21)
大迫 充 大迫 充
課題:魚、肉類等の焼成用基板において消煙、消臭効果に優れた基板の製造方法を提供する。
解決手段:焼成用基板の構成素材としてシラス(5mm以下)、細粒径骨材(0.6〜2.5mm)、セメント、特殊凝固材、高性能減水剤を規定量配合する。該配合材を成形型枠に流し込みバイブレーター併用で平滑に均す。一方、表層材としてシラスの微紛、火山灰、酸化チタン、粘土、無機質粘着材を適量配合して7〜13mm(二種類の造粒が必要)の造粒物を作り乾燥後、焼成(1130〜1300℃)して球状セラミックスを準備する。先に成型したシラスモルタルの硬化が進み表面水が無くなった頃(打設後40〜60分)球状セラミックスを該表面に散布しコテ押さえで粒径の半分程度押し沈め、次いで蒸気養生硬化させた焼成用基板の製造方法。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
遮光断熱材シート及びその製造方法
(出願:H16.01.08)
特開2005-193621
(公開:H17.07.21)
小幡 賀男 小幡 賀男
課題:建築用その他に用いられる遮光断熱材シート及びその製造方法において、充分な遮光性及び断熱性を有するとともに、曲げ性及び伸縮性を有するものを提供する。
解決手段:グラスウールシート等の表面に、見かけ密度の低い無機中空微粒子を高い体積分率で含むコーティング層を設ける。例えば、シラスバルーンをアクリル樹脂の水性エマルションに分散させた塗料を、グラスウールの表面に直接塗布してから常温で乾燥させる。この際の塗布は、例えば、吹き付けによる下地作りとローラ式による本塗りとの2段階で行う。不燃性の遮光断熱シートを得るためには、例えば、水ガラス系の材料、水硬セメントその他の無機硬化性成分からなる液にシラスバルーンを分散させたコーティング液を用いる。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
斜面に植生生育基盤を構築する方法
(出願:H16.01.07)
特開2005-194763
(公開:H17.07.21)
技研興業株式会社 佐藤 泰山
課題:火山噴出物の堆積地域や荒廃し裸地化した崩壊地や岩盤が露出した地山を、緑化資材を航空投下することにより緑化を行うことに関する。
解決手段:客土材、アルカリ資材、前記アルカリ資材と反応する自硬性物質、pH緩衝材、繊維、高分子系侵食防止材、および種子を混合してなる緑化資材を、地山の岩盤や崩壊地などの斜面の傾斜角度に応じ、前記客土材、アルカリ資材、このアルカリ資材と反応する自硬性物質の配合量を調節した上で、航空散布することを特徴とする斜面に植生生育基盤を構築する方法。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
壁紙、及び壁紙用表面処理剤、及び壁紙の改装方法
(出願:H16.01.27)
特開2005-211709
(公開:H17.08.11)
東リ株式会社 木寅 且彦
和坂 英雄
樋口 雅之
野口 昭彦
課題:本発明は、壁紙が汚れた際に貼り替えを行わずに塗料塗布によって改装する際に、塗料の塗工性に優れた壁紙を提供する。
解決手段:シラスバルーンを0.5〜18重量%含む表面処理剤を表面に塗工することにより壁紙を得る。壁紙表面と表面処理剤の間には、アンカーコート層が設けられている。この表面処理剤が塗工された上から水性ペンキなどの塗料で改装する。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
排水中に含まれる窒素・燐を除去する水路、部材および排水中に含まれる窒素・燐の除去方法
(出願:H16.02.19)
特開2005-230689
(公開:H17.09.02)
株式会社竹中工務店
株式会社竹中土木
株式会社エネルギア・エコ・マテリア
古川 靖英
斎藤 聰
石橋 正光
奥田 良三
澄川 健
樋野 和俊
課題:流路や閉鎖性水域において窒素・燐の同時浄化(除去)を図り、燐吸着剤の燐吸着能力を持続させ、燐吸着剤の回収を容易とするとともに水路の閉塞を防止する。
解決手段:排水中の燐との接触により水酸化アパタイトを生成する燐吸着剤を、加熱により液状化した窒素浄化剤を介して、水路本体に固定して成る。燐吸着剤は、カルシウム分を多く含んだ石炭灰、火山灰あるいは高炉溶融スラグ、廃棄物溶融スラグ、あるいは石炭灰由来の人工ゼオライトから成る粒状物であり、排水中の燐との接触により、不溶性の水酸化アパタイトを生成する。窒素浄化剤は、被処理排水の水温より高い温度の融点を有し、微生物により分解されて水素と有機酸あるいは微生物利用可能な有機物とを生成し脱窒を促進する有機炭素系水質浄化剤である。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
人工ゼオライトの製造方法
(出願:H11.09.03)
特開2005-231906
(公開:H17.09.02)
逸見 彰男
坂上 越朗
逸見 彰男
坂上 越朗
課題:ゼオライトは多くの用途が期待されているが、合成ゼオライトは原料及び合成法が限られ高価なものとなっている。従って、降下火山噴出物、焼却灰、廃ガラス、廃珪藻土、アルミニウムドロスなどのような未利用の資源を原料とし、品質が高く、均一でしかも安価な人工ゼオライトの製造方法を開発することが課題となっていた。
解決手段:珪酸およびアルミニウムを含む無機成分を、アルカリ水溶液中で加熱処理および超音波処理する人工ゼオライトの製造方法並びに珪酸およびアルミニウムを含む無機成分に、ガラス、珪藻土およびアルミニウムドロスの少なくとも1種または2種以上を加えて得た混合物を、アルカリ水溶液中で加熱処理および超音波処理する人工ゼオライトの製造方法を提供するものである。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
ゼオライトの製造方法
(出願:H16.02.27)
特開2005-239529
(公開:H17.09.08)
島宗 孝之
吉川 公
原 裕
島宗 孝之
吉川 公
原 裕
課題:ゼオライトは多くの用途が期待されているが、合成ゼオライトは原料及び合成法が限られ高価なものとなっている。従って、降下火山噴出物、焼却灰、廃ガラス、廃珪藻土、アルミニウムドロスなどのような未利用の資源を原料とし、品質が高く、均一でしかも安価な人工ゼオライトの製造方法を開発することが課題となっていた。
解決手段:珪酸およびアルミニウムを含む無機成分を、アルカリ水溶液中で加熱処理および超音波処理する人工ゼオライトの製造方法並びに珪酸およびアルミニウムを含む無機成分に、ガラス、珪藻土およびアルミニウムドロスの少なくとも1種または2種以上を加えて得た混合物を、アルカリ水溶液中で加熱処理および超音波処理する人工ゼオライトの製造方法を提供するものである。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
嵩高紙
(出願:H16.03.17)
特開2005-264354
(公開:H17.09.29)
三菱製紙株式会社 山口 輝史
課題:従来一般に言われている嵩高紙よりも大幅に密度を下げ、かつ粉落ちの問題がない嵩高紙を提供する。
解決手段:平均粒子径100μm以下のシラスバルーンを対パルプ1〜35質量%配合したパルプスラリーを用いて抄紙した紙であり、かつ表面に水溶性樹脂による塗工を施してなることを特徴とする嵩高紙。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
有害物質の浄化剤
(出願:H16.03.22)
特開2005-270685
(公開:H17.10.06)
朝倉 健太郎
株式会社東環
東洋プレキャスト工業株式会社
朝倉 健太郎
石丸 麟太郎
仁田尾 格
諏訪 早美
課題:製造コストが低廉で、かつ使用済み後の取扱が容易な浄化剤を提供する。
解決手段:有害物質の浄化剤は、有害物質を細孔構造により捕捉する、或は有害物資とCaイオンとの化学反応により捕捉する微細粒子を浄化剤の主成分とする。ここに、前記微細粒子としては、竹炭、木炭、貝化石、ゼオライト等のように細孔構造を保有した粒子、或はシラス、チタニア、貝化石、黄土、ゼオライト、苦土石灰、生石灰等のようにCaイオンを有する化学構造の粒子を用いる。そして、微細粒子の細孔構造により有害物質を捕捉する。またCaイオンと有害物質との化学反応により捕捉する。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
断熱材
(出願:H16.03.29)
特開2005-281051
(公開:H17.10.13)
株式会社佐伯建設
東レ株式会社
サカイ産業株式会社
東レ・デュポン株式会社
松本 正春
角久間 修
鈴川 研二
酒井 麓郎
塚本 光一
角田 敦
課題:吸水防止性に優れ、断熱性能に優れた工業的有利に製造できる断熱材、特にコンクリート内部打込み用断熱材の提供。
解決手段:セメント、シラスバルーン、及び発泡ウレタン又は発泡ポリスチレンからなる混合物を、連続繊維、布帛または連続繊維強化樹脂材とともに硬化させてなる断熱材であって、断熱材の表面に吸水防止剤が固着していることを特徴とする断熱材。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
有機物分解剤
(出願:H16.04.02)
特開2005-288381
(公開:H17.10.20)
株式会社サタコンサルタンツ 佐多 秋良
楠元 芳文
課題:天然のグラファイトシリカの特性と二酸化チタンの利用分野の展開を図るもので、特に、水中の有機物の分解剤としての機能の展開を図り、併せてシラスのような天然のアルミノ珪酸塩ガラスの利用を図る。
解決手段:グラファイトシリカ粉末とアルミノ珪酸塩ガラス粉末の混合物粒状体又は板状体の内部又は表層部・表面に二酸化チタン粉末を混合又は付着させたポーラス状の分解剤であって、それらに陶土のような天然成分を配合し、これを還元雰囲気中で焼成して、ポーラス状球状粒子、または、ポーラス状平板とする。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
低コストの木材乾燥室
(出願:H16.04.05)
特開2005-289032
(公開:H17.10.20)
伊藤 好則
伊藤 美佐子
伊藤 隼夫
伊藤 加織
伊藤 隼夫
伊藤 好則
課題:従来の木材乾燥室は、数千万円と高額であるため、斜陽産業となった国産材産業においては、国の助成金を得ることなくして自社で採用することは困難である。更に、生産性を高めるために短期間の高温乾燥が主流となっているが、短期間では割れ、ヒビ、反りを防ぐことは困難である。
解決手段:内槽材質および外装材質の双方に木質集成材を使用し、シラスバルーンにトルマリン粉末を混合させて形成されたプレートを乾燥室の内壁に装着させることで、約40℃という低い熱風であるにもかかわらず、蓄熱効果、断熱効果、及び遠赤外線効果を同時に得ることができ、約4日間で含水率8%前後を、割れ、ヒビ、反りがない乾燥室を実現することで課題を解決した。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
重金属固定化材、重金属固定化材の製造方法、地盤改良材の製造方法、及び処理対象土の処理方法
(出願:H16.04.16)
特開2005-306911
(公開:H17.11.04)
三菱マテリアル株式会社
宇部興産株式会社
橋村 雅之
戸田 靖彦
山本 靖弘
課題:重金属の固定化性、還元作用の持続性、固化処理土の強度発現性に優れ、高湿下においても硫化水素の発生が低減された重金属固定化材、その製造方法、その重金属固定化材を利用した地盤改良材の製造方法及び処理対象土の処理方法を提供する。
解決手段:石膏の酸化当量数に対する還元剤の還元当量数の比が0.3〜0.9である石膏と還元剤とが混合された原料を、還元雰囲気下、600℃〜1100℃で加熱処理する。これにより、硫化カルシウム4〜19質量%及び硫酸カルシウム57〜95質量%を含有する重金属固定化材を製造する。この重金属固定化材をセメントに混合してセメント系固化材を作製し、火山灰質粘性土に混合し固定化することにより、地盤改良材を製造することができる。また、重金属固定化材及びセメントを汚染土に混合し、硬化することにより、汚染土の重金属が十分固定化される。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
土壌中のカドミウムの不溶化処理方法
(出願:H16.05.10)
特開2005-319396
(公開:H17.11.17)
独立行政法人産業技術総合研究所
ドリコ株式会社
丸茂 克美
江橋 俊臣
成沢 昇
課題:工場跡地の汚染土壌や、建設発生土や残土から、カドミウムが地下水へ拡散することを防止するための土壌中のカドミウムの不溶化処理方法を提供する。
解決手段:優れた陽イオン交換能を有する人工ゼオライトを使用することで、汚染土壌中のカドミウムの不溶化を行う。土壌に人工ゼオライトを混合することで土壌間隙水のpHが上昇するため、土壌中に元来含まれる自然由来の砒素が溶出する場合、優れた陰イオン交換能を有する鉄質風化火山灰を混合することで自然由来の砒素の溶出を防止する。尚、不溶化剤として使用する人工ゼオライト、鉄質風化火山灰は低コストでかつ人体には無害であるので、本発明により、経済的に低コストで安全な土壌中のカドミウムの不溶化処理方法を提供する。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
>固化材組成物及び処理対象土の固化処理方法
(出願:H16.06.10)
特開2005-350556
(公開:H17.12.22)
宇部興産株式会社 田坂 行雄
江川 本隆
五十嵐 秀明
課題:黒ぼくなどの火山灰質有機質土の固化処理において、固化強度の改善された固化材組成物を提供することを目的とする。
解決手段:固化材組成物は、生石灰または石灰系固化材と、塩素バイパスダストを含有し、該固化材組成物中の、塩素量の遊離酸化カルシウム量に対する質量百分率〔(塩素量/遊離酸化カルシウム量)×100〕は0.15〜25%である。また、石灰系固化材は、生石灰48〜85質量%、セメント0〜40質量%、せっこう5〜15質量%を含有する。
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