関連(含シラスバルーン)公開特許/〜平成16年(2004年)公開(36件)

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発明の名称 公開番号 出願人 発明者
軽量焼結体の製造方法
(出願:H14.05.28)
特開2004-002127
(公開:H16.01.08)
神村 光男
久井 一也
神村 光男
久井 一也
課題:軽量焼結体の製造方法の改良。
解決手段:焼成磁器化時発泡の無機質組成(シラス等の天然ガラス質含有鉱物または長石とベントナイト、粘土をベースにし、これに発泡剤を加えたもの)とそれより高耐火度で焼成収縮性のアルミナ−珪酸質バルーンを前者が70〜40重量%、後者が30〜60重量%の配合率で混合し、これを原料にして形成した成形体を焼成する。成形体の形成は、無機質組成を湿式粉砕した後、乾燥、粉体にしてバルーンと混合して乾式プレス方式で行うか、無機質組成を湿式粉砕し、泥漿にしてバルーンと混合して鋳込み方式で行うか、の何れでもよい。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
シラスを用いた低強度モルタル充填材
(出願:H15.08.28)
特開2004-002203
(公開:H16.01.08)
高橋 宏治
堀井 洋祐
安武 篤久
安田 正雪
末岡 英二
佐野 清史
高橋 宏治
堀井 洋祐
安武 篤久
安田 正雪
末岡 英二
佐野 清史
課題:地山の空洞に充填される充填材として、既存の生コン工場を使用するのが困難などの制限があるエアモルタル充填材に代る低強度モルタル充填材を開発する。
解決手段:地山の空洞に充填される低強度モルタル充填材として、セメント、フライアッシュ、シラス、水を練り混ぜたモルタルを用いる。この低強度モルタル充填材には、シラスが単位容積当り800Kg/m3以上含まれる。また、低強度モルタル充填材のモルタルフローが180mm以上に設定されている。シラスSHと、セメント及び無機質系粉末とを合わせた粉体Pとの重量比SH/Pが2.5以上である。また、無機質系粉末FAと、セメント及び無機質系粉末とを合わせた粉体Pとの重量比FA/Pが0.7以上である。また、水WとセメントCとの重量比W/Cが4.0以上である。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
電源装置
(出願:H14.06.10)
特開2004-014408
(公開:H16.01.15)
二瓶 満吉
佐藤 史郎
二瓶 正裕
東 學
課題:本発明は、電気の供給が水の補充を行うことで半永久的に可能な新規の、水で発電する環境にやさしい電源装置を提供することを目的とするものである。
解決手段:本発明は、グラファイトシリカとシラスと霊芝との粉末状混合物(減極剤)を電子を送り出す起電物質として機能できる状態で貯蔵した貯蔵部を備えている電池タイプのものであって、亜鉛材料製貯蔵部容器の中央に炭素電極を設け、また同容器に水の開閉蓋付き補給口を設けたものである。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
芝生地化方法、芝マット製造方法、芝マット
(出願:H14.06.17)
特開2004-019256
(公開:H16.01.22)
梅原 二郎 梅原 二郎
課題:校庭などの土地に水はけの良い芝生地を設ける。
解決手段:芝生地化方法は、裸地を芝生地にするための方法であって、以下の工程を備えている。
◎グラウンドに排水構造を設ける排水構造設置工程
シラスからなる土層を有する芝マットをグラウンドに貼る芝貼り工程
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
シラスを利用した加湿装置
(出願:H14.06.21)
特開2004-028380
(公開:H16.01.29)
株式会社高千穂 新留 昌泰
課題:シラスを利用し、かつ無駄な電気エネルギーを使用することなく、屋内を常に快適な湿度に維持することのできる加湿装置を提供することを目的とする。
解決手段:上部の空いた容器に、シラスが水に浸漬している浸漬層と該浸漬層上にシラスが湿った状態である湿水層とが形成されるようにシラスおよび水が充填されている蒸発部、蒸発部内の水位を一定に保つように水を供給する給水部、蒸発部と給水装置とを連結する水路、を少なくとも備え、湿水層から蒸発する水の量が周囲の湿度によって自然に調整されることを特徴とする加湿装置を提供する。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
生石灰を用いた石油系汚染土壌の早期浄化方法及び緑化法
(出願:H14.07.15)
特開2004-042011
(公開:H16.02.12)
植田 徹
松本 聰
植田 徹
柴田 悟
松本 聰
課題:石油系汚染土壌等を、(1)低コストで、迅速に、環境に優しい形態で浄化する方法、(2)浄化処理済みの土壌を用いて緑化する方法、(3)前述の2処理を行うためのプラント設計法、の3つを提供する事を課題とする。
解決手段:上記目的を達成するためには、石油系汚染土壌に水を加えスラリー化した上で、生石灰等のアルカリ剤添加と過酸化水素添加と加温加圧処理の3処理を組み合わせればよい。あるいは、土壌スラリーに硫化鉄、硫酸第一鉄等の二価の鉄イオンを供給しうる鉄化合物、若しくはそれらを含む火山灰、鉄鋼スラグと過酸化水素添加を組み合わせるフェントン反応を用いても良い。また、更に必要なら、(1)オゾン、光照射、次亜塩素酸等の各種酸化処理、(2)触媒、(3)曝気、若しくは撹拌、(4)活性炭等炭化素材添加の計4処理のうちの1つ、若しくは複数を組み合わせれば更に分解能を促進させる事ができる。また、土壌等の加温処理(常温〜100℃)を行う場合は、スラリー化した汚染土壌等を地中等に設置した容器内に入れた上で、電極を設置し通電により発生したジュール熱を利用できるよう設計されたプラントを用いても良い。また、地熱発電所、精錬所、原子力発電所、火力発電所、ゴミ等焼却場等の大量の熱を発生するプラントの高熱工業排水あるいは温泉水を用いて、請求項1〜5の方法を用いて浄化を行えるよう設計された省エネ型浄化プラントを設置したり、請求項1〜5の方法を行える設備一式(スラリー等を撹拌可能な装置、過酸化水素等酸化剤添加装置、生石灰等アルカリ剤添加装置、紫外線照射装置、触媒添加装置、加熱装置、加圧装置等)を設置し、原位置で石油等に汚染された土壌や海水等を浄化できるよう設計された移動車両・船舶プラントを用いるのも効果的である。更に、これらの方法を用いて部分浄化した土壌等に植栽を行う事を特徴とする植物環境修復法もしくは緑化法や、該土壌等に、植栽を行わずに単に有害物質分解微生物群や堆肥を添加する微生物環境修復法も効果的に働く事が期待される。また、油状汚染土壌等をこれらの方法を用いて処理した処理物を酸性土壌矯正用の土壌改良材、若しくは肥料として花卉栽培、林業等に用いるのも、資源循環促進、処理コスト回収の両面で有効である。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
ウエーブ・カール用パーマ液
(出願:H14.07.11)
特開2004-043356
(公開:H16.02.12)
深井 利春 深井 利春
課題:人体に無害で、自然環境を損なわず、カールした毛先の先端を整えて長持ちさせるようにしたウエーブ・カール用パーマ液を提供するものである。
解決手段:最初にイオン交換樹脂に通過させ、その後トルマリンとアルミニウム,ステンレス及び銀のうちの少なくとも1つから成る金属とを混在させたものと、黒曜石,真珠岩及び松脂岩のうちの少なくとも1つから成る岩石とのどちらか一方を先に他方を後に通過させた水(創生水)を煮沸してpHを8.5≦pH≦10.0にしたものの重量比25%〜50%と、1リットルの水に対し炭酸水素ナトリウムを10g〜200g入れたものの重量比25%〜50%と、L−システインの重量比5%〜25%とを混合してパーマ液の第一液とする。このパーマ第一液は、毛髪のS−S結合を切断して毛髪にカールをかけ易くする。前記創生水の重量比15%〜35%と、クエン酸または梅酢の重量比15%〜35%と、炭酸水素ナトリウム30%〜70%とを混合したものをパーマ第二液とする。このパーマ第二液は毛髪のカール状態を長時間保持することができる。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
不織布層を有する積層体
(出願:H14.06.21)
特開2004-050688
(公開:H16.01.29)
新日鐵化学株式会社 平戸 靖浩
課題:機械的強度が高く、耐水性に優れ、吸放湿機能、調湿、除湿、カビ抑制効果を有し、かつ粉落ち防止、意匠性、生産性の優れた積層体を提供する。この積層体は、建築内装材、天井材、壁材等として有用である。
解決手段:フライアッシュ、白土、シラスバルーン、パーライト、発泡ガラス、微粉末シリカ等のシリカ質原料と、NaOH等の水酸化アルカリ(XOH)を主成分とする水共存下の混合物であり、混合物中のシリカ質原料中のSiO2分とアルカリ中のアルカリ金属分(X)の重量比が0.05≦X2O/SiO2≦0.20である混合物を、不織布上に散布積層した後、上部表面に不織布を配置し、熱プレスにより一体成形して得られる両表面に不織布層を有する積層体。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
高強度ドライモルタル及びその製造方法
(出願:H14.07.17)
特開2004-051398
(公開:H16.02.19)
三菱マテリアル株式会社
宇部興産株式会社
川端 秀和
朝倉 悦郎
課題:水硬性クリンカーから直接ドライモルタルを製造することができ、高強度が得られ、安定した品質のドライモルタルを得ること。
解決手段:本発明のドライモルタルは、水硬性クリンカー65重量%以上、石膏5重量%以下及び混合材30重量%未満からなる。水硬性クリンカーが最大粒径10mmで1μm〜10mmまで連続した粒度分布を有し、また混合材がポゾラン反応性を有する無機微粉末及び/又は潜在水硬性を有する物質及び/又はこれら物質を含むセメントであり、更に混合材がフライアッシュ、シリカフューム、火山灰等を含むか、又は高炉セメント、シリカセメント又はフライアッシュセメント等を含むセメントでもよい。本発明のドライモルタルは、水硬性クリンカー、石膏及び混合材を混合し、かつ同時粉砕し、該粉体を公称目開き5mmのふるいでふるった場合、粉体全体の10重量%未満がふるいに残る粒度のものを得る。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
路盤の融雪構造
(出願:H14.07.31)
特開2004-060399
(公開:H16.02.26)
日本アーク開発株式会社 石岡 道博
課題:路盤表面に熱を与えることによって融雪を行うシステムであって、即時融雪が可能で経済負担を低減する。
解決手段:路盤の表面下に蓄熱層を設け、この蓄熱層に接する位置に加熱手段を配する一方、前記蓄熱層の熱および加熱手段が発生する熱を、加熱手段の下方土中に伝導する複数本の蓄熱伝導パイプを設け、蓄熱伝導パイプは、上端部と、下端または側面に空気解放用の開口を備える。蓄熱層は、砂、砂利、火山灰、コンクリート等を利用する。その上下の設計寸法を30cm〜60cmとし、その内部に温度センサを設け、20℃を中心として加熱手段を駆動する。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
電波吸収体
(出願:H14.09.02)
特開2004-091285
(公開:H16.03.25)
鹿児島県 尾前 宏
上薗 剛
永吉 弘己
袖山 研一
濱石 和人
課題:無機発泡軽石や火山噴出物、セメント、電波吸収材等の無機材料のみを用いることで、不燃性に優れ軽量で長期耐久性に優れた電波吸収体用組成物およびこの組成物を用いた電波吸収体の製造方法を提供することを課題としている。
解決手段:平均粒径0.5〜6.2mmでゆるみ見掛比重0.24〜0.49の無機発泡軽石と、セメントと、水を主成分とし、必要に応じて電波吸収材、高性能減水剤、平均粒径0.1〜1μmの非晶質シリカを含ませることができる電波吸収体用組成物や、平均粒径0.3〜10mmでゆるみ見掛比重0.79〜1.7の火山噴出物と、セメントと、水を主成分とし、必要に応じて電波吸収材、高性能減水剤、平均粒径0.1〜1μmの非晶質シリカを含ませることができる電波吸収体用組成物と、それらを用いた電波吸収体の製造方法や電波吸収体の施工方法を提供するものである。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
難燃剤及びその難燃剤を含浸させた建築用木質部材
(出願:H14.09.17)
特開2004-106294
(公開:H16.04.08)
伊東 繁 伊東 繁
課題:本発明は、火災に際しての発煙を抑え、残炎を極めて少なくし、かつ有害物質の発生をなくした不燃化或いは難燃化の建築用木質部材を得ることのできる不燃剤或いは難燃剤を提供することである。また、これら難燃剤を含浸・塗布した建築用木質部材を提供するものである。
解決手段:火災に対して有効な不燃化或いは難燃化の建築用木質部材を実現するために、シラスの上澄み液にホウ酸および硼砂を加えたことを特徴とする難燃剤を作製し、それを木材に加圧注入させ、上記にある付加価値を得た建築用木質部材を可能とする。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
建築外壁材及び外壁の製造方法
(出願:H14.09.19)
特開2004-108053
(公開:H16.04.08)
株式会社高千穂 新留 昌泰
課題:通気性を維持しながら外壁内への雨水の浸入を防止する建築外壁材及び外壁の製造方法を提供する。
解決手段:ベニヤ板の外面に装着された防水シートと、防水シートに装着されたラス網と、ラス網を挟んで防水シートに密着するように塗布され、乾燥シラス、普通セメント、ケイ酸マグネシア、メチルセルロース、天然セルロースを含む第1の壁材と、第1の壁材に密着するように塗布され、乾燥シラス、白セメント、ドロマイトプラスター、ケイ酸マグネシア、メチルセルロース、天然セルロースを含む第2の壁材とから成る建築外壁材。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
充填材及び保水性舗装
(出願:H14.06.21)
特開2004-116174
(公開:H16.01.29)
太平洋セメント株式会社 梶尾 聡
小畠 明
課題:透水性コンクリート、透水性アスファルト又は透水性樹脂硬化体の空隙中に充填する保水性を有する充填材及び夏季の直射日光による表面温度の著しい上昇を抑制することができる保水性舗装を提供する。
解決手段:真珠岩及び/又は黒曜石の粉粒体を含有する充填材。前記充填材は、充填作業の向上の観点から水を含むことが好ましく、また、該充填材の流失等防止の観点から、セメントを含むことが好ましい。保水性舗装は、透水性コンクリート、透水性アスファルト又は透水性樹脂硬化体の空隙中に上記のいずれかの充填材を充填して構築する。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
有機質肥料の製造方法
(出願:H14.11.21)
特開2004-168614
(公開:H16.06.17)
若月 利之
栗田工業株式会社
若月 利之
松井 謙介
柴田 健
松岡 かおり
増永 二之
課題:有機汚泥や生ごみ、畜糞等の有機性廃棄物を加熱乾燥した後、熱処理することにより、短時間で効果的に腐植化を進行させて、良質の腐植化物を含む有機質肥料を製造する方法を提供する。
解決手段:加熱乾燥後の熱処理工程において被処理物を150〜200℃で2〜40時間保持することにより腐植化を十分に進行させる。有機性廃棄物に、火山灰、軽石粉末、酸化アルミニウム、酸化鉄、カオリナイト、酸性白土等の無機触媒を添加することにより、腐植化のための熱処理温度及び時間を低減することができる。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
多孔質ガラス成形体とその製造方法
(出願:H14.11.26)
特開2004-175603
(公開:H16.06.24)
株式会社ビー 岡本 覚
課題:導電性や蛍光性を備えた付加価値の高い多孔質ガラス成形体を、廃ガラスを主原料として容易に製造できるようにする。このことで廃ガラスのリサイクルを促進する。
解決手段:色付き瓶などの廃ガラスを粉砕したガラスカレットの表面に、接着手段を用いて火山灰などの無機質パウダーを付着させ、これに金属や蓄光材の粉粒物を混入して型枠内に入れ、700〜800℃で焼成した。このことで、ガラスの表面に針状結晶を析出させ、この針状結晶でガラス粒同士を、間隙を有した状態で強固に一体化し、上記粉粒物をガラス成形体内に封止することとした。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
負帯電シラス及びその製造方法
(出願:H14.11.29)
特開2004-182495
(公開:H16.07.02)
高松 邦明
大原 成子
高松 邦明
大原 成子
課題:人体に直接負電荷を供給して、体液等の流れを良くし、血圧下降、血糖減少、血管拡張及び利尿促進等の生体作用を生じさせることができる負帯電シラス及びその製造方法を提供する。
解決手段:負に帯電させた石英坩堝内にシラスを静置し、負に帯電した粒状又は粉末状のSi又はSiOx(0<x≦2)をガラス棒に封入してなる負電荷付与手段を地中に埋設した場所で、静置処理したシラスを焼成して、負帯電シラスを得る。この帯電シラスを香粧品及び健康食品等に用いることにより、人体に直接負電荷が供給され、人体の体液等の流れが良くなり、血圧下降、血糖減少、血管拡張及び利尿促進等の生体作用が生じる。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
身体用洗浄料及びその製造方法
(出願:H14.11.29)
特開2004-182608
(公開:H16.07.02)
高松 邦明
大原 成子
高松 邦明
大原 成子
課題:皮膚の新陳代謝を促進させ、洗浄後の皮膚,髪の乾燥、髪のもつれを良好に防止することができる身体用洗浄料及びその製造方法を提供する。
解決手段:負に帯電させた石英坩堝内にシラスを静置し、負に帯電した粒状又は粉末状のSi又はSiOx(0<x≦2)をガラス棒に封入してなる負電荷付与手段を地中に埋設した場所で、静置処理したシラスを焼成し、焼成したシラスを界面活性能を有する材料に混合して、身体用洗浄料を得る。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
流体浄化装置
(出願:H14.12.12)
特開2004-188333
(公開:H16.07.08)
長谷川 得一郎 杉本 斉
長谷川 得一郎
課題:汚染流体を、光触媒作用により効率よく浄化するとともに、メンテナンスが不要で、低コストで製品化できる流体浄化装置を提供する。
解決手段:透明ガラス製の容器本体の下部には流体流入口部、上部には流出口部が設けられている。容器本体の内部には多数の無機質接触粒状体が装填されている。接触粒状体は、ガラスバルーン、シラスバルーン等の無機質素材で造られた粒状中空体の表面に光触媒物質を定着させたものである。この接触流動体は、流体の流入圧によって流動する。接触粒状体は多孔支持体により支持されている。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
屋上緑化用培土、屋上緑化設備、屋上緑化方法
(出願:H14.12.26)
特開2004-201632
(公開:H16.07.22)
株式会社銭高組
梅原 二郎
ユニチカファイバー株式会社
中瀬 助和
安部 聡
佐伯 悌
梅原 二郎
岡本 旬司
石川 州洋
森口 芳文
金築 亮
課題:軽量で、十分な排水性を有する屋上緑化用培土を提供すること。
解決手段:屋上緑化設備は、屋上のコンクリート地の表面に防根シートを敷設し、その上に排水層として排水性基盤材が敷設され、排水性基盤材の上には、セパレーターが設けられ、さらにその上に培土層としてシラス培土が盛土されている。植物はシラス培土に定植されている。シラス培土は、シラス(または機能性有機物圧入シラス)を主成分とするものが好ましく、培土中において、シラスを40重量%以上含み、シラス以外の成分として、例えば鹿沼土、バーク堆肥、木炭等を配合することが好ましい。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
グリルボード
(出願:H15.01.16)
特開2004-215945
(公開:H16.08.05)
クリーンエコ株式会社 工藤 悦男
課題:食品素材を一層好適に調理し得るグリルボードを提供する。
解決手段:粒径1mm〜8mmのシラスバルーンを35〜55重量%、粒径50〜300ミクロンのシラスバルーンを3〜15重量%、粒状のトルマリン石を1〜10重量%にして配合し、ケイ酸ナトリウム及びアルミナセメントにより凝固させ、グリル内に設置し得るよう形成される。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
塗料添加剤及び同添加剤を含有する塗料
(出願:H15.02.05)
特開2004-238454
(公開:H16.08.26)
株式会社和光興産 有野 豊彦
課題:海洋環境に悪影響を及ぼすことなく、海洋生物の付着防止効果を発揮し、また遮熱断熱防菌効果にも優れ、燃料費や冷暖房費も削減できる防汚防菌遮熱断熱性に優れた塗料添加剤及び塗料を提供する。
解決手段:添加剤の全重量に関して、稀土石から選択される少なくとも一種20〜50%、電気石5%〜20%、ジルコン石、シラスバルーン二種混合30%〜30%混合してなるもので、添加剤の粒子径は、望ましくは1〜15μmの範囲内とされる。また、かかる添加剤を含む塗料は、更に、シラスバルーン等の微小中空真空セラミック球体を追加添加することが考えられ、その微小中空セラミック球体の粒径は望ましくは5〜100μmの範囲である。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
NOx除去装置用放電リアクタ
(出願:H15.02.04)
特開2004-116174
(公開:H16.08.26)
伊藤 泰郎
富士電機ホールディングス株式会社
伊藤 泰郎
田村 雅之
江原 由泰
岸田 治夫
東 學
瑞慶覧 章朝
安本 浩二
課題:実車に搭載する場所を確保することができ、重量付加による燃費の低下を引き起こすことのない、高除去効率のディーゼルエンジン用NOx除去装置用放電リアクタの提供。
解決手段:一対の電極板と、該電極板上に設けられる誘電体層と、該誘電体層の間に設けられる充填層とを有し、該充填層にトルマリンとシラスとを混合したペレットを充填されていることを特徴とするNOx除去装置用放電リアクタ。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
表層材と内層材を一体化した建材の製造方法
(出願:H15.02.14)
特開2004-243748
(公開:H16.09.02)
大迫 充
藤代 登美子
大迫 充
藤代 登美子
課題:吸水率が小さく、難燃、防火、耐久性のある表層材(外部)と吸湿、断熱、吸音、防火性のある内層材(内部)とが一体化した建材を提供する。
解決手段:表層材の主構成材として未利用資源の微粒子で有る硅石紛、砕石紛とセメント、特殊混和剤の調合混練物を型枠に投入して平滑に均した後、その上に内層材として古紙、シラス、軽石、セメントおよび混和材に適量の水を加えた混連練物を投入して平滑に均して成形する。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
良質コンクリート
(出願:H15.02.24)
特開2004-256316
(公開:H16.09.16)
株式会社鎌田工業 鎌田 政人
佐藤 勇一
強度及びコストの両方を満足できるとともに、骨材自体の改善を図ることにより高強度でかつ良好な流動性を有する良質コンクリートを提供する。 課題:
解決手段:鹿児島県桜島火山の火山灰および火山礫をベースとする細骨材と、セメントに対する比率1〜30wt%(細骨材に元々含まれる微粉末量を含む)の桜島火山灰由来の微粉末からなる混和材と、セメント硬化材とを含む良質コンクリート。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
排水処理用担体
(出願:H15.03.05)
特開2004-267838
(公開:H16.09.30)
株式会社東芝 松永 健太郎
吉満 哲夫
小山 充彦
森山 英重
鈴木 信和
吉野 正人
小野田 裕子
課題:石炭灰、焼却灰などの灰類や、使用後の飲料水ボトルなどから回収されたポリエチレンテレフタレートなどを再利用して用い、活性汚泥を構成する微生物を担持し、効率的な排水処理のできる排水処理用担体を実現する。
解決手段:焼却灰または石炭灰から重金属を取り除いた処理スラグと、シラス灰やフライアッシュを熱処理して形成した中空粒子と、処理スラグと中空粒子とを固着するバインダーとしての粘土や熱可塑性樹脂とを用い、かさ密度が1.00〜1.03g/cm3となるように成形された排水処理用担体を構成する。この排水処理用担体には微生物付着性を向上させる酸化アルミニウムなどの水中で正帯電を示す物質を混合することができる。この排水処理用担体を排水処理槽に投入することにより、活性汚泥を構成する微生物を効率よく担持し、曝気水流に対しよく流動し、排水処理槽の処理効率を高めることができる。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
木質セメント板及びその製造方法
(出願:H15.03.18)
特開2004-277264
(公開:H16.10.07)
ニチハ株式会社 渡木 勲
課題:建物の火災もしくは延焼火災発生時において、耐力壁や非耐力壁構造の防耐火性能を向上させるために、耐クラック性や熱的安定性、強度などの性能を満足させる木質セメント板とその製造方法を提供することを目的とするものである。
解決手段:セメント、木質補強材、シラスバルーンを含む珪酸含有物質、偏平状鉱物、水酸化物、を配合した表裏層と芯層からなる木質セメント板において、シラスバルーンは珪酸含有物質中において所定の割合で添加され、オートクレーブによる養生を行うことによってこれらの性能を満足させることができた。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
交流電源発生制御装置
(出願:H15.03.12)
特開2004-282809
(公開:H16.10.07)
吉川 利夫
ジー・オー開発機構株式会社
吉川 利夫
課題:火山灰を使用した発電体電気エネルギーの持つ復元的特性の有効利用のためになされたもので、本願発明者によりその特性に着眼し開発した火山灰使用の発電体素子を使用して、多段階複電圧の形成と形成された多段階複電圧より連続使用可能の多段階交番電圧を形成する交流電源発生制御装置を提供する。
解決手段:本発明の交流電源発生制御装置は、発電に使用する複数の異種電圧を持つ複数の発電体ユニット群と、発電体ユニット群の各ユニットを組合せて多段階複電圧を形成する切換回路と、形成された多段階複電圧より多段階交番電圧を形成する正逆切換手段と、形成された多段階交番電圧の波形成形手段とよりなる。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
衝撃緩衝材
(出願:H15.03.25)
特開2004-285785
(公開:H16.10.14)
三ツ星ベルト株式会社 山之内 徳雄
田川 孝之
三輪 朋広
課題:道路の分岐部、路側帯等に用いられる衝撃緩衝材であって、衝撃に対して発生初期から大きすぎず適度な反発力を示すとともに一定の反発力を長く持続し、また製造が容易であるとともに不燃性であるという優れた衝撃緩衝材を提供する。
解決手段:シラス材100質量部に対してバインダーを1〜20質量部からなる衝撃緩衝材であり、更にはシラス材の粒径が5〜18mmとするとともにバインダーを無機系のバインダーとする。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
セメント系固化材および地盤改良方法
(出願:H15.03.31)
特開2004-299972
(公開:H16.10.28)
住友大阪セメント株式会社 安井 豊次
鈴木 康範
吉原 正博
課題:関東ロームに代表される火山灰質粘性土は一般土と比べて六価クロムが溶出されやすい。従来のカルシウムアルミネート系鉱物を混合してなるセメント系固化材は該六価クロムの溶出は効果的に防止し得るが、改良処理された地盤の強度増進が十分でない。本発明は、斯かる問題点に鑑み、火山灰質粘性土を地盤改良する場合であっても、六価クロムの溶出を防止でき、しかも十分な強度増進効果の得られるセメント系固化材および地盤改良方法を提供することを課題とする。
解決手段:カルシウムアルミネート系クリンカ鉱物を含有し、且つ該カルシウムアルミネート系クリンカ鉱物に対して0.1〜1.0質量%の硫化物硫黄が含有されてなることを特徴とするセメント系固化材による。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
コーティング炭化ボード
(出願:H15.04.04)
特開2004-307314
(公開:H16.11.04)
株式会社中国シイ・エス・ケー 岡野 弘之
課題:炭化ボードの欠点として,表面強度が脆く,微粉飛散の恐れがあり,手作業又は流通面で粉炭険悪感があり,更には黒一色による汎用性が乏しく市場性商品としては課題がある
解決手段:炭化物ボードと同様の多孔質素材である石炭灰,火山灰,ゼオライト等またはこれらの混合複合材をボード表面にコーティングすることによって、炭化ボードがもつ特性を損なうことなく、市場商品としてより付加価値の高い商品を提供する。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
凝集助剤及び凝集助剤スラリーの配管固着抑制方法
(出願:H16.03.31)
特開2004-314067
(公開:H16.11.11)
三井金属鉱業株式会社 小峰 秀夫
山本 正彦
課題:配管を長期にわたって安定して使用することができる凝集助剤及び凝集助剤スラリーの配管固着抑制方法を提供すること。
解決手段:二酸化珪素を主成分とする天然火山ガラスを焼結炉で急速に加熱、膨張させた後に破砕し、不規則な形状、細かく、硬く、尖った端部形状、浮水性の小さい特性を持った濾過助剤とし、この濾過助剤を所定の重量比で凝集助剤に混合し、凝集助剤スラリーが流れる配管内壁の付着物を研磨して除去するようにして流す。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
水に浮く殺菌・浄化・消臭ボール
(出願:H15.05.08)
特開2004-307314
(公開:H16.11.25)
江川 芳信
佃 久和
江川 芳信
佃 久和
課題:水中での殺菌、浄化効果はもとより、水上の空気中での消臭、脱臭効果、マイナスイオン効果をも発揮できる殺菌・浄化・消臭ボールを提供する。
解決手段:見掛け比重1未満のシラスバルーンからなる球芯材の表面に、銀イオンを含有するゼオライト膜をコーティングして、全体として水に浮く軽量な球形に形成されてなる。シラスバルーンにはアルミナとジルコニアを1〜10重量%混合する。ゼオライト膜中には、天然放射性希土類鉱石を含有する遠赤外線放射セラミックスを添加する。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
シラスプラコンクリート、その製造方法とその製品
(出願:H15.05.05)
特開2004-331486
(公開:H16.11.25)
吉迫 洋 吉迫 洋
課題:軽量で高い強度のシラスプラコンクリート製品を提供する事を目的とする、近年火山噴出物シラス)の有効利用や廃プラスチックの再生利用が種種検討されているが、いまだ多量に再生有効利用できる製品づくりに苦慮されている。
解決手段:(1) 本発明は、火山噴出物シラス)を基材として、各種廃プラスチックを混練した粒状物を骨材として、セメントをバインダーとなし、水を附加しコンクリートミキサーで練り上げ型枠に流しこんで成型して得られる成型加工品の製造方法である。
(2) 一般のコンクリート製品は砂、砕石、セメント、水とを練りあわせた二次製品とくらべ、シラスプラコンクリート製品は軽量であるため輸送コストが低減され、取り扱いが簡単である。
(3) 一般のコンクリート製品と比べ軽量である為特にガーデン施設や屋上緑化施設などの製品をつくれることを提案する
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
耐火性仕上げ構造及び耐火性仕上げ工法
(出願:H15.05.13)
特開2004-339712
(公開:H16.12.02)
菊水化学工業株式会社 高田 泉
関 正明
課題:火災時においても、繊維強化樹脂層が熱劣化せず、有毒ガスの発生がない耐火性仕上げ構造及び耐火性仕上げ工法を提供すること。
解決手段:耐火性仕上げ構造は、コンクリートから成る基材層の上に、エポキシ樹脂又はMMA樹脂の中に強化材としてビニロン繊維ネットを含浸した繊維強化樹脂層と、シラスバルーンを骨材として含むポリマーセメントモルタルから成る遮熱断熱層(セメントモルタル層)と、発泡性耐火塗料層と、を順次積層した構成を備える。
発明の名称 公開番号 出願人 発明者
筒形ガラスフィルターとその製造方法
(出願:H15.05.30)
特開2004-351358
(公開:H16.12.16)
岡本 覚
株式会社奥村坩堝製造所
三好 昌雄
岡本 覚
課題:強度が高く、かつ濾過能力も高いガラス製のフィルターをコスト低廉に提供することを目的とする。
解決手段:表面に接着手段を用いて焼却灰や火山灰などの無機パウダーを付着させた多数のガラス粒を、金属やセラミックなどの硬質材で分割可能に形成された外筒体と、紙や木などの炭化する材料で形成された内筒体との間に収容した。そして、これを炉内に入れ、700〜800℃で焼成することにより、ガラス粒の表面に針状結晶を析出させ、この針状結晶でガラス粒同士を強固に連結一体化し、同時に内筒体を炭化させ、この内筒体を焼成されたガラスフィルターから容易に取り除けるようにした。
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