平成22年(2010年)7 月 〜 9 月 公開特許(23件)
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
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微細炭化珪素、微細窒化珪素、金属シリコン、塩化珪素の製造方法 | (出願:2008.12.29) 特開 2010-155761 (公開:2010. 7.15) | 国立大学法人秋田大学 中央シリカ株式会社 | 村上 英樹 |
【課題】本発明は、珪藻土粒子の微小形態と多孔構造を利用し、高機能材料の物質となる、微細炭化珪素、微細窒化珪素、金属シリコン、塩化珪素を作製する製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の微細炭化珪素、微細窒化珪素、金属シリコン、塩化珪素等、高機能材料の前記物質は、珪藻土粒子の微小形態と多孔構造を活かして作製する。たとえば微細炭化珪素の場合は、珪藻土原土又は焼成珪藻土内部に、コロイド溶液化した活性炭や黒鉛等の粉末炭素、フラーレンやカーボンナノチューブ等の炭素物質を含浸させ、乾燥後、不活性ガス雰囲気下、1500°C まで加熱して得られる。炭素源は珪藻土内に無数に存在する珪藻土粒子の粒界や細孔内で二酸化珪素と反応を起こし、炭素源の形状を維持した、微細炭化珪素が合成される。又、炭素源の形状が維持される性質を利用し、予め炭素源を等粒に揃えておくことにより、等粒微細炭化珪素も作製できる。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
発泡材入複合レンガ | (出願:2009. 1. 9) 特開 2010-158659 (公開:2010. 7.22) | 栗栖 熈 | 栗栖 熈 范 英杰 |
【課題】従来から有る建築用レンガを、軽量で強度があり耐熱と断熱効果のある物にするために、軽量物質としてパーライト、補強物質としてガラス繊維、硬化物質として酸化マグネシウム、燐酸、燐酸三納、を塩化マグネシウム20%水溶液にて混合撹拌し型に流し入れ硬化させる。硬化後離型し乾燥する。乾燥後変性アクリル樹脂塗料と防水セメントを混合した水性塗料で全面塗装した建築用レンガを提供する。
【解決手段】発泡材パーライトと補強材ガラス繊維を酸化マグネシウム、燐酸、燐酸三納「中国名」、塩化マグネシウム20%水溶液の混合物で硬化する。硬化後、変性アクリル樹脂塗料と防水セメントを混合した水性塗料で塗装した防水皮膜「4」を特徴とする。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
法面および法面の形成方法 | (出願:2009.11.20) 特開 2010-168888 (公開:2010. 8. 5) | 東京インキ株式会社 国立大学法人北見工業大学 | 鈴木 輝之 雨宮 盛児 |
【課題】本発明の目的は、凍上によって崩壊せず、法面が植生可能で、簡単に施工できるハニカム状立体補強材を用いた法面およびその形成方法を提供することである。
【解決手段】成形した法面上に、多数のセルからなりハニカム構造をしたハニカム状立体補強材を展帳して設置し、該セルに火山灰を充填した火山灰ハニカム層を設置したハニカム補強法面。前記火山灰が、非凍上性火山灰であるハニカム補強法面。前記火山灰ハニカム層の上に植生層を設置したハニカム補強法面。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
養液栽培ユニット | (出願:2009. 1.30) 特開 2010-172288 (公開:2010. 8.12) | 山崎教育システム株式会社 | 山崎 正 |
【課題】学校教材として適し、しかも一般家庭で自家栽培としても使用できる養液栽培ユニットを提供する。
【解決手段】養液を収容する養液収容槽に養液補給ポット設置部およびプランター設置部を設けた養液栽培ユニット本体と、養液補給ポット設置部に口部を下向きにした倒立状態で着脱可能に設置される養液補給ポットと、養液補給ポットの口部に装着され、養液収容槽に収容された養液の液面によって養液補給孔が開閉されるボトルキャップと、プランター設置部に着脱可能に設けられ、養液収容槽に収容された養液に浸される部分には複数の開口部を有する底部を備え、養液栽培ユニット本体から上部に突出する部分は透明材料によって形成された筒状体であり、植物の茎葉支え部を形成するプランターと、プランターの内底部に収納され、栽培用の苗を定植するためのプラントおよびパーライトとを具備したことを特徴とする。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
ペーパースラッジ焼却灰の水熱固化体の製造方法 | (出願:2009. 1.30) 特開 2010-173912 (公開:2010. 8.12) | 日本製紙株式会社 | 立島 賢二 竹谷 宏敏 富永 幹生 |
【課題】ペーパースラッジ焼却灰の本来の性状である細孔性・多孔性を損なうことなく、高強度で重金属類の有害成分の溶出を抑制した、吸湿性や保水性を有する土壌改良材・凍上抑制材に適した粒状の固化体の製造方法を提供すること。
【解決手段】ペーパースラッジを焼却処理した際に発生する焼却灰に、水及び/又は温水、生石灰並びに石炭灰及び所望によりセメントを加え、常温から98°C までの温度で混合して粒状に造粒した成形体を養生した後、水熱固化反応を利用して固化体を製造することを特徴とする、細孔性・多孔性構造を有するペーパースラッジ焼却灰水熱固化体の製造方法を提供する。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
火山噴出物集塊体およびその製造方法 | (出願:2009. 2. 6) 特開 2010-178698 (公開:2010. 8.19) | 豊和直株式会社 | 上原 豊 上原 豊和 |
【課題】軽量で保水性・吸水性に優れ、植物の根腐れを防ぎ、しかも断熱性に優れた緑化資材であって、栽培する植物を選ばずに使用することができ、大雨が降った時でも緑化資材の一部または全体が流れ出すことがなく、雨で緑化資材が軟弱になり上を歩きにくくなることがなく、かつ日照りが続いても表面だけが固まり、めくれ上がるといった不具合を生じることのない緑化資材を提供すること、およびかかる緑化資材であって、地球環境にやさしい緑化資材を提供すること。
【解決手段】火山噴出物粒子および火山噴出物発泡粒子の少なくとも一方と、凝集剤と、水および/またはポリビニルアルコール水溶液とを含むか、あるいはこれらとさらに吸水性ポリマーとを含む混合物を混練し、得られた混練物を固化させることを含む、火山噴出物集塊体の製造方法、ならびに該製造方法によって製造される火山噴出物集塊体。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
透水性ブロック | (出願:2009. 2. 3) 特開 2010-180529 (公開:2010. 8.19) | 吉村 政宏 | 吉村 政宏 |
【課題】歩道など又河川に用いる舗装用ブロックにおいて、ヒートアイランド現象を抑え、すなわち夏場照返し温度をおさえ冬あたたかく、そして下層土盤より雑草が生えにくく、有害物質の溶出をふせぎ、バクテリアなどの繁殖が良くなる透水性ブロックを提供する。
【解決手段】透水性ブロックの原料として産業廃棄物である焼却灰と建設汚泥と土を利用し、焼却灰とセメント固化剤、又は焼却灰、土汚泥(無機性)とセメント固化剤を混合して固化することで、該固化物は有害物質の溶出を防ぐ作用が認められ、固化段階でポーラス形状を作っていくので、該固化物は活性炭状になり透水性、保水性を得る。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
セラミックフィルタ接続体及び浄水カートリッジ | (出願:2009. 2.12) 特開 2010-184198 (公開:2010. 8.26) | 株式会社 INAX | 石川 隆久 佐藤 一博 中島 泰仁 鈴木 芳稔 西村 正紀 |
【課題】長尺であっても、耐衝撃性に優れ、しかもセラミックフィルタの継ぎ目の漏水が防止されたセラミックフィルタ接続体と、このセラミックフィルタ接続体を用いた浄水カートリッジを提供する。
【解決手段】セラミックフィルタは、多孔質セラミックよりなる中心筒体と、この中心筒体の外周面に一体化された珪藻土焼結体層とを有する。セラミックフィルタの端部外周に溝が設けられている。セラミックフィルタ同士をパッキンを介して継ぎ足してセラミックフィルタ接続体とする。このセラミックフィルタ接続体を浄水カートリッジに組み込む。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
無機質板及びその製造方法 | (出願:2009. 2.12) 特開 2010-184832 (公開:2010. 8.26) | クボタ松下電工外装株式会社 | 橋本 光比古 樫田 雅弘 若松 憲彦 |
【課題】吸水率が高くなることなく、また強度が低下することなく、焼却灰を配合材料として有効利用することができる無機質板を提供する。
【解決手段】セメント、シリカ、焼却灰を少なくとも配合したセメント成形材料で成形された無機質板に関する。焼却灰はかさ比重が0.8〜2.0であり、且つ粒径50µn;m 以下の粒子が50質量%以上である粒度を有することを特徴とする。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
耐火断熱被覆材 | (出願:2009. 2.10) 特開 2010-184974 (公開:2010. 8.26) | アルファ化研株式会社 株式会社環境クリエイト | 左右木 正巳 大柳 満雄 |
【課題】発泡ウレタンの優れた断熱性を損なうことなく、充分な防・耐火性を持ち、天井、壁、鉄骨等構造物を火炎から長時間にわたって保護できる耐火断熱被覆材を提供する。
【解決手段】本発明は、少なくとも、有機イソシアネート、ポリオール、水、ウレタン化触媒、難燃剤、整泡剤および発泡剤を用いてなるポリウレタン発泡体であって、該ウレタン発泡体組成物に黒曜石粉末および膨張性黒鉛を、活性水素含有化合物に対して、重量比で40PHR以上望ましくは60PHR以上であり1500PHR以下、含有してなる耐火断熱被覆材である。かかる耐火断熱被覆材は、ポリウレタン発泡体を用いたものであるから、現場での発泡のしやすさや、優れた断熱性を有すると共に、難燃材により難燃性化したり、黒曜石粉末及び膨張性黒鉛が膨張して耐火断熱殻が形成され、充分な難燃耐火性能を発揮することとなる。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
発煙消火剤組成物 | (出願:2009. 2.19) 特開 2010-187965 (公開:2010. 9. 2) | 日本カーリット株式会社 ホーチキ株式会社 | 岩井 啓一郎 岡田 実 杉江 祐司 大崎 健一 根之木 正浩 石田 博志 |
【課題】密閉空間における火災の消火に有用であり、燃焼後に有害なNOxを発生させることなく、かつ、爆発性を有さず、安全性が高く、消火性能に優れた発煙消火剤組成物を提供する。
【解決手段】酸化剤としての塩素酸カリウムと、還元剤としての不飽和ポリエステル樹脂と、好ましくは添加剤としての珪藻土とを配合してなる組成物であり、燃焼することによりエアロゾルを放出し、火炎の連鎖反応を停止し、消火する発煙消火剤組成物。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
人工焼成保水材の製造方法 | (出願:2009. 2.26) 特開 2010-194498 (公開:2010. 9. 9) | 太平洋セメント株式会社 | 小津 博 |
【課題】製紙スラッジ焼却灰を原料として使用した人工焼成保水材の製造において、安価な製造コストで六価クロムの溶出量が少ない人工焼成保水材を製造する方法を提供する。
【解決手段】製紙スラッジ焼却灰を主体とした原料のメジアン径を50〜400µn;m に調整した後、焼成温度が600〜900°C かつ焼成時間が5〜10分間で焼成する人工焼成保水材の製造方法を提供する。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
セメント添加材及びセメント組成物 | (出願:2009. 2.23) 特開 2010-195602 (公開:2010. 9. 9) | 太平洋セメント株式会社 | 黒澤 真一 河野 克哉 山田 一夫 |
【課題】膨張材や収縮低減剤の添加量が少なくても、コンクリートの収縮量を少なくすることができるセメント添加材及びセメント組成物を提供する。
【解決手段】含水状態の珪質頁岩粉末及び珪藻土粉末から選ばれる1種以上の鉱物粉末と、膨張材及び/又は収縮低減剤を含むセメント添加材であって、前記鉱物粉末の含水率が5〜40質量%である添加材。セメントと、上記セメント添加材とからなるセメント組成物。上記鉱物粉末の平均粒径は0.5〜30µn;m が好ましい。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
コンクリート再生材料の製造方法およびコンクリート再生材料 | (出願:2009. 3. 3) 特開 2010-201333 (公開:2010. 9.16) | 小橋北豊株式会社 | 小橋 唯央 |
【課題】既存コンクリート構造物の解体で発生するコンクリート塊の破砕物を、六価クロムを無害化し、六価クロムによる汚染がおこらず、環境に配慮した安全な再生製品として提供すること。
【解決手段】コンクリート塊の破砕中間処理で製品化されたコンクリート再生砕石(粒径80ミリアンダーまたは40mmアンダー)、再生ズリ(粒径25mmアンダーまたは20mmアンダーの粉砕物)、再生砂(粒径5mmアンダーの粉砕物)に亜硫酸ナトリウムからなる還元剤を添加し、有害な六価クロムを無害な三価クロムに還元処理することにより、安全に路盤材・埋め戻し材等に利用可能なコンクリート再生材料を製造する。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
ブロック | (出願:2009. 3. 5) 特開 2010-203195 (公開:2010. 9.16) | 株式会社シーマコンサルタント | 中島 観司 鹿田 昌史 |
【課題】優れた透水性及び保水性を備え、比較的軽量なブロックを提供する。
【解決手段】ブロックは、シラスと、セメントと、水と、団粒化剤と、をミキサで撹拌して得られた混合物を型枠に充填し、固化させて形成する。団粒化剤は、アクリル酸・メタクリル酸ジメチルアミノエチル共重合物のマグネシウム塩とポリエチレンイミンとの複合体からなる高分子化合物である。型枠内に投入された混合物中において、団粒化剤の団粒化作用により、シラス及びセメントの粒子群が互いに結合して団粒化しながら立体網目構造が形成され、この立体網目構造内に存在する無数の連続空隙が水分を効率的に吸収したり、透過したりするので、ブロックは優れた透水性及び保水性を発揮する。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
枕 | (出願:2009. 3. 8) 特開 2010-207549 (公開:2010. 9.24) | 大洋興産株式会社 | 秋津川 邦弘 |
【課題】吸放出性能に優れた多孔質焼成セラミック砕粒子、特にそれらの中でも抜群の性能を有する珪藻土を枕内への充填材として収納する上で、硬い鉱物が頭部に苦痛を与えることへの課題を解決することとした。
【解決手段】柔軟性、通気性を有する繊維素材にて形成されると共に、頭部が位置する中央袋部及びこの中央袋部とキルデイングされた左右袋部とで成した枕主体と、柔軟性、通気性を有する繊維素材にて形成されると共に、この枕主体の中央袋部に載置される複数列にキルデイングされた頭部支承袋部と、更に前記枕主体及び頭部支承袋部を収納する通気性を有する枕カバーとで構成し、且つ前記中央袋部には緩衝チップを収納し、前記左右袋部には緩衝チップと多孔質焼成セラミック砕粒子とを混成させて収納し、更に前記頭部支承袋部には柔軟性で、而も通気性を有する繊維素材にて形成された繊維粒子を収納したことを特徴とするものである。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
低温・高湿度・マイナスイオン発生サウナ | (出願:2009. 3.11) 特開 2010-207559 (公開:2010. 9.24) | 荻原 大 荻原 善知 | 荻原 大 |
【課題】免疫力を高め健康な体力と病気予防に役立つ、低温・高湿度マイナスイオン発生サウナを提供する。
【解決手段】低温・高湿度のサウナは、湯壷に温熱を貯蓄して、パイプ上に網カゴの中にマイナスイオン発生鉱石を多量に蓄積します。水中ポンプからのパイプに無数の穴を開けて、滝落とし壁に温熱を流し落とす装置を作成し黒曜石・トルマリン鉱石・又は数多くの鉱山鉱石を使用しても良い。滝落としの水飛沫により、マイナスイオン気流が発生しながらの鉱山鉱石に衝撃を加える。潼壺の水は床暖房の熱により、マイナスイオン温熱となってパイプを通って循環する。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
焼石膏を含有した重金属等不溶化固化材 | (出願:2009. 3. 6) 特開 2010-207659 (公開:2010. 9.24) | 吉野石膏株式会社 株式会社ソフィア | 山口 雅人 三浦 真一 |
【課題】排水処理で生じる大量の汚泥や建設残土などの泥土の処理において、泥土中に含有される健康に影響を与える重金属等を効率的に不溶化して固定し、これらが溶出しないようにすると同時に処理物の固化を行うことができ、しかも、処理物が中性となる高性能の重金属等不溶化固化材の提供。
【解決手段】焼石膏に、酸化アルミニウム、塩化アルミニウム、水酸化アルミニウム、硫酸アルミニウム及びそれらの誘導体からなる群から選ばれる少なくとも1 種のアルミニウム化合物並びにカルシウム又はマグネシウム成分を含む中和剤が添加混合されてなることを特徴とする重金属等不溶化固化材。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
建設汚泥のリサイクル方法 | (出願:2010. 3.29) 特開 2010-207810 (公開:2010. 9.24) | 農林水産省北陸農政局長 株式会社フジタ 株式会社奥村組 大豊建設株式会社 三祐株式会社 | 酒井 憲明 河野 健治 寺内 稔 入江 勉 安部 隆博 |
【課題】工事現場などの濁水処理施設から排出される建設汚泥を有効にリサイクルすることができる建設汚泥のリサイクル方法を提供する。
【解決手段】中圧フィルタープレスは、濁水処理施設で分離された汚泥をフィルターでろ過し、高圧脱水をかけて汚泥から水分を除去して脱水ケーキの形態にする。脱水ケーキと高分子系固形剤とを混合、攪拌することで汚泥を団粒化した後、粉砕し、汚泥と添加材料とを混合、攪拌し、1 次発酵ヤード乃至3次発酵ヤードで発酵熟成を行なうことで含水量を調整する。含水率が削減された混合物を粉砕することで緑化基盤材を生成する。そして、緑化基盤材と種子と肥料と接合剤とを混合して混合材料とし、この混合材料と水とを混合して施工面に吹き付ける。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
水系接着剤組成物 | (出願:2010. 2.15) 特開 2010-209326 (公開:2010. 9.24) | 横浜ゴム株式会社 | 久保田 佳美 高原 英之 長澤 智三 |
【課題】樹脂エマルジョン/ゴムラテックスの消費量を減らすことができ、初期接着力および常態接着力に優れ、従来の塗工程でそのまま使用することができ、かつ、比較的長期間の貯蔵安定性を有する水系接着組成物を提供する。
【解決手段】樹脂エマルジョンおよび/またはゴムラテックス、マイクロバルーンならびに増粘剤を含む水系接着剤組成物であって、該水系接着剤組成物の20°C での粘度が10000〜100000mPa・s であり、かつ、該組成物の比重が0.6〜1.0 である水系接着剤組成物。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
壁材及び壁材を用いた施工方法 | (出願:2009. 3.10) 特開 2010-209585 (公開:2010. 9.24) | 有限会社アシスト | 猪島 正司 |
【課題】容易に取付けることができると共に、防水性が高く従来の土壁等の塗り壁と同等の表面を有した壁材及び壁材を用いた施工方法を提供する。
【解決手段】壁材に、板状の基材と、基材の表側に接着性を有した合成樹脂エマルジョンを塗布した下地層と、下地層の表側に防水性及び伸縮性を有すると共に接着性を有した合成樹脂エマルジョンを二層塗布した防水層と、防水層の表側に所定の厚で珪藻土を含んだ塗り壁材を塗工した仕上層とを具備させる。また、この壁材を用いた施工方法では、壁材を予め工場で製造した上で、外形を工場で所定寸法に切断して切断面をヤスリ仕上げし、施工現場で建物の柱に下地板を介して接着剤により取付けるようにした。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
炭化物および製造方法 | (出願:2009. 3.16) 特開 2010-215483 (公開:2010. 9.30) | 澤田 昌治 | 澤田 昌治 澤田 吉宏 |
【課題】珪藻土、ゼオライト、木質破砕などの多孔質体をもつ素材の状態を最大限に保持できる炭化物を焼成し、比表面積の大きい特性を活用し吸着性能が十分発揮できることを特徴とし、粒状の細分化、分別化の工程でもって適用用途に対応した汎用性の進化と向上を図る。
【解決手段】多孔質の珪藻土、ゼオライト、木質破砕から有益機能を効率よく発揮できる炭化物を備えた。本発明は、地域の天然資源の活用を視野に入れ地域事業の育成、さらに地域産業開発となる | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
集熱パイプ装置 | (出願:2009. 3.12) 特開 2010-216791 (公開:2010. 9.30) | 安部 正幸 | 安部 正幸 |
【課題】地中の温度は、年間を通して、温度の変化が少なく安定をしており、冬季は外気よりも暖かく、夏季は外気よりも低いという利点を活用して、空気調整を行い送風することにより、快適な室内環境を作り出す。
【解決手段】集熱パイプの下部には、軽石状の多孔質の小石状の塊(素焼陶石、軽石、多孔質硬質樹脂等)を利用して地中の温度を貯留、保温させる。この地中の保温された空気は、上部のファンより、微風でパイプ下部に送り、中間、上部よりこの保温空気を吸引し熱交換、除塵フィルター等を通して、室内へエアコンディショニングして送風する。 |