平成22年(2010年)1月〜3月公開特許(35件)
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
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高強度ガラス質バルーンの製造方法 | (出願:2008. 7.14) 特開 2010-18507 (公開:2010. 1.28) | 株式会社プリンシプル | 東 和朗 |
【課題】真珠岩、黒曜石、松脂岩を原料として用いた場合、原料の粒径ごとの焼成条件の制御を行うことなく、しかも高強度、高真球度の製品を収率の低下なしに得ることができるガラス質バルーンの製造方法を提供する。
【解決手段】真珠岩、黒曜石及び松脂岩から選ばれた原料鉱物を粉砕し、350〜500°C において高温乾燥して、高温含水量0.8〜1.8質量%、平均粒径15〜100µmの粉末を調製したのち、これを1090〜1145°C の範囲内の温度において焼成することにより、8mPaで1分間の静水加圧後の静水圧浮揚率50%以上に相当する耐圧強度を有する高強度ガラス質バルーンを製造する。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
耐火不燃性と軽量及び高断熱性保持材 | (出願:2008. 7.14) 特開 2010-18509 (公開:2010. 1.28) | 有限会社ダイアテック | 小針 正博 大沼 孝己 |
【課題】耐火不燃性で軽量性と優れた断熱性を有する保持材を安価に提供する。
【解決手段】黒曜石を焼成発泡させ、その平均粒径が0.1乃至3.0mmで且見掛比重が0.05乃至0.15のパーライトに、シロキサン及びシラノール塩多分子量溶液を10乃至20容量%割合で混合し混練した混合混練材を、所要の寸法形状の成型型内に充填成型のうえ、150乃至200°C の加熱乾燥湿度で無気孔接着層を形成させパーライト相互を一体的に接着させ、若しくは200乃至300°C の加熱乾燥温度で連続気孔接着層を形成させパーライト相互を一体的に接着させる。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
タイヤトレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ | (出願:2008. 7. 8) 特開 2010-18641 (公開:2010. 1.28) | 東洋ゴム工業株式会社 | 井原 郁夫 林 浩文 |
【課題】優れた氷上性能を有するタイヤトレッド用ゴム組成物、及び空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】ジエン系ゴム100重量部に対し、珪藻土1〜30重量部と、平均粒子径100〜600µmの植物性粒状体1〜30重量部と、を含有するタイヤトレッド用ゴム組成物である。珪藻土としては、未焼成珪藻土が好ましく用いられる。また、珪藻土の平均粒子径は0.5〜45µmであることが好ましい。及び本ゴム組成物からなるトレッドを備えた空気入りタイヤ。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
排湿外壁構造 | (出願:2008. 7.14) 特開 2010-19054 (公開:2010. 1.28) | 学校法人金沢工業大学 | 垂水 弘夫 |
【課題】外壁の全部または少なくとも一部に設けることで、屋内の高い相対湿度が低くなるように自然的にコントロールできる排湿外壁構造の提供。
【解決手段】内面が実質的に内気と接触し、外面が実質的に外気と接触する単一構造体からなり、当該単一構造体は透湿性を有している。さらに上記単一構造体は、微細な細孔による多孔質体であり、その多孔質体は珪藻土を主原料とする場合であるか、稚内層珪質頁岩を主原料とする場合とが有る。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
天然鉱石を用いた屋上緑化基盤軽量ブロックシステム | (出願:2008. 7.15) 特開 2010-22345 (公開:2010. 2. 4) | 原口 敏則 | 原口 敏則 |
【課題】従来の土壌を敷設する屋上緑化では、大雨の際に土壌が流れ落ち、排水パイプや下水溝のつまりの原因になっていた。また、従来の屋上緑化基盤材は重量があり、建物に構造的負担がかかっている。施工においても屋上という場所柄、作業が困難であり、工期、建設費用が多くかかっている。
【解決手段】土壌の代わりに基盤ブロック敷設工法で施工を簡素化した。そのために屋上基盤ブロックの軽量化と保水性率の高い天然鉱石(パーライト)、シラス、シラスバルーン、キリシマボラ土、ミラクルパウダーの配合で混練りしてプレス成型加工する。そして、敷設工事は基盤ブロックを並べ、その上に芝生を置き、散水装置も同時に設置する。本発明は、屋上緑化基盤をブロック成型することにより、敷設工法の簡素化と工期の短縮が期待できる。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
珪藻土の土鍋とその使用方法 | (出願:2008. 7.16) 特開 2010-22466 (公開:2010. 2. 4) | 野中 典照 | 野中 典照 |
【課題】具材が水っぽくならず、また脂っこくならずに蒸し(焼き)上がるとともに、早く高温して焼き上がり、美味しく、そして健康嗜好の料理に好適な珪藻土の土鍋とその使用方法を提供する。
【解決手段】珪藻土の土鍋は、珪藻土を主成分とする鍋と、珪藻土を主成分とする蓋とからなり、これら鍋と蓋とを重ね合わせて形成される内壁部には少なくとも釉薬を施さずに焼成製造され、鍋に具材を敷くようにして蒸し焼きにするために使用される。そして鍋と蓋を重ね合わせて形成される内壁部には、鍋底側からの火力を直接導くための貫通孔が形成されている。また、鍋の中央に焼かれた粒状の珪藻土が配置される溝が形成され、具材が焼かれた粒状の珪藻土の上に敷くように置かれる。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
造粒物から成る土木工事用軽量基礎材の製造方法 | (出願:2008. 7.23) 特開 2010-24771 (公開:2010. 2. 4) | 株式会社山隆組 | 中口 笑美香 永野 久雄 |
【課題】極めて簡易な方法でありながら、無駄の出ない製造方法によって、極めてコスト安に再生下層路盤材を提供できると共に、再生基礎砕石材や、再生裏込材としても使用できる再生造粒物が得られることとなる造粒物から成る土木工事用軽量基礎材の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】含水率の高い産業廃棄物から成る第一原料と、含水率の低いペーパースラッジから成る第二原料とを混合することにより含水率を30〜40重量%に調節して第一混合物とし、この第一混合物に少なくともセメント系固化材を含む第三原料を添加して第二混合物とし、この第三原料添加時に前記セメント系固化材の重量が第二混合物の総重量に対し15〜20重量%とし、前記第二混合物を造粒機で造粒して再生造粒物を得ることを特徴とする造粒物から成る土木工事用軽量基礎材の製造方法。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
セメント添加材及びセメント組成物 | (出願:2008. 7.30) 特開 2010-30862 (公開:2010. 2.12) | 太平洋セメント株式会社 | 平尾 宙 高橋 晴香 佐野 奨 山田 一夫 |
【課題】JIS−A1145に規定する骨材のアルカリシリカ反応性試験方法により「無害でない」と判定される骨材を使用しても、アルカリシリカ反応によるセメント質硬化体の膨張を抑制することができるとともに、セメント質硬化体の初期強度や耐中性化特性の低下を防止することのできるセメント添加材及びセメント組成物を提供する。
【解決手段】本発明のセメント添加材は、頁岩粉末、黄土粉末、真珠岩粉末、黒曜岩粉末、加熱頁岩粉末、加熱黄土粉末、加熱真珠岩粉末及び加熱黒曜岩粉末からなる群より選ばれる1種以上の無機粉末であって、ブレーン比表面積が3000cm2/g以上のものを含むものである。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
天然ゼオライト洗顔料 | (出願:2008. 7.28) 特開 2010-30977 (公開:2010. 2.12) | 中友商事株式会社 | 中田 潤 |
【課題】顔の表面の毛穴に蓄積される皮脂によって発生するにきび等を除去及び防止をする。
【解決手段】資源量が豊富で安価な天然ゼオライトを粉末状にし、それを水に混ぜて顔の表面に塗ることにより、脂分を吸収するゼオライトの性質を利用して顔の余分な皮脂を除去し、にきびの除去や防止を図る。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
難燃及び吸音部材 | (出願:2008. 7.29) 特開 2010-31136 (公開:2010. 2.12) | 福井 昭男 野田 二郎 | 福井 昭男 野田 二郎 |
【課題】難燃性と吸音性に優れ、特に接着剤やバインダーが不要で、環境負荷に優しく安価に製造できる難燃及び吸音部材の提供を目的とする。
【解決手段】パルプモールド中に、質量%で30〜60%の珪藻土を含有していることを特徴とする。パルプモールド中に珪藻土を含有させたのでパルプ繊維の自己接着性を利用して珪藻土をからませることができるので難燃性が付与され、原材料の全てが天然材料なので環境負荷にも優しい。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
電波吸収シート用組成物、それを用いてなる電波吸収シート及び電波吸収体 | (出願:2009. 6.24) 特開 2010-34537 (公開:2010. 2.12) | 日立化成工業株式会社 | 田代 了嗣 矢嶋 倫明 藤田 淳 |
【課題】高い電波吸収特性を有し、薄くて軽い、施工面の表面形状に影響を受けない取扱い性に優れた、低コストの電波吸収シートを得ることが出来る電波吸収シート用組成物を提供する。
【解決手段】バインダー成分、中空バルーン及び黒鉛粉を含有する電波吸収シート用組成物であって、前記バインダー成分が、熱硬化性ゴム、熱可塑性ゴム、及び熱硬化性ゴムの架橋剤を含み、前記黒鉛粉の含有量が、電波吸収シート用組成物の総量に対して5〜20質量%として電波吸収シート用組成物を構成する。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
高強度、高真球度ガラス質微細中空球の製造方法 | (出願:2008. 8. 6) 特開 2010-37164 (公開:2010. 2.18) | 鹿児島県 株式会社井川産業 株式会社西中製作所 株式会社プリンシプル | 袖山 研一 中村 俊一 井川 猛志 下村 吉文 東 和朗 |
【課題】使用する原料の種類に関係なく、8mpaで1分間の静水圧浮揚率45%以上、真球度0.80以上をもつ高強度、高真球度のガラス質中空球を与えることができるように改良された新規なガラス質微細中空球の製造方法を提供する。
【解決手段】火山ガラス原鉱を、内燃式媒体流動床炉を用いて焼成することにより、ガラス質微細中空球を製造する方法において、火山ガラス原鉱から重鉱物を除去し、分級して得られる平均粒径15〜150µmの画分を、高温乾燥処理して、低温含水量0.1〜0.4%、高温含水量1.0〜1.8%に調整したものを原料とし、最初900〜1050°C の温度において、低温含水量がほとんど無くなるまで第一段焼成を行い、次いで得られた熱処理物をさらに1050〜1150°C の範囲内で、かつ第一段焼成の温度よりも高い温度で第二段焼成を行う。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
パーライト封入建築用ブロック | (出願:2008. 8. 7) 特開 2010-37928 (公開:2010. 2.18) | 栗栖 熈 | 栗栖 熈 范 英杰 |
【課題】軽量で強度があり断熱効果のある建築用ブロックを提供するために、酸化マグネシウム、塩化マグネシウム、燐酸、パーライト、ガラス繊維の複合体で、中を中空にしたブロック外周体を作り、そこに断熱材としてパーライトを封入した建築用ブロックである。酸化マグネシウムは水に溶ける性質があるので水性塗料又は防水セメントで全面塗装し防水皮膜を作る。
【解決手段】酸化マグネシウム、塩化マグネシウム、燐酸、パーライト、ガラス繊維の複合体で成型したブロック外周体の一部と同様にして作ったブロック外周体の蓋部を接着材で接着し、中空状のブロック外周体を作る。ブロック外周体の一部に断熱材注入口を設ける。成型後乾燥し、水性塗料又は防水セメントで全面塗装し防水皮膜を作る。断熱材注入口よりパーライトを注入充填し、断熱材注入口をモルタルセメント封印する。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
基盤材 | (出願:2008. 8. 8) 特開 2010-41922 (公開:2010. 2.25) | 国立大学法人宮崎大学 | 中園 健文 小山田 正幸 |
【課題】天然素材を使用し、環境への負荷を低減し緑化を推進できる基盤材を提供する。
【解決手段】南九州に豊富に存在する火山灰土と、多孔質体と、固化材と、植物性繊維質を配合することにより製造される基盤材であって、植栽した基盤材ブロックを施工することにより緑化が可能であり、しかも植物が定着した後に風化して土壌に還元されるため環境負荷が小さい。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
水の清澄処理における濾過材 | (出願:2008. 8.16) 特開 2010-42390 (公開:2010. 2.25) | 有限会社アイドウ 大沼 孝己 松井 圭 | 佐藤 幸博 大沼 孝己 松井 圭 |
【課題】水の清澄処理において、交換が簡便で懸濁物の濾着並びに透水性に優れ、且交換後は減容化と廃棄性を有する濾過材の提供。
【解決手段】独立気泡構造で見掛比重が0.1乃至0.2及び平均粒径が0.5乃至6.0mmのパーライトと、シロキサン及びシラノール塩多分子量溶液若しくは珪酸ソーダ水溶液に、3乃至24容積%割合で珪酸カルシウム、ポルトランドセメント若しくはスメクタイトが配合された積層固着材とからなり、パーライトに対し積層固着材を10乃至20容積%割合で混練し、パーライト外表面全体に包被塗着させてなる、成形原料で所要の寸法形状に積層固着させてなる構成。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
消石灰及びその製造方法 | (出願:2008. 8.18) 特開 2010-42970 (公開:2010. 2.25) | 宇部マテリアルズ株式会社 | 三隅 修 原田 正義 藤本 安信 |
【課題】生石灰の消化による消石灰の製造に際して、比較的少量のジエチレングリコールを用いて、35m2/g以上の高BET比表面積を有する消石灰を製造する技術を提供する。
【解決手段】生石灰を、該生石灰100質量部に対してジエチレングリコールを0.10〜0.50質量部の範囲の量そして珪藻土を1.0〜5.0質量部の範囲の量にて含む、該生石灰の消化に必要な理論量の1.5〜5.0質量倍の水に接触させることにより、消化を行ない、並行して消化熱により乾燥するか、あるいは消化終了の後に乾燥することを特徴とするBET比表面積が35m2/g以上の消石灰の製造方法。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
珪藻土粒の微生物活性化剤としての機能を活用した堆肥化装置 | (出願:2008. 8.18) 特開 2010-42973 (公開:2010. 2.25) | 鈴江 卓爾 | 鈴江 卓爾 |
【課題】生ごみ堆肥化装置の運転時に、悪臭の発生を抑制し、堆肥化時間を短縮でき、砂漠や乾燥地の緑化にも使用できる保水性の良好な堆肥の製造方法を提供する。
【解決手段】生ごみに珪藻土粒を添加し、均一に混合することにより、嫌気性菌の増殖を抑制し、好気性菌を活性化して堆肥化処理を行う。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
耐火不燃性高断熱板材 | (出願:2008. 8.18) 特開 2010-42975 (公開:2010. 2.25) | 大沼 孝己 松井 圭 | 大沼 孝己 松井 圭 |
【課題】耐火不燃性で軽量なうえ極めて高い断熱性を保持する、耐火不燃性高断熱板材を安価に提供する。
【解決手段】所要の厚さと面積で且耐火不燃性を有する二枚の無機質板材の間に、平均粒径が2mm以下で且見掛比重が0.2以下のパーライト微粒体に、シロキサン及びシラノール塩多分子量溶液を10乃至25容量%割合で配合混練してなる断熱塗着材を所要の厚さに塗着させ加熱乾燥によりパーライト微粒体相互を強力に接着固化し、且無機質板材と一体的に接着される高断熱性断熱層が形成されてなる構成。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
軽量で高断熱性を有する内装板材及びその製造方法 | (出願:2008. 8.18) 特開 2010-43512 (公開:2010. 2.25) | 松井 圭 | 松井 圭 大沼 孝己 |
【課題】軽量性と高断熱性及び不燃性若しくは難燃性を保持する内装板材及びその製造方法の提供。
【解決手段】支持基材が板紙、天然繊維若しくは無機繊維からなる織物或いは金網からなり、該支持基材相互の間若しくは支持基材の一側に、黒曜石を焼成発泡させた独立気孔構造で、その平均粒径が0.1乃至2mm及び見掛比重が0.05乃至0.15のパーライトに、シロキサン及びシラノール塩多分子量溶液が15乃至35容量%割合で混合混練した混合混練塗材を所要の厚さに挟着若しくは塗着のうえ、150乃至260°C の加熱乾燥でパーライト相互及び支持基材が一体的且強固に接着固定された構成の内装板材。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
災害防止方法 | (出願:2008. 8.25) 特開 2010-46464 (公開:2010. 3. 4) | 澤田 昌治 | 澤田 昌治 澤田 吉宏 |
【課題】現代社会の地上、水面に発生した特定化学物質を含む気体、液体の災害防止策の用材を低コストで効率的に提供でき、災害から人命、安全を守ることを目的とする災害防止材を提供する。
【解決手段】珪藻土は、超微細孔を有し、吸収性機能を有するため、有害物の複合効果作用、溶解性の有機物に分解作用の存在効果により、複雑化した災害時の防災防止用材に適用する。珪藻土の多孔質に有害な気体、液体、可燃物質を含有させ、吸着保持、有機物の分解を可能とし、様々な自然災害、人的災害から人命、環境を守ることができ、安心、安全な住環境を提供することができる災害防止材。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
厨房用フィルター | (出願:2008. 8.19) 特開 2010-46650 (公開:2010. 3. 4) | 有限会社ダイアテック | 小針 正博 |
【課題】軽量で取扱性が良く、オイルミストや臭気或いは焦煙の付着吸着除去に優れるとともに、負圧の調整も容易で且使用後の廃棄性も具備する厨房用フィルターの提供。
【解決手段】独立気泡構造で見掛比重が0.1乃至0.2及び粒径が5乃至14mmのパーライトの外表面に、シロキサン及びシラノール塩多分子量溶液若しくは珪酸ソーダ水溶液からなる耐火不燃性接着剤を、パーライト容積に対し10乃至20容積%割合で塗着のうえ、所要の負圧で且所要の寸法形状に、而もその表裏面に不燃性織物素地を挟持させて成形のうえ、加熱により一体的に接着固化させた構成。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
無機質多機能基材 | (出願:2008. 8.19) 特開 2010-47458 (公開:2010. 3. 4) | 有限会社ダイアテック | 小針 正博 |
【課題】耐火不燃性、軽量性、高断熱性、耐水性、及び土壌還元できる廃棄性等に優れる無機質多機能基材の提供。
【解決手段】黒曜石を焼成発泡させた独立気泡構造で見掛け比重が0.05乃至0.2及び平均粒径が0.5乃至20mmのパーライトに、珪酸ソーダに珪酸カルシウム若しくは水硬性セメントが3乃至30容量%割合で配合された接着固化形成材を10乃至20容量%割合でパーライト外表面に混練包着せしめて成形原料としたうえ、所要の成形型に充填成形のうえ、160°C 以上の温度で加熱しパーライト相互を強固な接着固化形成層で接着固化させた構成。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
無機発泡断熱材及びその製造方法 | (出願:2008. 8.20) 特開 2010-47459 (公開:2010. 3. 4) | 大沼 孝己 | 大沼 孝己 |
【課題】耐火不燃性と断熱性や軽量性に優れる無機発泡断熱材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】平均粒径が5mm以下のパーライトに、その容量に対して2.5乃至10.0容量%のシロキサン及びシラノール塩多分子量溶液を混合撹拌し所要の寸法形状に成形のうえ加熱乾燥し、一体的に乾燥固着形成させてなる無機発泡断熱材。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
油汚染土用及び高有機質火山灰土用及び含油廃液用固化材 | (出願:2008. 8.29) 特開 2010-53327 (公開:2010. 3.11) | 株式会社博有 | 中島 稔 野見山 透 波多野 正道 荒牧 一久 中村 卓史 |
【課題】既往の固化材は主材がポルトランドセメントであり、副材として石膏並びに硫酸塩を少量添加したセメント系固化材である。そのため 固化効果を発揮するためには、油汚染土や高有機質火山灰などへの固化材添加量を多くする必要がありコストアップになる。また、含まれる有機酸がセメントとの水和反応を抑制するために、高アルカリ性でなければ効果が薄い。また、ポルトランドセメントは原材料の石灰石を分解する時及び石炭や重油を燃焼する時に大量の二酸化炭素を排出するために、環境負荷が大きい。
【解決手段】主材として金属精錬副産物のスラグなどを用い、副材としてアルカリ金属類化合物および少量のセメント類を配合し、アルカリ金属類化合物を配合することで高アルカリ性及び二酸化炭素の排出のない、油汚染土及び高有機質火山灰土及び含油廃液に対して、十分な強度を有し、かつ油汚染土から油の溶出のない硬化体となるように油汚染土及び高有機質火山灰土の早期強度発現が達成される。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
バイオマス糖化用微生物含有組成物 | (出願:2006.12.25) 特開 2010-57363 (公開:2010. 3.18) | 洪 再発 | 洪 再発 |
【課題】バイオマスから無公害の燃料を得るため、バイオマスの前処理である糖化技術として、従来の「力ずく」で分解乃至酵素的分解が有する欠点を解消し、複雑な装置を要することなく効率的に、また、多種類のバイオマスに適用でき、次のエタノール発酵を容易に実施し得る、バイオマスの有効利用に寄与するバイオマス糖化用微生物含有組成物、その製造方法及びその使用方法を提供する。
【解決手段】バチルス(Bacillus)属、ラクトバチルス(Lactobacillus)属、ストレプトコッカス(Strptococcus)属、サッカロミセス(Saccharomyces)属、キャンディダ(Candida)属及びピキア(pichia)属に属する微生物を、パーム油残渣、米糠、珪藻土を含有する発酵基質に添加し、発酵することにより得られるバイオマス糖化用微生物含有組成物、その製造方法及びその使用方法。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
珪藻土の花器 | (出願:2008. 9. 5) 特開 2010-57456 (公開:2010. 3.18) | 野中 典照 | 野中 典照 |
【課題】花器としての強度を有すると共に、従来の珪藻土の植木鉢よりも水の吸収が高い珪藻土の花器を提供する。
【解決手段】珪藻土を主成分とし草花や木や植物が植えられる容器本体と、容器本体の底部に配されて水が入れられる水入れ容器とからなり、容器本体は、その底部が少なくとも釉薬を施さずに焼成製造され、その外周は外周の底部側を除き釉薬が施されて焼成製造されている。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
植物生育用土壌 | (出願:2008. 9. 4) 特開 2010-57469 (公開:2010. 3.18) | 株式会社クリテー | 山田 昌夫 |
【課題】保水性や保肥性に優れ、軽量化も量れ、取り扱いも簡単で環境にも優しい植物生育用土壌を提供すること。
【解決手段】紙を解繊したセルローズファイバーに、天然軽石等の発泡体を混合した土壌材を、所定寸法の不織布等で作成した袋に封入した、植物生育用土壌である。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
屋上緑化構造 | (出願:2008. 9.10) 特開 2010-63409 (公開:2010. 3.25) | 株式会社本間組 株式会社本間造園 | 阿部 信夫 五十嵐 秀樹 加藤 直人 |
【課題】保水能力と施肥保留能力が高く、さらに酸性雨を中和させる機能を備えた屋上緑化構造を提供する。
【解決手段】屋上に植生基盤を設けた屋上緑化構造において、植生基盤5に粉砕したカキ殻と副材料としてパーライトとを混合する。多孔質なカキ殻を粉砕することにより、カキ殻の比表面積を増大させ、保水能力と施肥保留能力を向上する。そして、水産業で大量発生しているカキ殻を廃棄処分することなく、有効にリサイクルすることができ、また、カキ殻は軽量であるから、屋上緑化の植生基盤として好ましい。また、カキ殻を粉砕すると、角部を有する角張る形状となるため、維持管理などで人が載った場合、植物の根に悪影響を与える虞があるが、副材料を混合することにより角部による悪影響を防止することができる。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
砕石砕粉を活用する炭酸化カルシウム成形体及びその製法 | (出願:2008. 9. 8) 特開 2010-64902 (公開:2010. 3.25) | 特定非営利活動法人 広島循環型社会推進機構 学校法人近畿大学 | 在永 末徳 |
【課題】廃棄物である砕石砕粉を有効活用するため、砕石砕粉と消石灰とを調合してできる炭酸化カルシウム成形体及びその製法を提供すること。
【解決手段】消石灰と砕石砕粉との混合物に対し40〜60質量部である消石灰と、40〜60質量部である砕石砕粉と、消石灰と砕石砕粉の混合物の外割りで0.2〜0.8質量部の天然有機酸の保形材と、消石灰に対し2〜6質量部の水とを混練し、型枠に充填した前記混練混合物を圧力100〜200mpaで加圧成形し、脱型後の前記成形体を積算材齢1000〜2000日で炭酸化促進養生させることにより、廃棄物である砕石砕粉を有効活用する炭酸化カルシウム成形体及びその製法を提供できる。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
高強度、高真球度シラスバルーンの製造方法 | (出願:2008. 9. 8) 特開 2010-64903 (公開:2010. 3.25) | 鹿児島県 株式会社プリンシプル | 袖山 研一 新村 孝善 東 和朗 |
【課題】原料の組成、粒径ごとにそれぞれ対応して焼成条件や焼成手段を変えることなく、しかも収率の低下なしにシラスバルーンを容易に得ることができるシラスバルーンの製造方法を提供する。
【解決手段】高温含水量3.0質量%以上のシラス原鉱粉末を350〜500°C において、高温含水量1.46〜2.90質量%まで高温乾燥し、次いで内燃式媒体流動床炉を用いて980〜1090°C の温度範囲内で焼成することにより、8mpaで1分間の静水加圧後の静水圧浮揚率50%以上に相当する耐圧強度及び0.80以上の真球度を有する高強度、高真球度シラスバルーンを製造する。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
高強度ガラス質中空球の製造方法 | (出願:2008. 9.12) 特開 2010-64933 (公開:2010. 3.25) | 株式会社プリンシプル | 東 和朗 |
【課題】どのような原鉱石を用いても、一様に高強度のガラス質中空球を与え、フィラー材料としての利用分野を拡大することができる改良された製造方法を提供する。
【解決手段】火山ガラス原鉱を分級し、所定の画分を内燃式媒体流動床炉に供給し、焼成してガラス質中空球を製造する方法において、(イ)火山ガラス原鉱を重鉱物画分、粒径515µm以上の粗粒画分、粒径300〜515µmの中粒画分、粒径7〜300µmの微粒画分及び粒径7µm未満の超微粒画分の5画分に分級すること、(ロ)火山ガラス原鉱を上記内燃式媒体流動床炉から排出される高温排ガスと接触させ、両者の間で熱交換させることによって乾燥すること、(ハ)上記の画分の中の微粒画分のみを上記内燃式媒体流動床炉に供給し、900〜1150°C で焼成すること、及び(ニ)上記火山ガラス原鉱と排ガスとの最初の接触点における火山ガラス原鉱の温度を250〜490°C に制御する。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
熱硬化性成形材料及び低比重成形体 | (出願:2008. 9.11) 特開 2010-65150 (公開:2010. 3.25) | 京セラケミカル株式会社 | 小和田 二治男 内田 信彦 |
【課題】耐酸性、耐アルカリ性に優れ、電気絶縁性の良好な熱硬化性樹脂成形材料およびそれを成形してなる低比重成形体を提供する。
【解決手段】(A)不飽和ポリエステル樹脂及び/又はエポキシエステル樹脂、(B)反応性希釈剤、(C)低収縮剤、(D)水酸化アルミニウム、(E)平均粒径80〜150µmの無機質バルーン、(F)ガラス繊維、および(G)硬化促進剤を含む熱硬化性樹脂成形材料およびそれを成形してなる低比重成形体である。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
構造体の製造方法 | (出願:2008. 9.12) 特開 2010-65178 (公開:2010. 3.25) | 独立行政法人海洋研究開発機構 横浜ゴム株式会社 | 大澤 弘敬 村山 洋 |
【課題】強度の向上を図りつつ比重を軽くする上で有利な構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】マイクロバルーンに圧力をかけることで強度の弱いマイクロバルーンを破損させる加圧工程と、加圧工程で破損したマイクロバルーンの破片を除去することで破損していないマイクロバルーンを得る選別工程と、選別工程で得た前記マイクロバルーンを使用して前記構造体を成形する成形工程とを含む。圧壊強度を低下させる強度の弱いマイクロバルーンを除去することで強度の強いマイクロバルーンを用いて構造体を得ることができ、また、比重の重い破片を除去するので、構造体の圧壊強度の向上を図りつつ比重を軽くする上で有利となる。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
シンタクチックフォームの製造方法 | (出願:2008. 9.12) 特開 2010-65181 (公開:2010. 3.25) | 独立行政法人海洋研究開発機構 横浜ゴム株式会社 | 大澤 弘敬 村山 洋 |
【課題】圧壊強度の向上を図る上で有利なシンタクチックフォームの製造方法を提供する。
【解決手段】熱硬化性樹脂が含浸されたマイクロバルーンが収容されたモールドを加熱用のオーブンに入れ、該オーブンの雰囲気温度を制御することにより、モールド内のマイクロバルーンに含浸された熱硬化性樹脂を加熱硬化させることでシンタクチックフォームを得る。この際、オーブン内の雰囲気温度を0度以上80度以下の第1温度で1時間以上保持する第1加熱工程と、第1加熱工程ののち、オーブン内の雰囲気温度を第1温度の温度よりも高い第2温度まで上昇させたのちこの第2温度を熱硬化性樹脂が硬化するに足る時間保持する第2加熱工程2とによって熱硬化性樹脂を加熱硬化させるようにした。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
シンタクチックフォームの製造方法 | (出願:2008. 9.12) 特開 2010-65183 (公開:2010. 3.25) | 独立行政法人海洋研究開発機構 横浜ゴム株式会社 | 大澤 弘敬 村山 洋 |
【課題】製造コストの低減を図る上で有利なシンタクチックフォームの製造方法を提供する。
【解決手段】熱硬化性樹脂が含浸されたマイクロバルーンが収容されたモールドを加熱用のオーブンに入れ、該オーブンの雰囲気温度を制御することにより、モールド内のマイクロバルーンに含浸された熱硬化性樹脂を加熱硬化させることでシンタクチックフォームを得る。この際、モールド内で熱硬化性樹脂が硬化する反応を続けている間に、マイクロバルーンに含浸させたものと同一の液状の熱硬化性樹脂をモールド内に注入するようにした。これにより、モールド内において中心部分の熱硬化性樹脂が硬化収縮して体積が減少することで不足した周辺部分の熱硬化性樹脂を補うことができる。 |