平成21年(2009年)10 月 〜 12 月公開特許(34件)

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発明の名称公開番号出願人発明者
スラッジを含む固形成形体及び固形成形体の製造方法 (出願:2008. 3.13)
  特開 2009-221032
 (公開:2009.10. 1)
有限会社御津砕石工業所
 松田 元秀
松田 元秀
 三宅 通博
 木村 由美
【課題】産業廃棄物である各種のスラッジを各種建設資材としての再利用することができる固形成形体及びその製造方法を提供する。
 【解決手段】砕石場等において排出されるスラッジに、カルシウム化合物及びポゾラン物質を適切な割合で混合し、そして加圧成形し、その後、養生することを特徴とする。さらに、好適には前記養生では、浸透処理を行う。
発明の名称公開番号出願人発明者
珪藻土とゴミ溶融スラグの混合による人工軽量骨材 (出願:2008. 3.19)
  特開 2009-221088
 (公開:2009.10. 1)
独立行政法人国立高等専門学校機構対馬 雅己
【課題】本発明は、都市ゴミの溶融施設から排出される溶融物を粉砕したゴミ溶融スラグを利用した、珪藻土ゴミ溶融スラグの混合による人工軽量骨材を提供する。
 【解決手段】珪藻土を粒径50µm以下に微粉砕し、ゴミ溶融スラグを粒径250µm以下に微粉砕する。微粉砕した珪藻土とゴミ溶融スラグを75重量%:25重量%の配合割合で混合し、この配合割合の混合物に対して2〜10重量%のセメントを安定材として混合する。これらを一定の水量のもとで練り混ぜ、この混練した材料を球状成形型加圧装置により所定の球状に成形し、一定期間(28日)養生後、高温1200°C で40〜100分間焼成する。これにより、5〜20mm球状の人工軽量骨材が作製される。
発明の名称公開番号出願人発明者
建築物の壁体構造 (出願:2008. 3.15)
  特開 2009-221731
 (公開:2009.10. 1)
高橋カーテンウォール工業株式会社
 株式会社山下設計
 昭和化学工業株式会社
中村正則
 宮井 俊章
【課題】建築物の外装壁面の保水性を向上して、外装壁面用の給水設備等の構成を簡素化し、或いは、外装壁面に対する給水の頻度を低減することができる建築物の壁体構造を提供する。
 【解決手段】外装材料は、鉄筋コンクリート構造の外壁に外装される。外装材料は、外壁面に貼付け可能又は打込み可能な多孔質のタイル状又はパネル状材料からなる。外装材料は、その素材として珪藻土を含む。外装材料は、雨水等の水を保水する保水手段を有する。
発明の名称公開番号出願人発明者
珪藻土内在建材 (出願:2008. 3.13)
  特開 2009-221827
 (公開:2009.10. 1)
澤田 昌治澤田 昌治
 澤田 吉宏
【課題】従来の建材には壁紙や塗壁が多く使用されているが、湿気の吸放出の不足がカビを発生させる。またホルムアルデヒド等の有機化合物の吸着、吸収、分解の機能を有しない事から健康問題が認識されてきた。現在ある珪藻土の塗壁や塗装においては、糊材の使用が不可欠であり、左官技術を伴い費用が発生する。また技術だけでは解決しない脱落やクラックが発生する。工程が必要な分工期がかかり接着剤や糊材の有害性や珪藻土のもつ効果の減少がある。本発明はこれを解決する。
 【解決手段】多孔質な木材本来の通気性、吸湿性の特徴をいかし、その木材の構造物の内部空間に、より高い通気性と吸放湿性を備えた微細な多孔をもつ珪藻土を充填する事により建材性能を高め、一体型建材として珪藻土の持つ環境機能を提供する。
発明の名称公開番号出願人発明者
硫酸基を付与したアンモニア吸着用の天然ゼオライトとその製造方法 (出願:2008. 3.26)
  特開 2009-233647
 (公開:2009.10.15)
株式会社ピュアレックス
 神奈川県
深澤 宜行
 上元 好仁
 佐藤 あすか
【課題】アンモニアを選択的に除去する可能性がある吸着材としては特定の構造のゼオライトが挙げられるが、吸着力と吸着容量が必ずしも十分でない。そこで、これらゼオライトを修飾して吸着能を向上させ、吸着力を強化しかつ吸着容量を大きくして、さらにアンモニアの選択吸着性を持たせる方法を提供する。
 【解決手段】気体のアンモニアを選択的に吸着するゼオライトを選び、ゼオライトの表面をアンモニアと結合しやすいリン酸や硫酸などの化合物で、表面修飾を行い、リン酸基や硫酸基化する。これにより、ゼオライトの細孔と硫酸基の双方によるアンモニアの吸着が行われ、吸着力の向上と吸着容量の増加が行われる。こうした新たなアンモニア吸着材をフィルターに担持することにより、直接、気体のアンモニアを吸着除去する安価な材料を供給することができる。
発明の名称公開番号出願人発明者
燃料タンク (出願:2008. 3.28)
  特開 2009-241625
 (公開:2009.10.22)
トヨタ自動車株式会社麻生 秀一
【課題】高い断熱効果を有する燃料タンクを得る。
 【解決手段】燃料タンクを構成する燃料タンク構成体は、バリアー層の外側の外層が、最外層と中間層とで構成される。最外層と中間層には、赤外線反射顔料及び中空セラミックバルーンが含有されており、断熱効果が高められている。赤外線反射顔料及び中空セラミックバルーンは内層やバリアー層には含有されていないので、内層に求められる耐燃料性や耐久強度や、バリアー層に求められる耐燃料透過性には影響はない。
発明の名称公開番号出願人発明者
ジエン系ゴム組成物 (出願:2008. 3.31)
  特開 2009-242580
 (公開:2009.10.22)
横浜ゴム株式会社高橋 建人
【課題】スタッドレスタイヤに要求される氷上性能、耐コンプレッションセット性(耐セット性)および低発熱性をバランス良く改善せしめ、そのキャップトレッド部などに有効に用いられる加硫物を与え得るジエン系ゴム組成物を提供する。
 【解決手段】ジエン系ゴム100重量部に対し、モノメタクリル酸亜鉛4〜8重量部、珪藻土2〜13重量部およびカーボンブラック30〜80重量部を配合してなるジエン系ゴム組成物。このジエン系ゴム組成物から得られる加硫成形物は、スタッドレスタイヤに要求される氷上性能、耐セット性および低発熱性をバランス良く改善させるので、スタッドレスタイヤキャップトレッド部などの成形材料として有効に用いられる。
発明の名称公開番号出願人発明者
調湿建材 (出願:2008. 3.31)
  特開 2009-243095
 (公開:2009.10.22)
モリト株式会社重政 広伸
 的場 豊治
【課題】本発明は、建造物の壁材等に貼設されるもので、粉末状の珪藻土及び木粉からなり、準不燃性を有する調湿建材を提供する。
 【解決手段】粉末状の珪藻土、木粉及びホウ砂からなる混合粉に水又は温水を加えて混練形成し、圧縮成形したことを特徴とする調湿建材若しくは、混合粉を、木粉の粒径を7mm未満とし、粉末状の珪藻土を30〜65重量%、木粉を10〜30重量%及びホウ砂を20〜60重量%としたことを特徴とする調湿建材。
発明の名称公開番号出願人発明者
粒状添加剤及びその製造方法 (出願:2008. 3.31)
  特開 2009-243744
 (公開:2009.10.22)
株式会社タイホーコーザイ田中 信夫
 南 和宏
 五神 克成
【課題】廃棄物焼却炉や流動層ボイラーに好適に用いることができるクリンカー発生抑制のための粒状添加剤及びその製造方法を提供する。
 【解決手段】粒状添加剤は、クリンカー付着抑制成分を含み、平均粒径が0.1〜5.5mm、見掛比重が1.0〜5.0、圧潰強度が9.8〜98Nであることを特徴とする。更にバインダー成分及び/又は吸湿成分を含んでいてもよい。粒状添加剤は、単独で又は燃料、廃棄物若しくは流動砂と混合して炉内に投入して使用する。製造方法は、平均粒径が0.1〜5mmの軽石を核として、クリンカー付着抑制成分と、バインダー成分とを含む原料を造粒することを特徴とする。
発明の名称公開番号出願人発明者
舗装校庭の緑化施工方法 (出願:2008. 4. 9)
  特開 2009-247349
 (公開:2009.10.29)
株式会社エココスモ賀籠六 實
【課題】過酷環境下でも耐候性を備え、踏み付けにも生育を阻害されず、刈り込み等の手入れの必要もなく、校庭の緑化状態を長期に亘って保持し、植え替えを極力不要にする緑化施工を提供する。
 【解決手段】舗装校庭1の対象舗装面に舗装厚を貫く無数の穴2を穿設した後、前記舗装面上にシラスバルーンに珪酸アルカリ水溶液を添加・混練して得られたシラスバルーン混練物4を所定の厚さで布設してローラーで適度に締め固め、バインダーを散布して表面だけを固めた後、改良種のイワダレソウ3を植栽する舗装校庭の緑化施工方法。
発明の名称公開番号出願人発明者
吸着・凝集方式の廃水処理剤 (出願:2008. 4. 7)
  特開 2009-248006
 (公開:2009.10.29)
株式会社ゼオソーブ森川 広行
【課題】従来の凝集沈殿方式、又は凝集加圧浮上方式では、廃水中のCOD、N−hex、T−P等の固体で存在する異物分離物の除去率は高くなるが、溶解中の異物は除去率が低くなるので、一般的に薬品処理が必要となり、さらにこの薬品処理も除去率は略50%程度で、十分でない。また、従来の吸着方式では、使用直後から吸着機能が低下し、除去率は期待できない。
 【解決手段】本発明は、ポリ塩化アルミニウム、酸化アルミニウム、硫酸鉄、塩化第二鉄等の酸性薬剤と、消石灰、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸ナトリウム、牡蠣殻の粉砕物等のアルカリ性薬剤と、人工ゼオライト、天然ゼオライト、二酸化珪素、活性炭等の多孔質性の吸着剤と、高分子凝集剤、発泡ガラス等の凝集剤で、廃水を処理する構成とした吸着・凝集方式の廃水処理剤。
発明の名称公開番号出願人発明者
外装タイル張り用接着剤組成物及びこれを用いた外装タイルの接着方法 (出願:2008. 4. 9)
  特開 2009-249555
 (公開:2009.10.29)
オート化学工業株式会社竹田 修
【課題】塗布作業性が良好で発泡なく硬化して、高温、多湿の条件下でもタイル張り付けでき、施工時のタイルの保持性(ずれ抵抗性)及び硬化後の耐水接着性に優れた外装タイル張り用接着剤組成物、及びこれを用いた外装タイルの接着方法を提供する。
 【解決手段】イソシアネート基含有ウレタンプレポリマー(A)と、湿気により加水分解してポリオールを再生することが可能なケイ酸エステル(B)と、バルーン(C)と、硬化促進剤(D)とを含有する外装タイル張り用接着剤組成物、及びこれを用いた外装タイルの接着方法である。イソシアネート基含有ウレタンプレポリマー(A)は、数平均分子量が6,000〜20,000で総不飽和度が 0.05meq/g 以下であるポリオキシアルキレン系トリオールと、エチレン性不飽和基及び水酸基をそれぞれ分子内に少なくとも 1 つづつ有する化合物と、有機ポリイソシアネートとを反応させて得られる。
発明の名称公開番号出願人発明者
鋼管の丸みを生かした重量分散方式による透水性舗装道路の芝生による緑化システム (出願:2008. 4.16)
  特開 2009-254329
 (公開:2009.11. 5)
鈴江 卓爾鈴江 卓爾
【課題】重量車両がパネルの上を走行したらその荷重でパネルが幾分か埋没していた。又。散水,透水時の管理が大変であった。
 【解決手段】鋼管を二三分割した曲面状の鋼板で荷重を受け止めることに拠り、これまでより安価、軽量、工場での事前組立に拠り解決する。芝の栽培には栽培客土層に充分な珪藻土粒を添加する。
発明の名称公開番号出願人発明者
水質浄化体 (出願:2008. 4.16)
  特開 2009-254975
 (公開:2009.11. 5)
株式会社シーマコンサルタント
 株式会社ビッグバイオ
中島 観司
 鹿田 昌史
 阪本 惠子
【課題】水中へ投入後、比較的短期間のうちに生物的水質浄化作用を発揮し、製造も容易な水質浄化体を提供する。
 【解決手段】水質浄化体は、土材、セメント系固化剤、多孔質粉状体であるシラス、団粒化剤及び微生物(バチルススパリカス、バチルスサブチルス、バチルスツリュゲナイセスのうちの1以上の微生物)を含む混合物を球形状に成形して固化させたものである。団粒化剤中のイオンの作用で立体的な団粒構造が形成され、連続空隙が発生するため、透水機能を備えた水質浄化体が形成される。溜め池に投入された水質浄化体の連続空隙を水が通過する際に不純物や異物等が吸着除去され、溜め池の水質浄化を図ることができる。水質浄化体は予め微生物を含んでいるため、水中に投入後、速やかに微生物の活動が開始され、比較的短期間で生物的水質浄化作用を発揮する。
発明の名称公開番号出願人発明者
無機発泡成型材の製造方法 (出願:2008. 4.18)
  特開 2009-256160
 (公開:2009.11. 5)
株式会社セラフト佐野 昌隆
 塚本 秀幸
 草刈 重樹
 佐藤 幸博
 大沼 孝己
【課題】耐火不燃性、軽量性、高断熱性及び強靭性に優れる無機発泡成形材を、簡便且安価に製造する方法の提供。
 【解決手段】黒曜石を焼成発泡した独立気孔構造で、且見掛比重が0.05乃至0.15と平均粒径が0.1乃至3.0mmのパーライトに、シロキサン及びシラノール塩多分子量溶液を10乃至20容量%割合で混合混練して成形原料となしたうえ、該成形原料を注入工程で成形雌型内に注入し、更に成形工程で充填加圧蓋で加圧し予備成形したうえ、加熱工程で150乃至300°C に加熱し無機発泡成形材となし型抜きする。
発明の名称公開番号出願人発明者
籾殻炭利用の建築材とその製造方法 (出願:2008. 4.14)
  特開 2009-256897
 (公開:2009.11. 5)
明成不動産株式会社久保田 浩
【課題】低温生成の籾殻燻炭を用い,合成樹脂系硬化剤を使用しているため、籾殻の持つ多孔質の特性に優れず、有害化学物質の低減、調湿、抗菌、空気清浄、電磁波遮断等の居住環境を健康的に維持する効用には今一期待できないという従来の土壁等の建築材が有する諸難点を解消し、居住環境の健康維持の面で好適で且つ経済的に求められる高温生成の籾殻黒炭、籾殻白炭からなる籾殻炭利用の建築材とその製造方法を提供する。
 【解決手段】珪藻土又は荒木田土と、約400度C以上の高温生成で得られる籾殻黒炭又は籾殻白炭からなる籾殻炭と、セメント,石灰,細砂等からなる無機質で自然素材系の硬化剤とを所定の配合割合で混合して土壁材料等の建築材を形成することを特徴とする。 建築材の具体的製品形態としては、土壁材料の他に土壁,土壁パネル、ブロック,レンガ,置物等の成型品となす。
発明の名称公開番号出願人発明者
建築用部材の成形品とその製造方法 (出願:2008. 4.14)
  特開 2009-257054
 (公開:2009.11. 5)
澤田 昌治澤田 昌治
 澤田 吉宏
【課題】籾殻などの植物性の破片は、昨今自然のサイクルからはずされ廃棄物として費用がかかるようになり、その処分方法も焼却処分となるため環境への負荷が懸念される。また、咋今まで建築用部材の補強用として外壁材、間仕切り材、鉄骨の補強材として使用されたアスベストは健康被害や衛生上有害と認識され現在では使用及び製造の禁止となっておりアスベストの機能を有しながら衛生上の問題を起こさない代替となる材料が求められている。
 【解決手段】アスベストの特性と同等の性質をもつ建築材料として用いることを可能とするために同等の機能特性を持つ珪藻土と、従来廃棄物である籾殻とを混合成形し硬化させる。
発明の名称公開番号出願人発明者
おしめ交換等強臭気脱臭方法および装置 (出願:2008. 4.25)
  特開 2009-261866
 (公開:2009.11.12)
株式会社ピュアレックス稲垣 精一
 佐藤 あすか
【課題】寝たきり病人、病院入院患者などのおしめ交換の汚物臭は臭気成分が高濃度で処理が難しい。これら臭気処理及びおしめ交換時の周辺への臭気拡散を防止する。ホスピスなどでの入院患者のベット周辺の臭気処理を行う可動式臭気処理装置に関する。
 【解決手段】高濃度臭気成分が周囲へ拡散しないように軽くてやわらかい幌で囲い空気通路をもうけてバッテリーで稼動する循環用送風機で幌内部に空気を送り幌を膨らませると同時に循環させる臭気拡散防止工程と、空気通路に硫酸基を付与したアンモニア吸着用天然ゼオライトを用いた多孔質フィルターと光触媒酸化チタンを用いた多孔質フィルターとこれを励起させるための紫外線ランプより構成された脱臭処理工程とを組み合わせたキャスター付の可搬式を特徴とした臭気処理で対応する。
発明の名称公開番号出願人発明者
多孔質体油液吸着剤とその活性炭化および製造方法 (出願:2008. 4.25)
  特開 2009-262119
 (公開:2009.11.12)
澤田 昌治澤田 昌治
 澤田 吉宏
【課題】経済負担が少なく、特別な技術を要しない活性炭吸着剤およびその製造方法を提供する。
 【解決手段】多孔質の珪藻土に食用油やその他、廃油を含浸し燃焼加熱することで細孔構造部分に炭素を付着させることにより多孔質体を基材とした活性炭を製造する。多孔質体としてゼオライトや多孔質の鉱石、セラミック、ガラス発泡素材などを活用することもできる。また多孔質の素材自体が交通事故や災害、工場での事故などから発生する油の流出事故や化学液体流出事故などにおける油の吸着剤として利用できることから在庫自体が緊急用の備えとなる。
発明の名称公開番号出願人発明者
水溶性樹脂と光触媒材料の保温機能を有する混練物及び、混練方法 (出願:2008. 4.28)
  特開 2009-263582
 (公開:2009.11.12)
株式会社福元技研
 スターハード株式会社
 中渡瀬 進
立石 正徳
【課題】浮遊しているウィルスをも吸着し、チタンに接触させ、ウィルスを死滅、分解を行うことにより、人による院内感染の低減、新型ウィルスへの拡散防止、家畜肥育場へのウィルス飛来の低減、感染予防等を図る。
 【解決手段】施設に、水溶性樹脂と光触媒材料とバルーン(主にガラス系、セラミック系)からなる水溶性組成物でコーティングを施すことにより、光触媒粒子をバルーンの浮力で被処理体の表層、表面上に定着させることができ、これにより、浮遊ウィルスを吸着し、光触媒に接触させ、もってウィルスを死に至らしめる。
発明の名称公開番号出願人発明者
歯科用石膏組成物 (出願:2008. 5. 8)
  特開 2009-268868
 (公開:2009.11.19)
株式会社デントロケミカル
 株式会社クリスタルデント
吉川 郁司
【課題】歯科技工士が義歯製作時に複模型をフラスコに埋没する時に使用する石膏は、ロウ義歯をフラスコ内に固定し空洞を作るだけの目的であるが、レジンを充填し、重合が終了した時点で完成した義歯を石膏塊から掘り出すのが、石膏の強度が高いため人工歯や義歯床を破損したり、技工士が手を傷めたり、筋肉痛や腱鞘炎を起したりする欠点があった。石膏から掘り出す時に強度が高く破壊の負担が大きいなどの欠点があった。
 【解決手段】歯科用石膏100重量部に対し、珪藻土15〜45重量部を混合した歯科用石膏組成物を使用すると歯科技工士が義歯を石膏から掘り出す時に、石膏の強度が適度に低下すれば破壊し易くなり、完成した義歯の破損などが極端に減少し、作業効率も相当向上するものである。また、歯科技工士の筋肉痛や腱鞘炎がほとんど起こらなくなる。しかし歯科用石膏としての適正な強度は十分保持され、まったく問題がない。むしろ膨張率が低下し、より高精度の義歯が得られる利点もある。
発明の名称公開番号出願人発明者
積層体及びその製造方法 (出願:2008. 4.30)
  特開 2009-269210
 (公開:2009.11.19)
クボタ松下電工外装株式会社守田 孝士
 松井 健一
 小泉 昌士
 小牧 健男
【課題】表面からの吸湿或いは吸水を確実に抑制して長期間の使用により断熱性能が低下することがなく、また屋外で使用しても凍害が生じる可能性がきわめて低い積層体を提供する。
 【解決手段】スラグフライアッシュバルーンを主成分とする基材1の少なくとも表面側に、スラグと石炭灰を主成分とする表面被覆層2を形成したものである。スラグに対する石炭灰の質量比 a を0.5<a<2 とすると共に、石炭灰/スラグの成分比率とフライアッシュバルーンスラグの成分比率とを略同等とする。多孔質の基材 1 に均一な表面被覆層 2 を形成することができる。
発明の名称公開番号出願人発明者
汚染土壌の改良方法 (出願:2008. 5.20)
  特開 2009-279492
 (公開:2009.12. 3)
日本硝子工業株式会社古沢 昭三
【課題】汚染物質を含む土壌を現場で掘り起こした後に特定組成物と混合させて埋め戻し、該組成物との間で固化作用を促すことで汚染物質の漏洩を防止することができ、土地の価値の低減を防ぐと共に一般の土壌と同様広い範囲での使用が可能となる土壌に改良する方法を提案する。
 【解決手段】本発明汚染土壌の改良方法は、平均粒子径10mm以下の山砂100重量部と、平均粒子径5mm以下の炭5〜15重量部と,ポルトランドセメント60〜65重量部、パーライト4〜10重量部および若干のノニオン系界面活性剤とを混合して成る組成混合物と、掘り起こした重金属、薬品、VOC のうち少なくともいずれか一つを含む土壌とを、1:0.8〜1.2 の割合で混合撹拌し、該組成混合物と汚染物質を含んだ土壌と必要に応じて水とを撹拌混合したものを掘り起こした現場又はその付近に埋め戻し、該汚染土壌を該組成混合物で囲繞した状態で固化させることを特徴とする。
発明の名称公開番号出願人発明者
汚染土壌内の汚染物質浄化装置及び該浄化装置を使用した浄化方法 (出願:2008. 5.26)
  特開 2009-279550
 (公開:2009.12. 3)
環境サクシード株式会社
 中部電力株式会社
 株式会社アムロン
 東海リテック株式会社
根岸 美好
 釜本 英一
 依田 眞
 虎谷 健司
 小林 英司
 藤田 一平
 早川 義春
 早川 貴久
【目的】大量の雨水によって建設発生土からの重金属類の溶出量が大幅に増大したときなどであっても、余裕を持って吸着することが出来、従来既存のシュベルトマナイトを使用した吸着部材に比して、ヒ素等の吸着性能を著しく強力化することが出来る汚染土壌内の汚染物質浄化装置及び該浄化装置を使用した浄化方法を提供することを目的とする。
 【構成】地盤に第 2 吸着層が形成され、上層に第1吸着層が形成され、さらに上層には汚染土壌が積層されると共に、覆土材で被覆されてなり、第 1 吸着層は、人工ゼオライトと天然シュベルトマナイトと低結晶性鉄化合物等により合成された人工シュベルトマナイトと、をロックウールに混合して吸着層基体を生成し、吸着層基体に汚染されていない一般土壌等を混合して形成され、第2吸着層は、火山灰土で形成され、覆土材は、汚染されていない一般土壌で形成された、ことを特徴とする。
発明の名称公開番号出願人発明者
高強度ガラス質軽量フィラー材料及びその製造方法 (出願:2008. 5.22)
  特開 2009-280446
 (公開:2009.12. 3)
鹿児島県
 株式会社プリンシプル
袖山 研一
 中村 俊一
 東 和朗
【課題】どのような原鉱石を用いても、一様に高強度のガラス質中空球を与え、フィラー材料としての利用分野を拡大することができる改良された軽量フィラー材料の製造方法を提供する。
 【解決手段】火山ガラス原鉱より重鉱物を除去したのち、全体を微粒画分、中粒画分及び粗粒画分の3種に粗分級し、その中粒画分を原料として用いて内燃式媒体流動床炉に供給し、ガラス質中空球を製造する方法において、上記供給原料を上記流動床炉から排出される排ガスと混合し、両者の間で熱交換させることにより予熱すること、予熱した原料をさらにサイクロンを通して、粗粒部分及び微粒部分を除き、粒径7〜210µmの中粒部分のみを内燃式媒体流動床炉に送り、焼成発泡すること及び上記供給原料と排ガスとの最初の接触点における原料混合物の温度を490〜790°C に、サイクロンの導入口における原料混合物の温度を100〜300°C に制御することにより製造する。
発明の名称公開番号出願人発明者
一般ゴミ焼却灰を利用したブロック体 (出願:2008. 5.20)
  特開 2009-281003
 (公開:2009.12. 3)
日本硝子工業株式会社古沢 昭三
【課題】焼却灰と特定組成物とを混合させて、該組成物との間で固化作用を促すことで、透水性に優れると共に汚染物質の漏洩を防止することのできるブロック体を提供する。
 【解決手段】本発明一般ゴミ焼却灰を利用したブロック体は、平均粒子径10mm以下の山砂100重量部と、平均粒子径5mm以下の炭5〜15重量部と、ポルトランドセメント60〜65重量部、パーライト4〜10重量部および若干のノニオン系界面活性剤とを混合して成る組成混合物と、一般ゴミ焼却灰とを、1:0.8〜1.2の割合で混合撹拌したものに水分を含ませて固化したことを特徴とする。
発明の名称公開番号出願人発明者
液化ガス貯槽の製造方法および液化ガス貯槽製造ユニット (出願:2008. 5.23)
  特開 2009-281526
 (公開:2009.12. 3)
日本車輌製造株式会社片桐 収優
 山口 圭介
【課題】断熱空間に断熱材を効率良く充填することができる液化ガス貯槽の製造方法および液化ガス貯槽製造ユニットを提供すること。
 【解決手段】断熱材給送工程により断熱空間にパーライトが給送され、断熱材給送工程においてパーライトが給送された断熱空間に気体圧送工程により窒素ガスが圧送されるので、断熱空間に圧送される窒素ガスの圧力を断熱空間のパーライトに作用させ、かかるパーライトの粉末間に介在する空隙を押し潰すことで、パーライトを圧密することができる。また、断熱空間にパーライトが充填されるまでの間に、断熱材給送工程と気体圧送工程とを交互に繰り返して行うので、断熱空間の上層のパーライトのみでなく、断熱空間の下層のパーライトまでも十分に圧密することができ、断熱空間にパーライトを効率良く充填することができる。
発明の名称公開番号出願人発明者
ガラス中空体の製造装置における自動炉内温度制御方法 (出願:2008. 5.28)
  特開 2009-286653
 (公開:2009.12.10)
株式会社山電器太田 英夫
【課題】即応性に優れ、ハンチングが小さく、装置立ち上げ時間を短縮でき、定常運転時の炉内温度も安定化させることができ、不良品の割合も少なくできる自動炉内温度制御方法を提供せんとする。
 【解決手段】燃料流量を調節する温度調節制御 PID と、空気流量を調節する空気調節制御 PID の少なくとも2つの PID 制御部を設け、従来の燃料調節制御 PID を省略した。特に、温度調節制御 PID が炉内測定温度に基づき燃料増減量を算出して燃料調節弁を制御するとともに、空気調節制御 PID が燃料流量と空気流量に基づき空気の増減量を算出して空気調節弁を制御する。また、この温度調節制御 PID と空気調節制御 PID とは互いに独立した制御とし、ダブルクロスリミット制御を行わないこととした。
発明の名称公開番号出願人発明者
自動車内装材用定温保持ポリウレタン樹脂成形品の製造法及び成形品 (出願:2008. 5.27)
  特開 2009-286816
 (公開:2009.12.10)
住化バイエルウレタン株式会社
 日本プラスト株式会社
西川 新治
 野田 文彦
 遠藤 和幸
【課題】自動車内装材等に用いられるポリウレタン樹脂成形品において、特に夏場など屋外に駐車中の自動車が太陽光の照射を長時間受けた時の表面温度の上昇及び最高到達温度を低く抑えることが可能な製造法及び該成形品を提供すること。
 【解決手段】ポリオール、触媒、鎖延長剤、およびその他の助剤を含むポリオール混合物とポリイソシアネート化合物から自動車内装材用定温保持ポリウレタン樹脂成形品を製造する方法において、前記ポリオール混合物が融点が60°C 〜80°C のマイクロカプセル化パラフィンワックス及び/又はシラスバルーンを、さらに含むことを特徴とする自動車内装材用定温保持ポリウレタン樹脂成形品の製造法。及び得られた該樹脂成形品。
発明の名称公開番号出願人発明者
ゴム組成物 (出願:2008. 5.28)
  特開 2009-286879
 (公開:2009.12.10)
横浜ゴム株式会社三原 諭
 崔 源文
 網野 直也
 串田 直樹
【課題】ジエン系ゴムにカーボンブラックやシリカなどの天然鉱物を配合したゴム組成物の粘弾性特性などの物性を更に向上させる。
 【解決手段】ジエン系ゴム100重量部、カーボンブラック及び/又はシリカ20〜120重量部、平均粒子径が30〜100µm のシラス 3〜50重量部並びにシリカとシラスの合計量の 3〜15重量%の硫黄含有シランカップリング剤を含んでなるゴム組成物。
発明の名称公開番号出願人発明者
高設栽培装置及び構成栽培方法 (出願:2008. 6. 9)
  特開 2009-291161
 (公開:2009.12.17)
株式会社染谷
 小 林 洋
小 林 洋
 染 谷 善 久
【課題】地面の病原菌等からの汚染を防止し、多量の培土を用いた栽培を可能として土耕栽培と同様な生育環境と味を作り出すことが可能な高設栽培を行う。
 【解決手段】複数のパイプ材が組み付けられて地面上に立設される左右一対の支持体2と、左右両側が一対の支持体に掛け渡されることにより中間部分が上面開放の収容部となって一対の支持体の間に垂れ下げられた透水性のシート部材と、シート部材の底部に充填された砕石層と、植物材料の焼却の際に生じる炭又は/及び転炉スラグを有効成分とした固形塊を含有しており、前記固形塊が砕石層上に盛られることにより形成された透水性の中間層と、中間層上に盛られた培土層とを備える。前記シート部材は、収容部の底面部分が地面に直接又は間接的に当接するように垂れ下がっている。
発明の名称公開番号出願人発明者
抗菌防黴効果を有する消臭剤の製造方法 (出願:2008. 6. 4)
  特開 2009-291576
 (公開:2009.12.17)
湯浅 勉湯浅 勉
【課題】自然物を顆粒体又は粉体に加工したものを、品質を損ねないように均一に攪拌混合する抗菌防黴効果を有する消臭剤の製造方法を提供する。
 【解決手段】顆粒状に砕いた天然ゼオライト鉱石85%にイオン状態で安定的に保持させた銀と三次元骨格構造を持つ粉状のゼオライト2%を加え、次にユーカリ香油を含侵させて満遍なく均一に混合攪拌することを特徴とする抗菌防黴効果を有する消臭剤の製造方法。
発明の名称公開番号出願人発明者
高真球度シラスバルーンの製造方法及びそれによって得られる高真球度シラスバルーン (出願:2008. 6. 3)
  特開 2009-292665
 (公開:2009.12.17)
鹿児島県
 株式会社プリンシプル
袖山 研一
 中村 俊一
 東 和朗
【課題】天然から採取されたどのようなシラス原鉱を用いても、1 回の焼成により、高真球度、高耐圧強度をもつシラスバルーンを得ることができる新規な製造方法を提供する。
 【解決手段】シラス原鉱より重鉱物成分を除去した残分を、高速気流中衝撃処理に付して粉砕したのち、ふるい分けし、粒径20〜150µmの範囲内の任意の画分を回収し、900〜1150°C において焼成する。
発明の名称公開番号出願人発明者
生ゴミ、汚泥分解剤及び分解方法 (出願:2008. 6.17)
  特開 2009-297701
 (公開:2009.12.24)
澤田 昌治澤田 昌治
 澤田 吉宏
【課題】本発明は、生ゴミ、生活汚泥、農業汚泥、産業汚泥、下水汚泥等から起因する環境汚染を生ゴミ、汚泥分解技術でもって、消臭、魚類保護、植物の生息できる環境を提供することにある。しかも、高度な設備費用を必要としない汚泥分解剤であること。
 【解決手段】木酢液の成分を珪藻土、ゼオライト、木質破片、おがくず、籾殻、植物抽出物の多孔質体に含有、吸着させることにより塩素の除去、酸化触媒反応をおこさせる。臭気物質を酸化分解させることにより、酸化触媒し反応する臭気物質を分解させる能力技術の開発である。蛋白質の腐敗臭、動物の排泄物質等の分解チッソ、リンサン等の残留農薬の吸着分解、流失油等の有害物質の吸着、静菌作用、酸度調整による有効微生物の生息環境を整え優れた効果を発揮します。超微細、超多孔質の天然素材は残留農薬や重金属を吸着分解します。においの二次発生源である雑菌の繁殖を防止し脱臭効果がある。ゼオライトの、生ゴミ、汚泥処理においては、アンモニア、チッソの除去。重金属イオンの吸着除去、染色排水の脱色浄化、放射性廃水の処理、硬水の軟水化をする。アンモニアガスの吸着もあり、ガス体の分離として酸素、チッソの分離をする。アンモニア、チッソの吸着による脱臭作用、環境改善をし、環境保護、保全に貢献することを特徴とする。
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