平成21年(2009年)7 月 〜 9 月 公開特許(16件)

詳細な内容については、“特許庁の特許情報プラットフォーム”をご利用下さい。
発明の名称公開番号出願人発明者
補助食品用粉体の製造方法および補助食品 (出願:2008. 2.18)
  特開 2009-142257
 (公開:2009. 7. 2)
有限責任中間法人
 ソルベントサイエンスラボラトリー
松尾 至晃
 花岡 孝吉
 大坪 亮一
 村上 篤良
 川野 真寛
【課題】水素分子を大量に吸着保持する天然多孔質体からなる補助食品を提供する。
 【解決手段】天然ゼオライトの場合には、火山灰が圧縮され水と接触して形成される過程で、様々な有機物が微量ではあるが骨格内に取り込まれている。そのため乾留することで前記有機物が低分子化して水素ガスを生じる。そして生じた水素ガスはゼオライトの微細孔(ミクロポア)の径が数nmであるので、そのまま微細孔(ミクロポア)内に留まる。
発明の名称公開番号出願人発明者
フィルター (出願:2007.12.18)
  特開 2009-148739
 (公開:2009. 7. 9)
大沼 孝己大沼 孝己
【課題】耐火不燃性でオイルミストや臭気及び焦煙の吸着除去に優れ且廃棄性も具備するフィルターの提供。
 【解決手段】酸化珪素態の無機発泡成形物若しくはパーライトからなり、その見掛比重が0.1乃至0.2で且その全体に亘って孔径が10乃至100µm の微細孔隙からなる膨大数の連続気泡構造を有し、而もその粒径が 2 乃至10mmの塊状若しくは球状となした原料素材の外表面に、シロキサン及びシラノール塩多分子量溶液からなる接着剤が、原料素材に対し 8 乃至16容量%割合で塗着されたうえ、所要の寸法形状の成形型若しくは成形枠内に、通気間隙割合が少なくとも30%割合以上に保持されるよう積合填入されたうえ原料素材相互が一体的に接着固定された構成。
発明の名称公開番号出願人発明者
崩壊性材料、載置台、焼却方法、ロストワックス鋳型及び鋳型崩壊方法 (出願:2008. 1. 9)
  特開 2009-161409
 (公開:2009. 7.23)
白崎 和夫白崎 和夫
 大澤 洋三郎
【課題】目的とする温度まで加熱、昇温された段階では所定の強度、形状を備え、その後に所定時間が経過したときに崩壊させることのできる崩壊性材料を提供する。
 【解決手段】本発明の崩壊性材料は、水硬性材料の水和物からなる基体と、基体中に分散された未膨張バーミキュライト粒子と、からなることを特徴とする。水硬性材料は、セメント及び石膏の少なくとも一種からなり、未膨張バーミキュライト粒子は、0.5〜15wt%含有することが、本発明の崩壊性材料において好ましい。また、シラスバルーン粒子を、0.5〜20wt%含有することが、本発明の崩壊性材料において好ましい。さらに本発明において、基体の表面に、水硬性材料の水和物とシリカパウダとからなる皮膜が形成されていることが好ましい。
発明の名称公開番号出願人発明者
合成樹脂エマルジョン (出願:2008. 1. 8)
  特開 2009-161674
 (公開:2009. 7.23)
昭和高分子株式会社
 東タイ株式会社
 エス・ピー・ジーテクノ株式会社
村田 直樹
 土井 満
 野口 武
 中島 昇
【課題】乳化剤を多量に使わずして、安定かつ微粒子化した合成樹脂エマルジョンを得る。
 【解決手段】本発明の合成樹脂エマルジョンは、シラス多孔質ガラス膜を透過した水を分散媒として用いて、エチレン性不飽和単量体を乳化重合したことを特徴とする。また、本発明の合成樹脂エマルジョンにおいて、分散質の平均粒子径が10〜200nmであると好ましい。
発明の名称公開番号出願人発明者
地盤改良工法 (出願:2008. 1.15)
  特開 2009-167651
 (公開:2009. 7.30)
戸田建設株式会社保井 美敏
 伊勢本 昇昭
 塙 亨
 日下 信
【課題】本発明は、地盤改良工法に関し、施工現場での砕石を利用して沈下特性に優れた地盤改良を行うことが課題である。
 【解決手段】地盤用の土砂を粉砕機にて粉砕する工程と、その粉砕したものを40mmと10mmとのふるいにかけて40〜10mmの礫材と、10mm以下の砂材とにふるい分ける工程と、前記礫材と前記砂材とを礫材:砂材=3:7〜礫材:砂材5:5に集積して混合する工程と、前記混合して成る一次混合材にセメント系固化剤及び含水比調整用の水を混合し撹拌して二次混合材である地盤改良土を作る工程と、前記地盤改良土を施工場所に運搬して敷き均し転圧・締め固める工程とからなる地盤改良工法1とするものである。
発明の名称公開番号出願人発明者
ブロック塀用軽量ブロック (出願:2008. 1.31)
  特開 2009-180022
 (公開:2009. 8.13)
国立大学法人宇都宮大学
 株式会社デイ・シイ
 株式会社シンセイ
 株式会社アイエクス
藤原 浩巳
 二戸 信和
 鯉渕 清
 磯 貴幸
 吉田 英靖
【課題】地震対策の一環として、密度が小さいにもかかわらず、強度、耐久性に優れ、かつ産業廃棄物(PS 灰)の利用により環境にもやさしく、経済性にも優れたブロック塀用軽量ブロックを提供する。
 【解決手段】ブロック塀用軽量ブロックを製造するための基本使用材料として、セメント、PS 灰、比重の異なる 2 種類の軽量骨材、および一般骨材を用いる。2種類の軽量骨材のうちの一方として、比重0.6以下のパーライトを用い、もう一方の軽量骨材として、より比重の高い軽量骨材を用い、気乾かさ密度が1.6g/cm3未満で圧縮強さが6N/mm2以上、または気乾かさ密度が1.7g/cm3未満で圧縮強さが8N/mm2以上、または気乾かさ密度が1.8g/cm3未満で圧縮強さが10N/mm2以上のいずれかの性能を有するブロックとなるように配合等を調整する。
発明の名称公開番号出願人発明者
緑化舗装とその施工方法 (出願:2008. 2. 4)
  特開 2009-185456
 (公開:2009. 8.20)
日本植生株式会社横林 英記
【課題】緑化舗装を施工するに当たり、その基礎となる強固で且つ植物の生育環境の良好な路盤を簡易に形成できるようにする。
 【解決手段】路床に路盤材としての砕石を敷き並べて転圧した後、砕石の上からセメントミルク等の接着性溶液を格子状に撒いて路盤内に流し込むことで砕石同士を格子状且つ3次元的に連結させることにより、厚み内に連続した空隙を有する格子状の荷重分散構造体を持つ路盤を形成し、その後、路盤が内包する空隙に植生基盤材を注入する。
発明の名称公開番号出願人発明者
石膏再生装置およびロータリキルン炉 (出願:2008. 2.13)
  特開 2009-190920
 (公開:2009. 8.27)
有限会社テクニカ戸田 委佐夫
【課題】石膏ボード廃材を粉砕し、ロータリキルン炉を用いて加熱乾燥を行う場合、加熱乾燥および不純物の燃焼が不完全であり、均質な石膏を再生できなかった。
 【解決手段】ロータリキルン炉として、円筒形状をし、中心軸が水平になるように配置されたキルン炉を用いる。このキルン炉の内周壁には、内周壁の壁面から所定の高さに立ち上がっていて、中心軸の方向に螺旋状に延びている送り羽根が設けられている。
 【効果】ロータリキルン炉の回転数を適切に制御することにより、送り羽根を用いて所望の移動速度で材料をキルン炉内の一端側から他端5側へと移動させることができ、その間に、火力を与えて粉砕石膏ボードを均質に加熱乾燥させ、品質の安定した再生石膏を得ることができる。
発明の名称公開番号出願人発明者
浄水場脱水ケーキと砕石微粉末を用いた土木用造粒物及びその製法 (出願:2008. 2.15)
  特開 2009-190949
 (公開:2009. 8.27)
株式会社日立製作所
 朝霞・三園ユーティリティサービス株式会社
 第一石産運輸株式会社
柚木 応介
 泉山 昭政
 越智 良幸
【課題】浄水場脱水ケーキ砕石微粉末の双方を用いて、路床材と同等な強度を有し、埋め戻し材等にも十分に利用可能な土木用造粒物及びその製法を実現する。
 【解決手段】浄水場脱水ケーキ及び砕石微粉末を回転翼 8 を有する造粒機 7 に投入し、回転翼を高速で回転して解砕した後、造粒機に高炉セメントB種と水を加え回転翼を低速で回転して造粒することにより、埋め戻し材等にも十分に利用可能な土木用造粒物を製造する。この場合において、浄水場脱水ケーキの配合率が70±20質量%、砕石微粉末の配合率が30±20質量%の範囲で配合して100質量%とし、高炉セメントB種の配合率が外割合で5〜10質量%の範囲で選択することが好ましい。
発明の名称公開番号出願人発明者
溶岩染め繊維の製造方法 (出願:2008. 2.16)
  特開 2009-191417
 (公開:2009. 8.27)
株式会社富士山武井 文夫
【課題】遠赤外線を放射する能力に優れた溶岩パウダーおよび/または火山灰染め繊維を提供しようとするものである。
 【解決手段】1)天然繊維もしくは化学繊維の母体を、溶岩を粉砕して得た多数の溶岩パウダーおよび/または火山灰を配合した染料で染色することを特徴とする溶岩染め繊維の製造方法。2)多数の溶岩パウダーおよび/または火山灰は、その95%以上が粒子径1.0µm 未満である請求項 1 に記載の溶岩染め繊維の製造方法。
発明の名称公開番号出願人発明者
天然芝の広場 (出願:2008. 2.13)
  特開 2009-191480
 (公開:2009. 8.27)
三佐和 拡三佐和 拡
 谷川 勝利
【課題】ベランダ、屋上、グランドなどの舗装面においても天然芝を使用することができ、手入れも容易な天然芝の広場を提供すること。
 【解決手段】軽石とポルトランドセメントと水とを混練した状態の生コンクリートを打設した保水性・透水性コンクリート層と、この保水性・透水性コンクリート層の上に敷かれて水を毛細管現象により水平方向に導く合成樹脂繊維製の不織布と、この合成樹脂繊維製の不織布の上に敷設され、適当な間隔をあけて漏水穴をあけて終端を閉じた給水パイプと、不織布および給水パイプの上に植生した天然芝とを具備し、給水パイプの一端を給水口とするものである。
発明の名称公開番号出願人発明者
屋上緑化資材ユニット (出願:2008. 2.20)
  特開 2009-195216
 (公開:2009. 9. 3)
株式会社エココスモ
 豊和直株式会社
 倉持 仁志
賀籠六 實
【課題】シラスバルーン混練物土壌に植栽した改良種のイワダレソウを、極寒下、極暑下あるいは乾燥下という苛酷環境下でも生育可能とすること。
 【解決手段】相互連結可能な植栽用コンテナに土壌を入れ、この土壌に草花を植栽してなる屋外緑化資材ユニットにおいて、土壌には、シラスバルーンに珪酸アルカリ水溶液を添加・混練して得られたシラスバルーン混練物 3 を選択するとともに、草花には改良種のイワダレソウ 4 を選択したこと。
発明の名称公開番号出願人発明者
仕上材 (出願:2009. 1.22)
  特開 2009-197577
 (公開:2009. 9. 3)
石原製紙株式会社石原 金栄
【課題】シックハウス症候群の原因となる化学物質の吸着が十分で、吸放湿性にも優れ、しかも意匠性にも優れた仕上材を提供すること。
 【解決手段】珪藻土、バーミュキライト、石膏スラグ、ALC 粉末、ケイ酸カルシウム、または消石灰の何れか少なくとも 1 種、あるいはこれらの混合物を主材とする基板と、この基板の表面側に50〜250g/m2の割合で塗布されて、当該基板の表面の装飾を行う顔料もしくは染料を含んだ加飾層 2 と、この加飾層上に貼付されて、坪量が 6〜100g/m2の和紙層と、この和紙層の表面に10〜100g/m2の割合で塗布された保護層とを備えたこと。
発明の名称公開番号出願人発明者
緑化基盤材 (出願:2008. 2.29)
  特開 2009-201476
 (公開:2009. 9.10)
アニックスプランツワークス株式会社安達 守
 安達 謙祐
【課題】緑化基盤材と緑化植物との活着が手数少なく確実に容易にでき、建造物の外壁面のような垂直面に取り付けられても緑化植物が落下する危険性が少なく、風雨に曝されても緑化植物が容易には基盤材から離れて飛散することがなく、室内外の緑化装飾にも清潔感を維持した状態で使用できる緑化基盤材の提供。
 【解決手段】黒曜石を主成分とした無機質素材を肥料無添加状態で加圧成形し、それを焼成して多気泡保有体とした板状部材と、該板状部材の片面に苗素材を直接散布して活着させたセダム類とによって構成したもの。
発明の名称公開番号出願人発明者
駐車場の緑化施工方法 (出願:2008. 2.28)
  特開 2009-203786
 (公開:2009. 9.10)
株式会社エココスモ賀籠六 實
【課題】舗装済駐車場の剥離、掘り起こし工事を不要にして工期短縮を図り、産業廃棄物を出さずに緑化駐車場を施工するとともに、高温下でも駐車場の緑化状態を長期に亘って保持すること。
 【解決手段】舗装済駐車場の舗装を剥離しない状態のまま、該舗装面上の各駐車区画となるところの車輪圧接相当面に車輪乗り上がりを敷設し、該車輪乗り上がりの周りには、それと同一の高さ(厚さ)で、シラスバルーンに珪酸アルカリ水溶液を添加・混練して得られたシラスバルーン混練物を入れた植栽用コンテナに改良種のイワダレソウを植栽した緑化資材ユニットを敷設する駐車場の緑化施工方法。
発明の名称公開番号出願人発明者
シリコン異方性エッチング液組成物 (出願:2008. 2.28)
  特開 2009-206335
 (公開:2009. 9.10)
林純薬工業株式会社
 三洋電機株式会社
 三洋半導体株式会社
 三洋半導体製造株式会社
勇 謙司
 木村 真弓
 青山 哲男
 田湖 次広
【課題】シリコン異方性エッチングにおいて、シリコンエッチング速度が速いエッチング液組成物、電極や配線材料に多用されるアルミニウムやアルミニウム合金を腐食せず、シリコンのみを選択的にエッチングするエッチング液組成物を提供する。
 【解決手段】(a)有機アルカリ化合物と無機アルカリ化合物の混合物であるアルカリ化合物と、(b)含珪素化合物とを含有させる。有機アルカリ化合物として、第 4 級水酸化アンモニウムまたはエチレンジアミンの 1 種以上を用いる。また、無機アルカリ化合物として、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニアまたはヒドラジンの 1 種以上を用いる。また、含珪素無機化合物が、金属珪素、ヒュームド・シリカ、コロイダル・シリカ、シリカゲル、シリカゾル、珪藻土、酸性白土、活性白土等であり、含珪素有機化合物が、珪酸アルキル若しくはアルキル珪酸の第四級アンモニウム塩の 1 種以上を用いる。
前画面に戻る