平成21年(2009年)4 月 〜 6 月 公開特許(12件)
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
---|---|---|---|
火山噴出物加工粉体の固形成形方法 | (出願:2007.9.18) 特開 2009-72750 (公開:2009.4.9) | 株式会社エココスモ 豊和直株式会社 | 賀籠六 實 上原 豊 |
【課題】本発明方法で成形される固形成形物で二酸化炭素を有効に吸着すること。
【解決手段】火山噴出物の発泡粒子に珪酸ソーダ濃厚水溶液を添加・混練してなる混練物中へ炭酸ガスを注入して得られた火山噴出物発泡粒子集塊物を粉状に精製し、得られた噴出物加工粉体に有機溶剤を含まない水溶性バインダーを添加混練した後、粒状に、又は型枠により所望形状に成形し、この成形物に、上記噴出物加工粉体が潜在的に有する二酸化炭素吸着能を顕在化させたことを特徴とする火山噴出物加工粉体の固形成形方法。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
廃アスベスト材の処理方法およびその処理装置 | (出願:2007.9.25) 特開 2009-78195 (公開:2009.4.16) | 渡辺解体興業株式会社 | 渡邊 龍一 太田 道男 |
【課題】廃アスベスト材を解体現場で連続的かつ系統的に無害化処理でき、付近の環境も汚さない廃アスベスト材の処理方法およびその処理装置を提供する。
【解決手段】廃アスベスト材を吸引し水で捕捉し水底に沈降させてスラリー化する捕捉工程、スラリーを脱水してケーキとする絞り工程、ケーキを溶融してガラス化する溶融・ガラス化工程、溶融によって生じた高温ガスを冷却するガス冷却工程、使用した水を捕捉工程に戻す水循環工程、捕捉工程を通過した空気をヘパフィルタに通して大気に放出可能な空気とする空気濾過工程、アスベスト含有水を珪藻土がコーティングされたスプリングフィルタに通して外部に排出可能な水とする水浄化工程を備える。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
コーティング材の製造方法およびコーティング材 | (出願:2008.9.27) 特開 2009-79221 (公開:2009.4.16) | スターハード株式会社 | 立石 正徳 |
【課題】バルーン粒子の浮力を利用して高断熱性および減菌性に優れたコーティング材を得ることのできる製造方法及び、施工コストに優れたコーティング材の製造方法を提供する。
【解決手段】比重が1未満のセラミック系またはガラス系のバルーン粒子に、水および水溶性樹脂を混錬して一次混錬物を得る第 1 混錬工程と、第 1 混錬工程で得られた一次混錬物に、比重が 1 を超える光触媒材料を混錬して二次混錬物を得る第 2 混錬工程とを含む。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
タイヤ用ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ | (出願:2007.10. 1) 特開 2009-84483 (公開:2009.4.23) | 横浜ゴム株式会社 | 竹内 瑞哉 |
【課題】加工性を改善しつつ、空気入りタイヤのビートインシュレーションゴムとして必要な硬度を有するゴム組成物の提供。
【解決手段】天然ゴム及び/又はイソプレンゴムを少なくとも10重量部含むジエン系ゴム100重量部、粒子径が100µm 以下の円筒状の形状をしたメロシラ属に属する珪藻土45重量部以上並びに前記珪藻土及び窒素吸着比表面積が50m2/g 以下のカーボンブラックを合計120〜150重量部含んでなるタイヤ用ゴム組成物。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
タイヤ用ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ | (出願:2007.10. 5) 特開 2009-91430 (公開:2009.4.30) | 横浜ゴム株式会社 | 竹内 瑞哉 |
【課題】騒音性能に優れた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】ブチルゴム及びハロゲン化ブチルゴムの少なくとも一種10重量部以上を含むジエン系ゴム100重量部、窒素吸着比表面積が20〜120m2/gであるカーボンブラック20〜80重量部並びに珪藻土10〜50重量部を含むタイヤ用ゴム組成物並びにそれを用いた空気入りタイヤ。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
路面舗装用組成物及び路面舗装法 | (出願:2007.10.12) 特開 2009-91872 (公開:2009.4.30) | 藤 良和 | 藤 良和 |
【課題】土系の骨材を含み、無機材料のみでなり、強度及び耐摩耗性が改良された路面舗装用組成物を提供する。
【解決手段】土系の骨材を100重量部と、高炉水砕スラグを30〜800重量部と、アルカリ刺激剤を15〜100重量部とを含有する路面舗装用組成物は、強度及び耐摩耗性が改良され、無機材料のみでなる路面舗装用組成物である。土系骨材としては、土、石炭灰、火山灰及び粉砕した廃瓦のうちの少なくとも1つが好ましく使用可能であり、アルカリ刺激剤としては、セメント、酸化カルシウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、酸化マグネシウム及び硫酸塩のうちの少なくとも 1 つが好ましく使用可能である。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
岩盤浴装置 | (出願:2007.10.16) 特開 2009-95445 (公開:2009.5.7) | 松本建工株式会社 | 佐藤 隆 |
【課題】衛生的な石材パネルを用い、加熱システム及び床面のメンテナンスの容易な岩盤浴装置を提供する。
【解決手段】フレームに断熱パネルを嵌合止着して台座を構成し、台座の平坦上面の外周に、縦枠材と横枠材とから成る上面枠を固定し、上面枠内で台座上面上に熱源を載置し、熱源を覆う形態で、金属板を上面枠上に着脱可能に止着し、金属板上の両側縁に外枠を着脱自在に止着して着座域を形成し、該着座域に複数枚の珪藻土タイルを載置し、珪藻土タイルの取り剥がし、外枠の取り外し及び金属板の取り外しを可能とした岩盤浴装置。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
臭い吸着シートおよびその製造方法 | (出願:2007.10.30) 特開 2009-106464 (公開:2009.5.21) | 有限会社ヤマタニ | 谷川 正秀 |
【課題】おむつやおむつカバーなどの内面に装着することができ、アンモニア等の臭い成分を吸着して容易に消臭できる、臭い吸着シートを提供する。
【解決手段】上下のシート部材間に形成される収納空間にシラスを主成分とする臭い吸着材を収納し、それら上下のシート部材を接着部材を介して互いに接着し、同上下のシート部材の少なくとも一方に通気性素材を用いる。臭い吸着材の主成分であるシラスは、平均粒子径を1.0mm以下とする。上下のシート部材は可撓性素材からなる。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
左官材料 | (出願:2008.12.24) 特開 2009-107926 (公開:2009.5.21) | ジャギアドットコム株式会社 | 中川 慶浩 玉造 隆一 |
【課題】シラスバルーンを含有する左官材料として所望の吸音性、施工性、調湿性、軽量性、断熱性及び不燃性を発揮するとともに、既調合の粉体として建設現場に搬入し、樹脂液の計量及び混合等を行わずに建設現場で比較的容易に水と混練することができ、しかも、格別の下地処理を要することなく壁面又は天井面に塗布することができる湿式左官材料を提供する。
【解決手段】シラスバルーンを主材とする左官材料において、室温又は大気温度で水に溶解し且つ室温で乾燥硬化するバインダとしてポリビニルアルコール粉末を含む粉体からなり、粉体として施工現場に搬入され、施工現場において混練水と混練するだけで壁面又は天井面に塗布可能な湿式左官材料とした。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
植栽装置 | (出願:2007.11.27) 特開 2009-125047 (公開:2009.6.11) | 三佐和 拡 | 三佐和 拡 谷川 勝利 |
【課題】土壌の通気性を向上させ、水やりの手間がかからずに植物の生育を促進する簡便な植栽装置を提供する。
【解決手段】軽石とポルトランドセメントと水とを混練した生コンクリートを板状に固めた保水性・透水性コンクリート・ブロックと、このコンクリート・ブロックにあけた孔に挿通した毛細管現象により導水する布の給水芯と、コンクリート・ブロックの表面に敷き込んだ同種の布と、この布の表面に形成した軽石の砂の層と、コンクリート・ブロックをスペーサ 5 により間隔をあけて保持する受皿とを具備し、受皿に貯えた水を給水芯および布を経て軽石の砂の層に供給して、軽石の砂の層で植物を育成する。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
吸着剤基本構造体及びそれを用いた吸着剤 | (出願:2007.11.22) 特開 2009-125668 (公開:2009.6.11) | 荏原実業株式会社 | 片山 泰人 小林 孝幸 金丸 託也 |
【課題】耐水性と耐磨耗性に優れた吸着剤基本構造体を提供すると共に、該吸着剤基本構造体を利用し、吸着対象に対して安定して高い除去性能をもつ吸着剤を提供すること。
【解決手段】珪藻土を主成分とし、吸着剤を構成する原料の総乾燥重量に対する比が3%以上となる金属鉄を添加したことを特徴とする吸着剤基本構造体である。好ましくは、該金属鉄が鉄粉であり、その平均粒度が300µm 以下であることを特徴とする。また、該吸着剤基本構造体に、酸類を添加した吸着剤であり、該酸類はリン酸又はポリリン酸であることを特徴とする。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
フライアッシュバルーン回収方法及びシステム | (出願:2007.11.30) 特開 2009-131792 (公開:2009.6.18) | 中国電力株式会社 | 田中 雅章 |
【課題】フライアッシュバルーンの効率的な回収を可能とし、フライアッシュの無駄な廃棄を防止することのできるフライアッシュバルーン回収方法を提供すること。
【解決手段】閉鎖水域の水面に浮遊するフライアッシュバルーンを吸引により収集するために風下に設置される吸引収集手段を用いて、閉鎖水域の風下に集まるフライアッシュバルーンを収集する。これにより、フライアッシュバルーンの効率的な収集作業が可能となる。すなわち、本発明の方法によって、フライアッシュバルーンを効率よく回収するための手法が提供されることとなるので、従来のようにフライアッシュバルーンを回収する手法がないがために無駄にフライアッシュを廃棄せざるを得ないという状況を防止することができる。 |