平成20年(2008年)10 月 〜 12 月 公開特許(16件)
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
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外壁水冷システムを備える建築物 | (出願:2007.3.20) 特開 2008-231779 (公開:2008.10.2) | 株式会社高千穂 | 新留 昌泰 |
【課題】本発明は、外壁に水を供給してこれを冷却するシステムに好適な外壁と当該外壁に水を供給するシステムを備える建築物を提供することを目的とする。
【解決手段】下地層と、前記下地上に形成され、主として乾燥シラスを含み、該乾燥シラスとして、中粒径の乾燥シラスを全体の10〜25重量%、小粒径の乾燥シラスを全体の15〜30重量%および超小粒径の乾燥シラスを全体の25〜40重量%含む第1の壁材層と、前記第1の壁材層上に形成され、主として乾燥シラスを含み、該乾燥シラスとして、大粒径の乾燥シラスを全体の15〜30重量%、中粒径の乾燥シラスを全体の10〜25重量%、小粒径の乾燥シラスを全体の15〜25重量%および超小粒径の乾燥シラス を全体の 3〜15重量%含む第 2 の壁材層と、で少なくとも構成されている外壁、ならびに、前記外壁に水を供給するための手段を少なくとも備える外壁水冷システム、を備えることを特徴とする建築物を提供する。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
蓄熱体 | (出願:2007.3.28) 特開 2008-239860 (公開:2008.10.9) | 豊和直株式会社 | 上原 豊 生野 隆 |
【課題】熱移動しやすく、熱伝送性に優れる蓄熱体を提供すること。
【解決手段】本発明の蓄熱体は、火山噴出物発泡粒子の表面に蓄熱材が被覆されてなることを特徴とする。また、本発明の不燃性蓄熱体は、この蓄熱体の表面が珪酸ゲルで被覆され、上記蓄熱体同士を上記珪酸ゲルを介して結合させた第1の集塊物であることを特徴とし、不燃性蓄熱体は、この第1の集塊物の表面が珪酸ゲルで被覆され、上記第 1 の集塊物と火山噴出物発泡粒子とを上記珪酸ゲルを介して結合させた第 2 の集塊物であることを特徴とする。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
エマルション塗料及び遮熱材 | (出願:2007.3.30) 特開 2008-248054 (公開:2008.10.16) | トータル・マテリアル株式会社 | 柴田 政夫 石村 哲也 谷口 正弘 |
【課題】遮熱効果に優れたエマルション塗料及び遮熱材を提供することである。
【解決手段】シラス バルーン(A)、雲母(B)及びバインダー樹脂(C)を含有してなり、シラス バルーン(A)、雲母(B)及びバインダー樹脂(C)の重量に基づいて、シラス バルーン(A)の含有量が 5〜20重量%、雲母(B)の含有量が20〜75重量%、バインダー樹脂(C)の含有量が20〜70重量%であって、シラス バルーン(A)と雲母(B)との重量比(A/B)が 1/2〜1/5 であることを特徴とするエマルション塗料を用いる。さらに造膜助剤(D)を含有することが好ましい。基材に、上記のエマルション塗料を塗布してなることを特徴とする遮熱材を用いる。基材は織物、編物及び不織布からなる群より選ばれる少なくとも 1 種が好ましい。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
動物用飼料 | (出願:2007.4.9) 特開 2008-253226 (公開:2008.10.23) | 中野 茂 上中 誠 | 中野 茂 |
【課題】家畜等の飼育動物の肥育を促進しつつ肉質の改善を図り、飼育動物の糞臭気や糞尿の堆肥化発酵過程で発生する悪臭を抑制する動物用飼料を提供する。さらに、栄養素に富んだ堆肥(有機肥料)を提供する。
【解決手段】バチルス属に属する微生物およびクロストリジウム属に属する微生物を含む混合微生物、ならびにシラス、シラスバルーン、パーライト、バーミキュライト、軽石および植物炭化物からなる群より選ばれた少なくとも1種の多孔質担体を含有することを特徴とする動物用飼料。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
コーティング材 | (出願:2007.4.6) 特開 2008-255282 (公開:2008.10.23) | 株式会社ナチュル | 松井 良樹 |
【課題】不燃性、耐熱性、断熱性などに優れたコーティング材において、さらに、調湿効果を有し、しかも、有害物質を除去することのできるコーティング材を提供する。また、コーティング材に釘やネジなどを打ち込んだ場合であっても、ひび割れを生じて壁面などから剥がれ落ちることのないコーティング材を提供する。
【解決手段】珪藻土を10〜50重量部、ゼオライトを 3〜10重量部、粘土を10〜40重量部、パーライトを10〜50重量部、カーボンファイバーやロックウールなどの繊維状物質を 1〜5 重量部含むように組成される。そして、この組成物を、5〜10重量部のケイ酸アルカリ化合物を含有する水溶液に含有させ、コテやスプレーなどによって壁面1上などに塗布する。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
屋上緑化ユニット | (出願:2007.4.12) 特開 2008-259484 (公開:2008.10.30) | 関西化工株式会社 | 余吾 俊 中村 起三子 |
【課題】雨水を活用し省スペースで設置や維持に手間が掛からない低コストの屋上緑化ユニットの提供。
【解決手段】防水シートで囲われた雨水貯留槽の内部にグレーチングを敷き、その上部に防水シートで囲われた栽培槽を設置し、貯留水を上部の栽培槽に揚水するための潅水ポンプを設置し、水の供給には雨水貯留槽に貯留した雨水を利用し、栽培槽内部にプラスチック製網目構造をした素材を敷き、そのプラスチック製網目構造をした素材の上に小粒の軽石を敷き詰め、植物を植えることを特徴とする屋上緑化ユニット。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
食品添加用還元剤の製造法 | (出願:2007.4.24) 特開 2008-263941 (公開:2008.11.6) | 株式会社ウェッジ 株式会社高田薬局 高田 隆右 山本 泰三 | 佐藤 一男 長坂 常司 |
【課題】カキ殻等の貝殻類と天然ゼオライトとの各々粉体を熱処理と粉体の水温処理による食品添加用還元剤の製造法である。
【解決手段】貝殻を最初電気炉で550°C で 3 時間、その後、700°C で5時間と、さらに840°C で 8 時間加熱焼成したものを10ミクロンの粉体とし、天然ゼオライトを初期温度250°C で 2 時間、750°C で 5 時間熱処理し、その後、10ミクロンの粉体に加工し、貝殻の粉体90%とゼオライト粉体10%とを混合したものを水温90°C で平衡温度で 8 時間イオン交換させた後、含水比 3%にまで乾燥したものを840°C で 5 時間焼成するものである。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
珪藻土系室内塗装材による塗装方法及び当該塗装方法に用いられる珪藻土系室内塗装材 | (出願:2007.4.16) 特開 2008-264605 (公開:2008.11.6) | 株式会社ライフホーム | 塚田 和雄 |
【構成】珪藻土を含有してなる珪藻土系室内塗装材に、石英片岩を粉砕してなる石英片岩粉末を添加してなる室内塗装材にて建物の室内に塗装を施すことを特徴とする珪藻土系室内塗装材による塗装方法及び珪藻土を含有してなる珪藻土系室内塗装材99〜90重量%と石英片岩を粉砕してなる石英片岩粉末 1〜10重量%とからなる珪藻土系室内塗装材。
【効果】珪藻土を含有してなる珪藻土系室内塗装材に石英片岩を粉砕してなる石英片岩粉末を添加してなり、調湿効果が高く、カビ汚れが付かず、接着性が良く、塗り作業が楽にでき、シックスハウスの原因となるホルムアルデヒドが殆んど含まれず、水性で有機溶剤を使用していないので、有機物質が揮発することによって、人体へ影響しまた室内が汚染されるということがなく、マイナスイオン効果が高く、遠赤外線効果に優れ、電磁波を吸収分解効果に優れ、波動効果にも優れている。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
水耕栽培装置 | (出願:2007.5.11) 特開 2008-278824 (公開:2008.11.20) | 吉川 泰正 | 吉川 泰正 |
【課題】植物の育成に好適な環境を与えることができる水耕栽培装置を提供する。
【解決手段】栽培槽内に液肥を間欠的に供給し、栽培槽内の下部に液肥の一方向の流れを生じさせる液肥供給手段と、栽培槽の天板に開設したポット挿着穴に挿着され、上端および下部に開口部を有すると共に内部に多数個の軽石が充填された植栽ポットとを備え、ポット挿着穴に挿着された植栽ポットの下面と栽培槽の底板上面との間に、植栽ポットに植え込まれた植物の根が成長しうるための隙間が形成されている。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
金属溶湯への浸漬用耐熱保護紙管及び耐熱保護管、それを用いた溶湯測温プローブ、溶湯試料採取プローブ、溶湯酸素濃度測定プローブ | (出願:2007.5.9) 特開 2008-281378 (公開:2008.11.20) | 有限会社比土工業 | 山本 雅章 山本 章一 山本 大樹 |
【課題】耐火性、耐断熱性、耐衝撃性に優れ、製造コストも低い金属溶湯浸漬用の耐熱保護紙管、耐熱保護管を提供する。
【解決手段】耐熱保護紙管は、細長い筒状の紙管とその紙管の先端部所定長さに外装した耐火材層からなる。 紙管は、テープ状のクラフト紙を螺旋状に複数層巻き回し、接着剤で重なり部分を接着しながら筒状に巻いて形成したものである。 耐火層は、珪藻土を主成分として、これに若干の向き助剤を加えたのを有機バインダーで結合させたものである。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
防音材料 | (出願:2007.5.17) 特開 2008-285872 (公開:2008.11.27) | 安部ガナイト工業株式会社 | 安部 剛 |
【課題】国内で排出される藁・籾殻・鋸屑・古紙をリサイクル原料として有効活用でき、しかも使用後は焼却処分できる防音材料を提供する。
【解決手段】藁・籾殻・鋸屑・古紙を組み合わせた原料と、エチレン酢酸ビニル共重合体エマルジョン・アクリル系共重合樹脂エマルジョン又はスチレン・ブタジエン・ラバー(SBR)等の固化材を所定の割合で混練する。原料には吸音を目的にパーライト又はセメント混和用軽量骨材を組み合わせてもよい。固化材とこれらを混練して得た防音材料を所定の厚さに吹き付けたり、型枠に流し込んで所要の形状に成形して用いられる。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
法面緑化基盤材及びその施工法 | (出願:2007.6.4) 特開 2008-295430 (公開:2008.12.11) | 株式会社グリーン有機資材 ぶんご有機肥料株式会社 株式会社シンコーサービス 株式会社親和テクノ 株式会社大新興業 栄和建設株式会社 | 杉本 晃 |
【課題】本発明は土木工事によって生じた傾斜露出地面(法面)に孔隙に富み空気の通流が良好で雑草の居付き良好で、しかも降雨が上記被覆層内に均等に浸水し、上記被覆層が降雨によって、傾斜地面を流下するおそれがなく傾斜地面を充分保護し雑草の発生及び育成を充分行い得る傾斜地面被覆料及びその施工法を提供することを目的とする。
【解決手段】竹材を0〜10mm程度に解砕して比較的軟い短繊維による水分10〜60wt%よりなる気孔マスを形成し、上記気孔マスをバーク堆肥に20〜80wt%分散混合し、さらに焼却灰、火山灰、フライアッシュ等を主とする水硬性接着剤を 2〜5wt%及び水を添加混合して団粒マスを形成してなる法面緑化基盤材。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
人工芝舗装構造体およびその施工方法 | (出願:2007.5.31) 特開 2008-297808 (公開:2008.12.11) | 株式会社 NIPPO コーポレーション 積水樹脂株式会社 | 戸谷 賢智 柴田 康博 藤原 真也 |
【課題】適度な弾性を確保しつつ構造が簡単で、施工コストを低減し得る人工芝舗装構造体およびその施工方法の提供。
【解決手段】人工芝を敷設するシート状の人工芝舗装構造体であって、加熱アスファルト混合物からなり、骨材として粒状ゴムがアスファルトに混合されてなり、砕石および石粉の混合物を200〜250°C に加熱乾燥し、これに粒状ゴムを常温で混合し、アスファルトを混合して人工芝舗装構造体用組成物を得る工程と、人工芝舗装構造体用組成物を敷設して敷均す敷均し工程と、敷均された人工芝舗装構造体用組成物を転圧して締め固める締め固め工程とを含む人工芝舗装構造体の施工方法。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
溶存態ケイ酸補給ブロック | (出願:2007.6.6) 特開 2008-303088 (公開:2008.12.18) | 高崎 みつる 株式会社ニュージエック 環境工学株式会社 | 高崎 みつる 神尾 重雄 長谷川 聖記 |
【課題】珪藻類の増殖およびそれらを捕食する微小動物群の増殖ならびにこれらを通じ、水質の改善や水中生態系の維持発展の促進を図ることを目的とする。
【解決手段】シラスとセメントと水から構成され、且つ連続空隙を有する溶存態ケイ酸補給ブロックとした。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
軽量石膏ボード | (出願:2007.6.11) 特開 2008-303132 (公開:2008.12.18) | 須藤 陸奥正 | 須藤 陸奥正 |
【課題】これまでの石膏ボードは一般に軽いとはいえず、高層住宅の耐震性、建設作業効率、トラック輸送等による輸送効率はあまり良いとはいえない。軽量化を図り、高層住宅の耐震性、建設作業効率、輸送効率、防火性、吸音性に優れた軽量石膏ボードを提供する。
【解決手段】パーライトを石膏ボードに混合する事により、従来の品質を保ちながら石膏ボードの軽量化を図り、輸送効率、耐火、耐震、作業能率を大きく高めるものである。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
磁器タイル及びその製造方法 | (出願:2007.6.13) 特開 2008-308354 (公開:2008.12.25) | 宮坂 祥一 大和窯業株式会社 | 宮坂 祥一 前田 範勝 常松 欽治 |
【課題】磁器タイルでありながら、水分を吸収することができる磁器タイル及びその製造方法を提供する。
【解決手段】粉砕し粉状にして所定の温度で焼成した珪藻土と、粉砕し粉状にしたトルマリンと、カオリナイトと、粘土とを配合し、これらのうち珪藻土の割合よりも石英斑岩の割合を小とし、これらを攪拌混合して所定形状にした後1200〜1400°C で所定時間焼成して磁器タイル J11 を製造する。 |