平成20年(2008年)4月〜6月公開特許(18件)

詳細な内容については、“特許庁の特許情報プラットフォーム”をご利用下さい。
発明の名称公開番号出願人発明者
消臭有機肥料の製造方法、消臭有機肥料およびそれを用いた蔬菜または花卉の栽培方法 (出願:2006.9.21)
  特開 2008-74672
 (公開:2008.4.3)
中野 茂
 上中 誠
中野 茂
【課題】アンモニアなどの悪臭を発生させず、短期間および低コストで製造可能な肥料の製造方法を提供すること。
 【解決手段】バチルス・ズブチルス、バチルス・リケンホルミス、バチルス・サーキュランス、バチルス・ポリミキサ、クロストリジウム・セルロリィティカム、クロストリジウム・アエロトレランス、バチルス・アゾトフィクサンス、バチルス・マセランス、クロストリジウム・アセトブチリカムおよびクロストリジウム・パステリアナムからなる混合微生物、シラスおよび/またはシラスバルーンから選択される多孔質担体、ならびに動物糞尿を混合して発酵させることを特徴とする消臭有機肥料の製造方法。
発明の名称公開番号出願人発明者
保水性ブロック (出願:2006.9.19)
  特開 2008-75270
 (公開:2008.4.3)
株式会社デイ・シイ二戸 信和
 鯉渕 清
 磯 貴幸
 森川 哲男
【課題】廃棄物であるペーパースラッジ焼却灰の有効利用を図りつつ、道路舗装用インターロッキングブロックとしての性能を満たすことが可能で、従来のインターロッキングブロックと同様の製造方法で製造可能な実用的な保水性ブロックを提供する。
 【解決手段】セメント、ペーパースラッジ焼却灰、及び少なくとも一部が軽量骨材からなる骨材を含む保水性ブロックである。軽量骨材としては、軽石の破砕物あるいはパーライト粒などを用いる。また、天然骨材、再生骨材、スラグ骨材などを併用する。単位セメント量は250〜450kg/m3、単位ペーパースラッジ焼却灰量は30〜700kg/m3、単位軽量骨材量は、150〜700kg/m3が望ましい。ペーパースラッジ焼却灰としては、遊離石灰が2〜10%含まれているペーパースラッジ焼却灰を用いることが望ましい。
発明の名称公開番号出願人発明者
冷却体 (出願:2006.9.29)
  特開 2008-88223
 (公開:2008.4.17)
市原 清二市原 清二
【課題】冷却効果を維持しながら、冷却体の保冷時間の長期化を実現した冷却体を提供すること。
 【解決手段】冷媒を密閉容器内に収容した冷却体において、冷媒中に分散配置され冷媒中を移動可能な断熱性多孔質体を有することを特徴とする。 特に、該断熱性多孔質体の比重は、冷媒の比重に略等しく、また、該断熱性多孔質体はセラミック材質で形成されていることが好ましい。多孔質のセラミックスとしては、パーライトなどの発泡石や、高温で焼成発泡させたものなどが利用可能である。
発明の名称公開番号出願人発明者
活性水の製造方法 (出願:2006.10.6)
  特開 2008-93526
 (公開:2008.4.24)
水澤 成寿水澤 成寿
 水澤 精造
【課題】ミネラルや酵素を豊富に含み、人体や家畜などの動物、土壌や植物に対して様々な面で有益な活性水の製造方法を提供する。
 【解決手段】少なくとも腐植土、動物の排泄物、野草由来の有用微生物活性剤及び発酵助剤を混合して一定期間発酵させて発酵物を得る発酵工程と、岩石としての花崗岩砕石、多孔質材としての軽石砕石及び発酵物を、水が張られた容器に入れて静置して原水を得る原水生成工程と、容器に空気を送り込んで一定期間曝気する曝気工程とを含むことにより、ミネラルや酵素を豊富に含み、人体や家畜などの動物、土壌や植物に対して様々な面で有益な活性水を製造することができる。
発明の名称公開番号出願人発明者
浸透性化粧料組成物 (出願:2006.10.13)
  特開 2008-94819
 (公開:2008.4.24)
簑田 慶亮阪本 由美
【課題】皮膚に対し保湿成分及び美白成分の浸透性に優れた化粧料組成物を提供することにある。
 【解決手段】シラス多孔質ガラス膜を用いて処理した水を用いて化粧料組成を行うことにより保湿成分及び美白成分の浸透性に優れた化粧料組成物を提供する。
発明の名称公開番号出願人発明者
コンクリート構造物の防汚及び劣化防止剤並びに防汚及び劣化防止方法 (出願:2006.10.20)
  特開 2008-100880
 (公開:2008.5.1)
株式会社スナミヤ砂見 明
【課題】特許第2808087号は勿論、各参考特許文献に記載のものも、ニッケル等特定の金属の有害性に着目したコンクリート構造物の劣化防止剤及び防藻効果のある組成物は見あたらない。すなわち、従来の技術では、抗菌剤を入れても 1 年位で溶出することが多く、コンクリート中に大量に入れて長期間持たせようとすると、コンクリート物性を劣化することが知られている。
 【解決手段】本発明は、少なくともフッ素樹脂と、銅粉末、珪藻土粉末、酸化チタンと、未硬化のポルトランドセメントもしくはモルタルとを水に分散させたことを特徴とするコンクリート構造物の防汚及び劣化防止剤、及び防止方法である。
発明の名称公開番号出願人発明者
調湿性を有する内装薄付仕上塗材、及びその製造方法、調湿性を有する内装薄付仕上壁材及びその施工方法 (出願:2006.10.20)
  特開 2008-101436
 (公開:2008.5.1)
富士川建材工業株式会社原田 進
 小嶋 秀典
 森本 美喜子
【課題】ひび割れ抵抗性、付着強さ、保水性、耐摩耗性、耐変退色性、吸放湿性、マイナスイオン発生効果を併せ持つ調湿性を有する内装薄付仕上塗材及びその製造方法、調湿性を有する内装薄付仕上壁材、及びその施工方法を提供する。
 【解決手段】本発明の調湿性を有する内装薄付け仕上用塗材は、シラス又はシラスバルーン3〜7wt%、再乳化型水溶性樹脂2〜10wt%、無機質粉体5〜40wt%、骨材10〜75wt%、増粘剤0.5〜10wt%、有機質繊維1〜3wt%を含有することを特徴とする。
発明の名称公開番号出願人発明者
燃焼装置および燃料吸収体 (出願:2006.10.25)
  特開 2008-107004
 (公開:2008.5.8)
杉野 慶一杉野 慶一
【課題】食品製造において排出される植物性廃油、あるいは灯油等の貯留槽からの廃油などを、簡易な手段によって、燃料として有効利用するのに適した燃焼装置を提供すること。
 【解決手段】本発明に係る燃焼装置は、容器と、この容器に収容され、珪藻土または珪藻頁岩の粉砕物を主成分とする燃料吸収体と、燃料吸収体に吸収保持させた可燃性液体燃料と、を備える。
発明の名称公開番号出願人発明者
固形石鹸組成物 (出願:2006.10.30)
  特開 2008-111015
 (公開:2008.5.15)
株式会社ジュン美化学
 株式会社エクレディア
土屋 雄一
 北谷 健一郎
【課題】特定の火山ガラス質堆積物の微粒子を配合することにより、メイク落とし、皮脂汚れ落としなどに優れた洗浄効果を有し、さっぱりとした使用感の固形石鹸組成物を提供する。
 【解決手段】900°C〜1200°C で熱処理された平均粒径20µn;m 以下の火山ガラス質堆積物を、アルカリ金属水酸化物により中和もしくは鹸化して得られる脂肪酸塩に0.1〜20重量%配合することにより、メイク落とし、皮脂汚れ落としなどに優れ、さっぱりとした使用感を有する固形石鹸組成物を得ることが出来る。
発明の名称公開番号出願人発明者
液晶ポリマー組成物およびそれからなる成形品 (出願:2006.10.30)
  特開 2008-111034
 (公開:2008.5.15)
上野製薬株式会社内田 博人
 土谷 仁志
 斉藤 智征
 加藤 博行
【課題】ウェルド部の強度に優れる液晶ポリマー組成物を提供すること。
 【解決手段】液晶ポリマー100重量部に対して、焼成処理された珪藻土を0.1〜200重量部含む、液晶ポリマー組成物を提供する。
発明の名称公開番号出願人発明者
無病化種子 (出願:2006.11.16)
  特開 2008-125356
 (公開:2008.6.5)
ミヨシ油脂株式会社神尾 克久
 細田 和夫
 内藤 秀樹
【課題】環境汚染や安全性の問題を有する農薬を使用することなく、農作物の病害の発生率が極めて低く、種子伝染性病害の発生を効果的に防除することができるとともに、発芽率が高く、発芽した種子の根の張りが良い無病化種子を提供する。
 【解決手段】本発明の無病化種子は、外皮を剥離した裸出種子表面に、乳酸系ポリマーエマルジョンにより形成された被膜が形成され、更に該被膜に天然物由来の粉体が付着していることを特徴とする。乳酸系ポリマーエマルジョンは造膜温度80°C 以下のものが好ましく、乳酸系ポリマーがポリ乳酸であるものが好ましい。また天然物由来の粉体としては、活性炭、タルク、珪藻土、ゼオライトより選ばれた粉体が好ましい。
発明の名称公開番号出願人発明者
廃棄物スラグを主原料とするマシナブルセラミックス (出願:2006.11.22)
  特開 2008-127249
 (公開:2008.6.5)
小牧 健男小牧 健男
 冨永 昌和
【課題】産業廃棄物を有効活用途として、セラミックスでありながら木材のように切削可能なマシンナブルセラミックスを提供する。
 【解決手段】汚泥溶融スラグ、焼却灰スラグなどの廃棄物スラグ100部(重量割合)に対してフライアッシュバルーン50〜300部、ベントナイトなどの粘結剤5〜40部からなる原料を粉砕し、混練し、成形した後、1100°C 〜1250°C で焼成して、マシナブルセラミックスを製造する。
発明の名称公開番号出願人発明者
多層多孔質成形体の製造方法および多層多孔質成形体 (出願:2006.11.22)
  特開 2008-127262
 (公開:2008.6.5)
韓国地質資源研究院
 株式会社環境新素材
金 炳坤
 朴 鍾力
 金 龍仁
 全 好錫
 張 東洙
【課題】気孔が形成されている特定の材料に依存せず、かつ複数層の気孔を有する多層多孔質成形体を提供する。
 【解決手段】疎水性を有する石炭粉末又は黒鉛粉末から選択された1種または2種からなる疎水性粉末と、親水性を有する粘土鉱物、フライアッシュ、パーライト及びゼオライトから選択された1種〜4種からなる親水性粉末とを混合し、液状のスリップを製造する工程と、中空の鋳型の内壁側に水分吸収性の高い水分吸収部材を配設し、当該水分吸収部材が配設された中空の鋳型に液状のスリップを満たした後、液状のスリップを乾燥させて乾燥体を形成する工程と、乾燥体の外側の鋳型を取り外す工程と、乾燥体を焼成する工程と、を含み、疎水性粉末の粒度は、325mesh より小さく、500mesh より大きいものとし、親水性粉末の粒度は、50mesh より小さく、500mesh より大きいものとする。
発明の名称公開番号出願人発明者
天然ゼオライト練り歯磨き (出願:2006.11.24)
  特開 2008-127381
 (公開:2008.6.5)
藤木 優
 柳田 二三夫
藤木 優
【課題】練り歯磨き組成物として通常の練り歯磨き成分の中に天然ゼオライト鉱石を磨り潰した粉を練り込み煙草のヤニ除去や口臭の消臭と低価格が課題である。
 【解決手段】本発明の天然ゼオライト鉱石は骨格中にある分子レベルの孔に水や有機分子などいろいろな分子を骨格中に取り込み吸収する特性を利用して、天然ゼオライト鉱石を加熱、脱水、乾燥して平均30µn;m 以下の粒子に磨り潰し通常の練り歯磨きに0.05〜5重量%割合で練り込み使用することで煙草のヤニの除去や口臭の消臭と豊富な天然ゼオライト鉱石利用による低価格の効果がある。
発明の名称公開番号出願人発明者
繊維板の製造方法及びその繊維板を用いた畳床 (出願:2006.11.24)
  特開 2008-127932
 (公開:2008.6.5)
ダウ化工株式会社石田 陸夫
【課題】珪藻土等の調湿性を有する無機質粉体を良好に含有させることができる繊維板の製造方法を提供する。
 【解決手段】畳床の上層部を形成する、木質繊維からなる繊維板の製造方法において、木質繊維を混合したスラリーを吐出し、このスラリーを抄造すると共に、調湿性を有する無機質粉体を散布することによって、上層部の木質繊維間に前記無機質粉体を内在させることを特徴とする。
発明の名称公開番号出願人発明者
水質浄化粒の製造方法及び水質浄化粒 (出願:2006.11.28)
  特開 2008-132432
 (公開:2008.6.12)
上武産業株式会社西山 裕
 落合 伸之
 山崎 良悟
【課題】この発明は、脱水ケーキから水質浄化粒を得ることを目的としたものである。
 【解決手段】この発明は、砕石スラッジを押出成形機にかけて加圧押出してペレットを成形し、これを自然乾燥して、水分10%以下にし、ついで800°C 〜1050°C で焼成加工して放冷後、前記焼成ペレットの外側へ酸化チタン皮膜を設けたことを特徴とする水質浄化粒の製造方法により、目的を達成した。
発明の名称公開番号出願人発明者
ドライサウナ方式のラドン・マイナスイオン温浴装置及び温浴室 (出願:2006.12.4)
  特開 2008-136741
 (公開:2008.6.19)
竹内 隆之
 小原 啓司
 福田 里行
竹内 隆之
 小原 啓司
 福田 里行
【課題】ホルミシス効果及びマイナスイオン効果を備えるドライサウナ方式のラドン・マイナスイオン温浴装置及びこれを備えたラドン・マイナスイオン温浴室を提供する。
 【解決手段】温浴装置は、PTC 電気式面状発熱体に木製枠を取付け、微量の天然放射能を発生させる土及び石を粉末にし、成形し、焼成したテラコッタタイルを前記木製枠に差し込み式に配列したことにより、熱源とラドン発生源とを一体化し、効率よく、持続的にラドンおよびマイナスイオンを発生させる。この温浴装置を備えた温浴室は、熱源としてPTC 電気式面状発熱体を使用し、この発熱体の上方に木製スノコを敷設することにより生じた空間が蓄熱をし、その熱が、木製スノコの間隙から室内に放射されるようにすることによって40°C 前後の室温を保つとともに、壁には遠赤外線効果のある粉末を加えた珪藻土を塗布する。
発明の名称公開番号出願人発明者
生干し魚製造用吸水材及び生干し魚の製造方法 (出願:2006.12.11)
  特開 2008-142025
 (公開:2008.6.26)
山下 清六山下 清六
【課題】魚の処理の一種である生干しを衛生的かつ迅速、しかも脱水を短時間で行いおいしい生干し魚を提供すること。
 【解決手段】0.5mm〜3.0mmの粒径でポーラスを有するガラス質のシラス75〜80wt%に対し、塩を20〜25wt%の割合で混合したシラス ・塩混合吸水材料を厚さ3cmに敷き、その上に内蔵を除去して2枚に広げた生鮮魚体の内(肉)側に半透膜、外(皮)側にナイロン製不織布を貼着した魚体を、魚体の外(皮)側が下となるように置き、魚体の上に前記吸水材と同じものを厚さ3cmとなるように被せて脱水するようにした。
前画面に戻る