平成19年(2007年)7 月 〜 9 月 公開特許(37件)

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発明の名称公開番号出願人発明者
脱臭装置及び脱臭方法 (出願:2005.12.21)
  特開 2007-167259
 (公開:2007.7.5)
町田産業株式会社
 独立行政法人国立高等専門学校機構
藤井 秋男
 荒木 清春
 阿部 博
 青井 透
【課題】バチルス菌を用いた脱臭方法を提案し、当該バチルス菌を長期間生存させることにより、設備維持のコストを抑えた脱臭方法及びその装置を提供することを目的としている。
 【解決手段】臭気の流入口から流出口の間にバチルス菌を担持させた充填材を設けることにより臭気を浄化する脱臭装置であって、前記充填材として軽石を用いたことを特徴とする脱臭装置を提供する。また、バチルス菌を含有する水溶液と軽石とを曝気することによりバチルス菌を軽石に担持させた後、前記軽石を臭気の流入口から流出口の間に配置し臭気を通過させることにより、臭気を浄化することを特徴とする脱臭方法を提供すると共に、臭気の流入口から流出口の間に配置された軽石に水を供給することにより、軽石に担持したバチルス菌を長期生存させるようにする。
発明の名称公開番号出願人発明者
脱臭材及びそれの製法並びに脱臭装置 (出願:2005.12.20)
  特開 2007-167723
 (公開:2007.7.5)
澤田 昌治澤田 昌治
【課題】生活空間の消臭、脱臭に優れた環境用材を低コストで 提供できる発明である。
 【解決手段】木酢液の成分を珪藻土の多孔質体に含有、吸着させることにより酸化触媒、反応をおこさせ臭気物質を酸化分解させる能力技術の開発である。蛋白質の腐敗臭、人間、動物の排泄物質等の分解効果があり、トイレ、浄化槽、バッキュームカーからの悪臭、企業先の悪臭源の消臭に用途がある。木酢液に含む成分のフェノール類と珪藻土の成分を含有させることを特徴とする。
発明の名称公開番号出願人発明者
触媒の製造法 (出願:2005.12.22)
  特開 2007-167772
 (公開:2007.7.5)
株式会社サタコンサルタンツ佐多 秋良
【課題】暗所における酸化チタン系触媒の脱色・脱臭剤としての機能を増大させるための処理法を提供すること。
 【解決手段】シラスとグラファイトシリカとをボール状に混合成形し、その表面にシラスとグラファイトシリカ粉末と酸化チタン粉末との混合物を付着させ還元焼成して担体としてのセラミックスボールとしたのち、このセラミックスボールの表面に酸化チタン溶液を塗布し焼成する。
発明の名称公開番号出願人発明者
光触媒、その製造方法および光触媒を用いた物品 (出願:2005.12.22)
  特開 2007-167784
 (公開:2007.7.5)
富士通株式会社栗原 和明
 若村 正人
 長沼 靖雄
 安曽 徳康
【課題】各種物質に対する吸着特性および分解特性に優れた光触媒を提供する。
 【解決手段】本光触媒は、多孔体をチタンアパタイトで被覆してなる。多孔体が珪藻土であることが好ましい。共沈法またはゾルゲル法により本光触媒を形成することができる。
発明の名称公開番号出願人発明者
弱アルカリ園芸用土または土壌改良剤の製造方法並びにその製造方法により得られる弱アルカリ園芸用土または土壌改良剤 (出願:2005.12.21)
  特開 2007-169420
 (公開:2007.7.5)
中野 悟中野 悟
【課題】ハーブなどの弱アルカリ性の土を好む植物を栽培するための園芸用土であって、一般に多用されている赤玉土のような物性を持ちつつ、半永久的に弱アルカリ性を保持することが可能な園芸用土の提供を図る。
 【解決手段】石灰石並びにドロマイトの微粒分とローム土とバインダーとを混練するとともに造粒して造粒物を得る第一工程と、該造粒物を乾燥して乾燥物を得る第二工程と、該乾燥物を所定のサイズに細粒化及び/または篩い分けして粒状物を得る第三工程と、からなる弱アルカリ園芸用土の製造方法、ならびに、その製造方法により得られる弱アルカリ園芸用土である。なお、前記造粒物が砕石若しくは砂利プラントから排出される微粒分を含んだ構成を採ることができ、また、前記バインダーが、パルプ製造過程で得られる植物性のバインダーである構成を採用することも可能である。
発明の名称公開番号出願人発明者
ガラス質破砕材からなる液状化防止用埋め戻し材料及び該材料を用いた道路構造 (出願:2005.12.20)
  特開 2007-169979
 (公開:2007.7.5)
ガラス・リソーシング株式会社伊藤 憲一
 赤坂 修
 小松 明博
 上原 弘次
【課題】ガラス質廃棄物の特性を利用し、液状化対策に有効な埋め戻し材料を開発する。
 【解決手段】ガラス質材料の破砕粒において、10%粒径が0.6mm以上、20%粒径が1.5mm以上、最大粒径9.5mmのガラス破砕粒からなる、液状化抑制用埋め戻し材料。図において、試料番号 9 の上記条件を満たせば 7 号砕石 の6.0×10-4m/s 以上の透水係数となる。地下水位が高く、或いは雨後などにより地下水位が上昇して地震の際に液状化を生じやすい地盤において、埋め戻し材料とすることにより、これらの地下水の影響により地震時に発生する過剰間隙水圧を速やかに消散させ、液状化による地下埋設構造物などへの影響を抑制することができる。
発明の名称公開番号出願人発明者
粘土材料及び粘土 (出願:2005.12.21)
  特開 2007-171517
 (公開:2007.7.5)
伊那食品工業株式会社
 有限会社アドバンス
今井 隆夫
 坂口 龍辞
【課題】弾力性に優れ、塑性変形し難く、温度が上昇しても弾性が低下することが少ない天然の食品や食品添加物から構成されている粘土材料及びその粘土材料からなる粘土を提供することである。
 【解決手段】中空体バルーン、檜の粉末、ケナフの粉末及び硫酸カルシウムの粉末のいずれか 1 以上が含まれた骨材料と、カルボキシルメチルセルロースナトリウム粉末及び澱粉のいずれか 1 以上が含まれた糊料粉末と、寒天と、セルロースパウダーと、塩化カルシウムと、を備えたことを特徴とする粘土材料及びその粘土材料からなる粘土である。
発明の名称公開番号出願人発明者
廃珪藻土の高機能新素材化方法、及び、廃珪藻土による高機能新素材 (出願:2004.6.17)
  特開 2007-175556
 (公開:2007.7.12)
株式会社ワンウイル
 堀 佑四郎
堀 佑四郎
【課題】廃珪藻土の廃棄処理に際し、取り扱い性に優れると共に、乾燥燃費性に優れ、且つ、廃珪藻土中の酵素・酵母などの有機成分を残存コントロールする。
 【解決手段】生石灰(焼成ドロマイトを含む)を主成分とする乾燥処理用生石灰類により、ヘドロ状廃珪藻土の含有水を蒸発除去して乾燥処理を図り、アルカリによるヘドロ状廃珪藻土の殺菌無害化を図る。また、ヘドロ状廃珪藻土の乾燥処理に伴って廃珪藻土中に含有されている酵素・酵母などの有機成分の持つ機能を残存コントロールする。
発明の名称公開番号出願人発明者
河川水浄化方法および装置 (出願:2005.12.27)
  特開 2007-175573
 (公開:2007.7.12)
株式会社協和エクシオ石川 久三
 田村 光拡
【課題】都市河川のような限られた設置スペースの河川においても容易に設置でき、接触酸化槽および砕石 層や汚泥貯留槽を通過させるだけの簡単な装置で高効率に浄化でき、処理コストも低廉で、かつ、部品交換も長期的に不要で維持管理の容易な河川水浄化方法およびその装置を得る。
 【解決手段】河川から取水した汚濁水を接触酸化槽内に導き、この接触酸化槽内に設置した波板状接触濾材で汚濁水中の有機物や浮遊物質を吸着して除去し、この河川水をさらに砕石層を通貨させて砕石層に形成される生物膜により有機物および浮遊物質を除去して浄化する。
発明の名称公開番号出願人発明者
SiC 含有シートの製造方法 (出願:2005.12.27)
  特開 2007-176709
 (公開:2007.7.12)
国立大学法人北海道大学
 北海道
嶋田 志郎
 工藤 和彦
【課題】クラッチ廃材等のSiC生成に必要な珪素と炭素成分を含む複合体シートから、適当な強度を有するSiC含有シートを製造する方法を提供すること。
 【解決手段】複合体シートを予備加熱し、1400〜1600°C で熱処理することを含むSiC含有シートの製造方法であって、前記複合体シートは、セルロースおよび合成繊維の少なくとも一方、炭素粉体および炭素繊維の少なくとも一方、珪藻土並びにフェノール樹脂を含有し、かつ少なくとも前記予備加熱は、複合体シートからの揮発成分雰囲気下で行う前記方法。
発明の名称公開番号出願人発明者
砕石微粉末の固化体とその固化方法 (出願:2005.12.28)
  特開 2007-176758
 (公開:2007.7.12)
独立行政法人産業技術総合研究所木村 邦夫
 谷 英治
 小川 一太郎
【課題】採石場等で大量に排出される未利用の砕石微粉末と有効に利用し、アルカリ性の小さい多様な固化体を簡単に製造する技術の提供。
 【解決手段】砕石微粉末に普通ポルトランドセメントと水酸化マグネシウムあるいは火山ガラス微粉末を配合し、水を加えて混練後、成形、養生して砕石微粉末を固化する。又、砕石微粉末廃ガラス微粉末を配合し、その後800〜1000°C の範囲内で焼成して砕石微粉を固化するに当り、竹粉砕微粉末、おが屑、籾殻粉末等の有機粉末を2〜5 質量%の範囲内で配合して固化する。更に、ベントナイトを配合し、水を加えて混練後、成形、乾燥し、その後焼成して砕石 微粉末を固化する。
発明の名称公開番号出願人発明者
多孔質セラミックス用組成物及びそれを用いた多孔質セラミックス並びにその製造方法 (出願:2006.11.28)
  特開 2007-176788
 (公開:2007.7.12)
今井 雅興
 三浦 賢一郎
 富田 洋
今井 雅興
 三浦 賢一郎
 富田 洋
【課題】廃棄物の有効利用を図ることができるとともに成形性に優れ、またコンクリートと同等以上の圧縮強度を有するとともに結合された粒子間に連続気孔が確実に形成されるため透水性に優れ、用途によって粒径等を調整することによって保水性にも優れ、さらにアルカリ溶出が少なく重金属等の有害な溶出のおそれもなく応用性に優れる多孔質セラミックス用組成物を提供することを目的とする。
 【解決手段】本発明の多孔質セラミックス用組成物は、砕石や陶磁器屑を破砕した骨材チップ100重量部と、鉄鋼スラグ30〜300重量部と、前記骨材チップと前記鉄鋼スラグの総重量に対し15〜50wt%のガラス質材とを含有する。
発明の名称公開番号出願人発明者
トコトリエノール類含有組成物の製造方法 (出願:2005.12.27)
  特開 2007-176801
 (公開:2007.7.12)
ライオン株式会社田中 嘉郎
 松尾 孝行
 和泉 二郎
【課題】トコトリエノール類の変質や分解を抑制し、粗パーム油からトコトリエノール類を効率的に得る。好適には高純度の脂肪酸低級アルキルエステルもともに高収率で得る。
 【解決手段】脱ガム物を得る脱ガム工程、カチオン交換樹脂を使用して脂肪酸をエステル化する特定のエステル化工程、エステル混合油中の油脂をエステル交換するエステル交換反応工程、エステル交換反応工程で得られた油相を蒸留して、脂肪酸低級アルキルエステルを留出させるとともに、トコトリエノール類を含有する組成物を残留させる蒸留工程を有する方法で、脱ガム工程では、リン酸からなる変性剤とパーライトからなる吸着剤を使用する。かつ、蒸留工程を蒸留塔のボトム温度220°C 以下の条件で実施し、少なくとも 1 段の減圧蒸留工程を有したものとする。
発明の名称公開番号出願人発明者
微生物農薬製剤 (出願:2005.12.28)
  特開 2007-176896
 (公開:2007.7.12)
北興化学工業株式会社秋山 正樹
 西山 政希
 鍋谷 佳彦
 手塚 保行
【課題】長期保存安定性に優れるフザリウム属菌含有農薬製剤を提供すること。
 【解決手段】フザリウム属菌の生菌体、パーライト粉砕品および D-ソルビトールの組み合わせで含む農薬製剤が有効である。製剤中の水分含量が25重量%以下に調整され、前記パーライト粉砕品が、不規則形状の非多孔性粉末であり、その平均粒子径が、5〜100µm であることが望ましい。本発明の微生物農薬製剤は、有効成分であるフザリウム属菌の生菌体生存率が高いため、農薬製剤の長期保存が可能となる。また常温(約25°C )保管においても安定性が良好であるため、農薬製剤を低温保管する必要がなく、保管コストが削減できる。
発明の名称公開番号出願人発明者
中空穴あき体を用いる微生物の培養方法及びそのための装置 (出願:2006.1.4)
  特開 2007-181410
 (公開:2007.7.19)
国立大学法人鹿児島大学上田 岳彦
【課題】ガス産生微生物の分離は、微生物学的特性に基づいたスクリーニング及び発生したガスの同定確認の2段階からなっており、特に分離培地や集積培養による微生物分離は数日を要するなど時間及び手間を要する。
 【解決手段】穴あき中空シラスバルーンなどの有孔微小中空体を用いることで、ガスを発生している微生物を培養液中から浮上させることにより、ガス産生というメルクマールで分離する。
発明の名称公開番号出願人発明者
根の養生材 (出願:2006.1.10)
  特開 2007-185175
 (公開:2007.7.26)
阿部 秀貴阿部 秀貴
【課題】本発明は、植栽等で植えられる植物苗の根の土壌環境の急激な変化を和らげ、植栽植物の活着の向上や、健全な育成を図るための、根の養生材を提供することを目的とする。
 【解決手段】本発明は、植栽されたばかりの植物の根を保護することにより、植物の健全な生育を促すための養生材であって、肥料分を含まない土と、植物に有効な VA 菌根菌資材、パーライト、ベントナイト、有機高分子系団粒促進剤とを含む材料を成形してなる根の養生材。
発明の名称公開番号出願人発明者
化粧品添加剤及びそれを配合した化粧料組成物 (出願:2006.1.16)
  特開 2007-186468
 (公開:2007.7.26)
株式会社天元又野 一己
 汐滿 佳洋子
【課題】化粧料に配合したときに皮膚を傷付けることがなく、しかも遠赤外線やマイナスイオンの良好な発生源となるシラス粉末、及びそれを配合した化粧料を提供する。
 【解決手段】シラス原料を500〜900°C において加熱処理したのち、自生摩砕加工して得た心円率90%以上の粒子を含むシラス加工微粉末からなる化粧品添加用皮膚細胞活性化剤、及び化粧料基剤と化粧料有効成分とを含む化粧料処方に対し、上記化粧品添加用皮膚細胞活性化剤を配合した化粧料組成物とする。
発明の名称公開番号出願人発明者
建材板 (出願:2006.1.16)
  特開 2007-186940
 (公開:2007.7.26)
ヤマハ株式会社岩田 立男
 稲垣 隆代志
 高橋 顕吾
【課題】良好な調湿性能を有するとともに不燃性能にも優れる建材板を得ることにある。
 【解決手段】パーライトからなる粒状物をニカワなどの天然接着剤からなるバインダーで固着して、密度0.20〜0.35g/cm3の範囲で、厚さが25〜100mmの建材板とする。
発明の名称公開番号出願人発明者
溶融スラグ粒状物を利用した2重構造ポーラスの藻礁・漁礁 (出願:2006.1.18)
  特開 2007-190006
 (公開:2007.8.2)
吉迫 洋吉迫 洋
【課題】溶融スラグの有効利用が最近陸上事業で促進されている。しかし陸上事業では範囲が限られており利用量が少なく、いまだ未利用物が多い。そこで、溶融スラグの大量使用に適するものに藻礁や漁礁があるが、大量使用の為にスラグ含有の重金属類の溶出に注意し溶出を最大限に抑制しなければならない課題がある。
 【解決手段】溶融スラグの粒状物を活性炭、灰、火山噴出物(シラス)等で樹脂セメント等を結合剤として被覆包含し、溶出を最大限に抑制すると同時に2重構造の多孔質を成型することにより、微生物の生育に適した藻礁・漁礁を得られ、大量使用の自然環境に優しい商品開発が成功した。
発明の名称公開番号出願人発明者
廃水処理剤および廃水処理方法 (出願:2006.1.19)
  特開 2007-190494
 (公開:2007.8.2)
奥多摩工業株式会社池田 勇
 重巣 哲史
 長澤 博司
【課題】酸性廃液の中和反応において高い反応効率を示し、かつ処理廃液の良好な濾過性を与える廃水処理剤および廃水処理方法を提供する。
 【解決手段】酸化カルシウム、酸化マグネシウムなどのアルカリ土類金属酸化物と珪藻土、パーライト、ゼオライト、活性白土、カオリン、長石および石英などの鉱物資源とからなる廃水処理剤を、酸性廃水に混合し、濾過する。
発明の名称公開番号出願人発明者
石膏ボード用塗材およびこれを用いた内装仕上げ方法 (出願:2006.1.20)
  特開 2007-191970
 (公開:2007.8.2)
株式会社高千穂新留 昌泰
【課題】本発明は、石膏ボード間の目地処理剤としても、石膏ボード表面の仕上げ用塗材や下塗り材としても好適に用いることができ、かつ VOC が発生しない、シラス 含有の石膏ボード用塗材およびこれを用いた内装仕上げ方法を提供することを目的とする。
 【解決手段】シラス、石膏、植物性澱粉糊、粘度調整剤および適宜量の水を混練してなり、石膏ボードと吸水率が実質的に同一であることを特徴とする石膏ボード用塗材およびこれを用いた内装仕上げ方法を提供する。
発明の名称公開番号出願人発明者
建造物の表面構造 (出願:2006.1.27)
  特開 2007-198034
 (公開:2007.8.9)
株式会社東建ハウジング眞田 孝浩
【課題】ヒートアイランド現象を抑止するとともに、集中豪雨が発生した場合においても水害を抑制することのできるような建造物などの表面構造を提供する。
 【解決手段】建造物の表面に形成される表面構造において、外側表面に向かって、基材と、赤外線反射吸収層と、外気の水分を吸着する水分吸着層とを設けるようにする。そして、この水分吸着層を珪藻土、火山灰、活性炭などの多孔性粒子を含有する水分吸着材で構成するようにする。
発明の名称公開番号出願人発明者
天然芝植生パネル (出願:2006.2.2)
  特開 2007-202496
 (公開:2007.8.16)
三佐和 拡三佐和 拡
【課題】ベランダや屋上などの場所においても床材として天然芝を使用することができ、手入れも容易な天然芝植生パネルを提供すること。
 【解決手段】軽石と、ポルトランドセメントと、水とを混練した状態の生コンクリートを板状に固めた保水性・透水性コンクリート・ブロックと、このコンクリート・ブロックに活着させた芝草とにより構成される天然芝植生パネルである。この天然芝植生パネルに穴をあけたてカップを嵌め込んで簡易式パッティング練習用グリーンに用いることができる。
発明の名称公開番号出願人発明者
石綿の無害化方法 (2005.10.20)
  特開 2007-209832
 (公開:2007.8.23)
林 政次
 志戸本 俊太郎
 桃井 和幸
 田淵 美由樹
林 政次
 志戸本 俊太郎
 桃井 和幸
 田淵 美由樹
【課題】石綿の無害化処理には多大な処理費用がかかる。石綿の針状結晶をより低い温度、より低コストで焼成して無害化することが必要である。
 【解決手段】石綿に下記成分範囲の火山灰と珪酸アルカリと粘結剤を混合して800〜1000°C で焼成することを特徴とする石綿の無害化方法。石綿:40〜70% 火山灰:20〜40% 珪酸アルカリ:5〜20% 粘結剤:2〜5%上記石綿と火山灰、珪酸アルカリ、粘結剤を混合するに際して、密閉したタンク内に水を噴霧しながら、石綿、珪酸アルカリ、火山灰、粘結剤を投入して、押え冶具で表面の浮遊物を中に押さえ込みながら混合することを特徴とする。
発明の名称公開番号出願人発明者
アスベスト固化法 (出願:2006.2.7)
  特開 2007-210804
 (公開:2007.8.23)
株式会社ナチュル松井 良樹
【課題】アスベスト層をケイ酸アルカリ水溶液で固化する際に、アスベスト層内の水分を能動的に吸収してアスベスト層を迅速かつ確実に固化させるようにすることを目的とする。
 【解決手段】吹き付けアスベスト層に、ケイ酸アルカリ水溶液を塗布浸透させ、 1 日〜 3 日程度自然状態で乾燥させた後、その表面から珪藻土を含有する水分吸着剤を塗布浸透させる。ケイ酸アルカリ水溶液を塗布させる場合、比較的低圧で吹き付けを行い、珪藻土を含有する水分吸着剤を塗布する場合は、比較的高圧で吹き付けを行う。そして、珪藻土によってケイ酸アルカリ水溶液の水分を能動的に取り除き、乾燥によって生じた空洞内に空気中の CO2 を接触させてアスベスト層を迅速に固化する。
発明の名称公開番号出願人発明者
超軽量陶器瓦粘土の製造方法 (出願:2006.2.6)
  特開 2007-210872
 (公開:2007.8.23)
日本メリオン株式会社倉床 淳二
【課題】軽量陶器瓦の製造には長期大量消費に耐え得る安定供給力と、可塑性・焼成結晶性・耐火性などに優れた軽量瓦粘土類の開発が必要とされてきた。本発明は該 FAB を新原料とし人工的に超軽量陶器瓦粘土へと容易に変換・生成できる課題を提供し、窯業原料の新しい資源として超軽量陶器瓦粘上の製造方法が簡潔で実用化できる課題を提供する点にある。
 【解決手段】可塑性瓦原土にフライアッシュバルーン(FAB)を大量に増量添加し、アルミ二ウム源としての高耐火・高熱量性質の天然カオリンやシリカ源としての珪砂、その他の増量原料としての風化花崗岩・廃瓦シャモット等化合物と相互の融合・溶融結晶力を高める新たな技法は、天然長石を添加する新技術で調合し、これら化合物をスラリー状に液状化せず、粉砕機や土錬機などにおいて化合物全体を加湿後、常温常圧状態で撹拌して均質・微細に混ぜ合わす、実用化方式の加湿混練処理する特徴で超軽量陶器瓦粘土を製造することができる。
発明の名称公開番号出願人発明者
マイナスイオン・遠赤外線・発生ユニットバス用岩盤浴 (出願:2006.2.18)
  特開 2007-215975
 (公開:2007.8.30)
荻原 大荻原 大
【課題】身体を活性化し健康効果・自然治癒力の増進・細胞や血液の浄化作用・抵抗力の増進作用・自立神経活性作用・皮膚病・肌の美白効果・細胞の活性化等に良い効力があり家庭で簡単に入浴が出来る岩盤浴のシステムを提供する。
 【解決手段】受水槽の中で、黒曜石とトルマリン鉱石が水中ポンプの水圧と水道の圧力でマイナスイオンと遠赤外線等を発生させ、そこで発生したイオン水を家庭のお風呂・ホテルのユニットバス等に取り付け、トルマリン鉱石と黒曜石を混合した鉱石を袋に入れて家庭風呂の床に平らに敷き、其の上に出し入れが簡単な大きさのた石を敷く事き、イオン水を入れて入浴を行う構成とする。
発明の名称公開番号出願人発明者
有害廃棄物の処理方法および有害物封鎖固化剤 (出願:2005.12.1)
  特開 2007-216078
 (公開:2007.8.30)
日本環境設計株式会社
 有限会社九州環境技研
永冨 聖徳
【課題】本発明は処理手数が容易で、確実に有害物を無害化して封鎖し、骨材、路盤材、再生砕石 等として利用することができる有害廃棄物の処理方法および有害物封鎖固化剤を得るにある。
 【解決手段】混錬機に有害物を含有する焼却灰、土壌、汚泥等の有害物質およびアルカリ土類金属イオンの無害性金属イオンおよびアニオン型高分子物質を含有する添加剤とセメントとからなる有害物封鎖固化剤とを投入して、混錬して無害化する無害化工程と、この無害化工程後に骨材、路盤材、建築資材、再生の砂、再生砕石等として使用できる有害物封鎖固化材に加工する加工工程とで有害廃棄物の処理方法を構成している。
発明の名称公開番号出願人発明者
マイナスイオン・遠赤外線・電磁波・及び抗菌作用発生ミストシャワー水作成装置 (出願:2006.2.14)
  特開 2007-216202
 (公開:2007.8.30)
荻原 大荻原 大
【課題】トルマリン鉱石・黒曜石のマイナスイオン及び遠赤外線は、身体に良い電磁波を発生出来る鉱石特有イオンが効率よく、多量に発生させて優れた健康と美容を発揮させるシャワー水作成装置を提供する。
 【解決手段】水道水の圧力を有効にエネルギーとして使用し、一般に市販されている受水槽を利用し(受水槽用のモーター)始動は水を使用するとモーターが稼働する装置になっている、今回の開発の水中ポンプは上記のモーター配線と結合する事により、水を使用すると水中ポンプが稼働しイオンが発生出来るので合理的な方法の考案である。常に受水槽に多量の水が黒曜石 を使っているので水が腐食しないため地震災害の時の飲料水に活躍できる。
発明の名称公開番号出願人発明者
遮熱性塗材および遮熱材 (出願:2006.2.17)
  特開 2007-217586
 (公開:2007.8.30)
山本窯業化工株式会社石川 眞一
 田畑 直優
【課題】黒色又はそれに近い濃彩色に仕上げた場合であっても遮熱性と断熱性に優れた塗装を行うを提供する。
 【解決手段】花崗岩や玄武岩等の天然珪石、コランダム、砂岩および火山石軽石等を粉砕して得られる骨材の表面に、近赤外線に対する反射率の高い顔料、例えばアゾ系、フタリシアニン系、ペリレン系等の有機顔料または酸化チタン等の無機顔料が付着してなる遮熱性骨材を含有することを特徴とする遮熱性塗材。上記遮熱性塗材は、遮熱性と断熱性に優れ、壁材、屋根材、塗装材等として好ましく使用できる。
発明の名称公開番号出願人発明者
セル成型苗用の育苗用養土およびセル成型苗の生産方法 (出願:2006.2.24)
  特開 2007-222111
 (公開:2007.9.6)
ヤンマー株式会社平井 宏典
【課題】潅水を省力化できるセル成型苗用の育苗用養土を提供する。
 【解決手段】乾燥質量基準で、バーミキュライト20〜65質量%、ピートモス35〜80質量%、ゼオライト0〜10質量%、パーライト0〜10質量%からなる養土基材に、窒素原子50〜800mg/L、リン原子500〜3000mg/Lおよびカリウム原子150800mg/Lを含有する養土100質量部と、吸水性ポリマー0.1〜1.0質量部とからなり、pHが5.5〜7.0である。
発明の名称公開番号出願人発明者
保水性ブロックおよびペーパースラッジ灰を用いた低スランプ硬練り水硬性組成物 (出願:2006.3.1)
  特開 2007-230827
 (公開:2007.9.13)
国立大学法人宇都宮大学藤原 浩巳
 丸岡 正知
 藤田 浩史
【課題】吸水性および長期の保水機能を有する保水性ブロックおよび PS 灰の大量使用が可能な低スランプ硬練り水硬性組成物を提供する。
 【解決手段】産業廃棄物である PS 灰を配合した超硬練りの即脱可能なコンクリートにより、保水性ブロックを製造する。セメントともに用いる単位 PS 灰量は100〜300kg/m3とする。その他、吸水性の高いパーライトくずなどを配合する。中空ブロック製品への適用においては、超硬練りの即脱可能なコンクリートとして、単位セメント量が280〜320kg/m3、かつ単位 PS 灰量が160〜240kg/m3となるように PS 灰を配合することにより、高い製品強度が得られる。
発明の名称公開番号出願人発明者
発泡粒子及びその製造方法 (出願:2006.3.9)
  特開 2007-238395
 (公開:2007.9.20)
太平洋セメント株式会社田中 宜久
【課題】天然のガラス質鉱物を原料とした焼成発泡体であって、フライアッシュバルーンと同等又はそれ以上の強度を有する発泡粒子、及びその製造方法を提供する。
 【解決手段】発泡粒子は、ガラス質鉱物の焼成発泡体であって、粒子径が100µm 以下であり、かさ密度が0.3g/cm3以上1.0g/cm3未満であり、かつ水銀圧入法により求めた、前記焼成発泡体が40体積%存在するときの水銀圧力が40N/mm2以上である。また、このような発泡粒子は、破砕されたガラス質鉱物を分級して所定の粒子径を有する焼成用原料を製造し、前記焼成用原料を所定の温度条件下で所定の時間焼成した後、得られた焼成物を比重分離手段に供給し、前記焼成物に含まれる発泡粒子を回収することで製造することができる。
発明の名称公開番号出願人発明者
微粒子含有粘弾性層、及び感圧性接着テープ又はシート (出願:2006.3.10)
  特開 2007-238846
 (公開:2007.9.20)
日東電工株式会社前田 和久
【課題】常温での接着強さやせん断強さを損なうことなく、高温の接着強さの優れた微粒子含有粘弾性組成物層を提供する。
 【解決手段】微粒子を含有する微粒子含有粘弾性組成物であって、前記90%粒径が30µm 以下の微粒子であることを特徴とする微粒子含有粘弾性組成物を提供する。特に、微粒子としては、中空無機微粒子であることが好ましく、さらに、中空無機微粒子としては、中空ガラスバルーンが好ましく用いられる。本発明の微粒子含有粘弾性組成物層は、感圧性接着剤層として、また基材として、また前記感圧性接着剤層を有する感圧性接着テープ又はシートとして、また前記基材を有する感圧性接着テープ又はシートとして用いられる。
発明の名称公開番号出願人発明者
天日干し浄水汚泥の処理方法 (出願:2006.3.16)
  特開 2007-245027
 (公開:2007.9.27)
株式会社 GEC石井 秀雄
【課題】浄水汚泥を埋め戻し用、園芸・農業用に利用することができ、処理コストが低廉で済む天日干し浄水汚泥の処理方法を提供すること。
 【解決手段】天日干し浄水汚泥に、液状のカルボキシル基含有水溶性重合体を重量比で0.1%〜0.15%と、破砕用砕石を体積比で20%〜50%加えて混合攪拌した後、生石灰の微粉末等より成る固化材を添加して混合する。カルボキシル基含有水溶性重合体と破砕用砕石とを加える前に、天日干し浄水汚泥の含水率が60%〜100%になるよう予め加水処理すると良い。
発明の名称公開番号出願人発明者
調湿内装材の製造方法 (出願:2006.3.15)
  特開 2007-245132
 (公開:2007.9.27)
北海道
 有限会社加賀谷ブリック
工藤 和彦
 野村 隆文
 田中 大之
 斎藤 隆之
 飯野 潔
 赤沼 正信
 加賀谷 淳一
【課題】自律的な室内の調湿機能を有する非焼成タイプの内装材の製造方法を提供する。
 【解決手段】稚内層珪藻土(珪質頁岩)に代表される自律的調湿機能を有する無機質原料粉体に遊離のカルシウムイオンを含む粉体を均一に混合した後,コロイダルシリカ水溶液を添加することにより,焼成することなく硬化させることを特徴とする調湿内装材の製造方法を提供する。
発明の名称公開番号出願人発明者
二酸化珪素を含む製品およびその製造方法 (出願:2006.3.17)
  特開 2007-246370
 (公開:2007.9.27)
安曇精工株式会社
 学校法人東京理科大学
西山 勝廣
 望月 皎
【課題】建材やインテリアなどの材料として好適な二酸化珪素を含む製品を提供する。
 【解決手段】二酸化珪素を含む製品は、化学組成中に二酸化珪素を含む砂質発泡体と、水ガラスと、粉末珪酸ソーダと、水とを含む混合物を加熱してなる。砂質発泡体の好適な一例は、シラスバルーンである。水ガラスの好適な一例は、JIS K1408 珪酸ソーダ 3 号である。粉末珪酸ソーダの好適な一例としては、粉末珪酸ソーダ 3 号である。この二酸化珪素を含む製品は、軽量で、強度、耐熱性、耐火性に優れている。また二酸化珪素を含む製品は、タッピングネジのようなネジをねじ込むことが可能であり、内装用の壁材などに好適である。
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