平成18年(2006年)10 月 〜 12 月 公開特許(31件)

詳細な内容については、“特許庁の特許情報プラットフォーム”をご利用下さい。
発明の名称公開番号出願人発明者
シロアリ防除粒状材およびシロアリ侵入防止層 (出願:2005.3.24)
  特開 2006-262791
 (公開:2006.10.5)
株式会社日本ネットワークサポート奥村 敏信
 川口 浩寿
【課題】優れたシロアリ防除効果を奏することができるとともに、材料コストが安く経済的である、シロアリ防除粒状材およびシロアリ侵入防止層を提供する。
 【解決手段】シロアリ防除粒状材は、破砕石粉を主要材料としているので、比重が大きく、吸水率が小さい。したがって、シロアリがシロアリ防除粒状材を持ち上げることは容易ではなく、湿気を好むシロアリがシロアリ防除粒状材に好んで寄り付くことはない。また、シロアリ防除粒状材は、3.35mmより小さい粒径を有する球状の石粉造粒材であるので、粒子間にシロアリの通る隙間が生じることはない。さらに、シロアリ防除粒状材は、2.00mmより大きい粒径を有する球状の石粉造粒材であるので、シロアリが顎で掴んでこれを除去することは、滑り易くかつ大きいために容易ではない。
発明の名称公開番号出願人発明者
水に溶出し易い物質の固定化方法、およびそれにより得られる資材 (出願:2005.3.22)
  特開 2006-263509
 (公開:2006.10.5)
中国電力株式会社
 株式会社エネルギア・エコ・マテリア
 逸見 彰男
 東洋建設株式会社
田中 等
 鶴川 稔
 池田 陵志
 河原 明寛
【課題】被処理物中に含まれる物質を易溶出状態から難溶出状態へと変化させる技術を提供する。
 【解決手段】水に溶出し易い物質を含有する被処理物に降下性火山噴出物の風化物を混合し、そして該混合物において該水に溶質し易い物質と該降下性火山噴出物の風化物との結合により難溶出性の化学的複合体を形成することを特徴とする水に溶出し易い物質の固定化方法および再利用方法、並びに該再利用方法により得られた化学的複合体。本発明の方法は、処理費用が安価であり、処理作業が簡単で、処理能力も大きく、固定化能力に優れる。また同時に複数の物質に対して作用して異なる化学的複合体を形成できる。
発明の名称公開番号出願人発明者
発塵抑制型パーライト (出願:2005.3.23)
  特開 2006-265028
 (公開:2006.10.5)
宇部興産株式会社橋村 雅之
 戸田 靖彦
 山本 靖弘
【課題】発塵抑制効果が長期間持続し、かつ使用時の流動性が良好な発塵抑制型パーライトを提供する。
 【解決手段】発塵抑制型パーライトは、パーライト100容積部に対し、アルコール系化合物及び水からなる発塵抑制剤を0.5容積部〜20容積部含み、かつ、該アルコール系化合物を0.5容積部以上含む。また、パーライトの安息角は58°以下、圧縮度が35%以下、スパチュラ角が75°以下である。また、パーライトの単位容積質量は、0.03kg/L〜0.40kg/Lである。
発明の名称公開番号出願人発明者
遠赤外線放射材料 (出願:2005.3.28)
  特開 2006-273590
 (公開:2006.10.12)
三木理研工業株式会社
 和田哲株式会社
 株式会社アイアイ
中川 和城
 野村 史朗
 佐々 嘉孝
【課題】製造原価を低くでき、しかも性質が安定し、かつ人体の体温付近での遠赤外線放射性に優れた遠赤外線放射セラミックおよび該セラミックを含有する繊維、フィルムその他の成形物を提供する。
 【解決手段】SiO2 40〜50重量%、Al2O3 25〜35重量%、Fe2O3 15〜25重量%、TiO2 1〜5重量%、ZrO2 0.01〜2重量%およびPtO2 0.01〜1重量%の混合物で構成され、ケイ素原料としては珪石、珪砂、珪藻土、カオリナイト、モンモリナイト等を、アルミニウム原料としてはアルミナを、鉄原料としては酸化鉄を、チタン原料として酸化チタンを、白金原料として白金アルミナを、またジルコニウム原料としては酸化ジルコニウムを用いて製造される。
発明の名称公開番号出願人発明者
付着抑制型消石灰 (出願:2005.3.28)
  特開 2006-273600
 (公開:2006.10.12)
菱光石灰工業株式会社松尾 隆憲
 藤澤 浩幸
 柿沼 俊明
【課題】流動性に優れ、かつ付着性を改善した付着抑制型消石灰を提供する。
 【解決手段】本発明の付着抑制型消石灰は、活性度が20〜150mlの低活性生石灰を消化して得られた消石灰からなるか、或いは、活性度が20〜150mlの低活性生石灰を消化して得られた消石灰を40重量%以上の割合で含むことを特徴とする。この消石灰に、グリコール類及びエタノールアミン類からなる群より選ばれた 1 種又は 2 種以上の添加剤を消石灰100重量%に対して0.1〜5重量%の割合で添加するか、又はシラスバルーン、バーミキュライト及びパーライトからなる群より選ばれた1種又は2種以上の無機粉体を消石灰100重量%に対して0.5〜5重量%の割合で添加することが好ましい。
発明の名称公開番号出願人発明者
髪型形成保持剤 (出願:2005.5.20)
  特開 2006-273833
 (公開:2006.10.12)
株式会社クレイツ貝塚 和敏
【課題】パーマネントウェーブ剤や縮毛矯正剤として使用され、その成分に多元素鉱物の一つである真珠岩 粉末又は松脂岩粉末を含有させることにより、髪型の持ちが良く、毛髪損傷が極めて少なく、頭皮や施術者の手指への刺激性が低く、かつヘアスタイルの持ちがよい髪型形成保持剤の提供。
 【解決手段】多元素鉱物の一つである真珠岩粉末又は松脂岩粉末を含有し、還元剤であるメルカプト化合物を0.1〜3.0重量%含有したもので、使用に際しては、30〜60°C にて作用させることを特徴とする。本発明の髪型形成保持剤を第 1 剤とし、この第 1 剤と、過酸化水素または臭素酸塩を含有した第 2 剤とを組み合わせて使用するものである。
発明の名称公開番号出願人発明者
廃プラスチックの再生装置 (出願:2005.4.5)
  特開 2006-289611
 (公開:2006.10.26)
有限会社グローバルエコロジー渡辺 哲也
【課題】廃プラスチックと集塵灰とを材料として人工砕石等を製造するにあたり、材料の品質管理、配合比管理を正確に行う。
 【解決手段】廃プラスチックを保存する第 1 の保存部、集塵灰を保存する第2の保存部、押出し機、及び第 1 の保存部及び第 2 の保存部と押出し機の材料投入口とを連結するスクリューコンベアとを備えてなり、スクリューコンベアは筒状のケース内をスクリューが回転することにより、第 1 の保存部から供給される廃プラスチック材料と第 2 の保存部から供給される集塵灰とを、外部から遮断した環境の下で、混合しながら搬送する。
発明の名称公開番号出願人発明者
人工砕石及びブロック体 (出願:2005.4.5)
  特開 2006-290631
 (公開:2006.10.26)
有限会社グローバルエコロジー渡辺 哲也
【課題】難燃性樹脂を含む廃プラスチックを有効に利用することができ、耐火性に優れた人工砕石及びブロック体を提供する。
 【解決手段】熱可塑性の難燃性樹脂廃棄物と熱硬化性樹脂廃棄物とを用意し、それぞれ粉砕機で粉砕する。そして、難燃性樹脂粉砕物と熱硬化性樹脂粉砕物と集塵灰とを所定の割合で混合した後、混合物を加熱溶融しながら押出し、冷却して人工砕石 4 を得る。
発明の名称公開番号出願人発明者
防汚塗料用添加剤 (出願:2005.4.13)
  特開 2006-291085
 (公開:2006.10.26)
澤野 光昭
 澤野 光徳
澤野 光昭
 澤野 光徳
【課題】従来の各種防汚塗料に添加して、その水棲生物の付着抑制効果の持続期間を延長する防汚塗料用添加剤の提供。
 【解決手段】40〜60重量%の焼成珪藻土粉と、30〜50重量%のベントナイト粉に、3〜7重量%のミネラルスピリットを溶剤として加え、また、1.5〜3.5重量%のソルビタンモノオレートおよび1.5〜3.5重量%のソルビタンエステルを分散剤として加え、これらを混合してコロイダル化した防汚塗料用添加剤。
発明の名称公開番号出願人発明者
壁材、及び塗り壁の施工方法 (出願:2005.4.7)
  特開 2006-291509
 (公開:2006.10.26)
有限会社井上商会井上 雄二
【課題】珪藻土本来の優れた機能を発現させるとともに、さらに健康増進効果を向上させる天然由来の素材のみを使用した居住環境を改善する壁材を提供する。
 【解決手段】漆喰を主成分とする固化材100重量部に対して、乾燥珪藻土を10〜50重量部と、トルマリン鉱石の粉砕物を5〜20重量部、及び貝殻の粉砕物を0.2〜3重量部とを含んでなる壁材であり、この壁材100重量部に対して40〜80重量部の水とを混練して得られた混練物を施工面に1〜7mmの厚みにコテ塗りにより塗工する。
発明の名称公開番号出願人発明者
建築用内装材料及び建築用内装材の製造方法 (出願:2005.8.31)
  特開 2006-291692
 (公開:2006.10.26)
藤岡生コン株式会社塚本 健次
【課題】壁紙や断熱材、塗料等から発生するホルムアルデヒドやトルエン等の有害物質が室内空気中に放散されて、発生するシックハウス症候群を解消するために有効な建築用内装材を提供する。
 【解決手段】炭と、石灰と、ファイバーと、の混合を行い、さらに珪藻土と、珪砂と、白顔料と、水溶性セルロースと、アクリル酸エステル・メタクリル酸エステル共重合体樹脂を含む混和材と、酸化鉄からなる着色材と、を混合し、建築用内装材料を得る。当該建築用内装材料に水を混合してペースト状とした前記混合粉末体を下地材に塗工し硬化させた後、光触媒物質を表面に塗布することを特徴とする建築用内装材の製造方法によって、前記課題を解決する。
発明の名称公開番号出願人発明者
エアダクト装着用吸気活性シート (出願:2005.4.13)
  特開 2006-291896
 (公開:2006.10.26)
株式会社ヨシハラ吉原 隆
 長瀬 則之
【課題】内燃機関の機能向上に対してより安定した効果が得られ、しかも、エアダクトに簡便に取り付けることができ、取り付けることによる不具合を全く生じる恐れのないエアダクト装着用吸気活性シートを提供すること。
 【解決手段】アルミニウム製シート上に形成されたシラス微粉を用いたセラミック粉体からなる層を有するエアダクト装着用吸気活性シートであって、上記セラミック粉体が、シラス微粉、無機バインダー及び水を加えて混練りして造粒し、その後に焼成した焼成物の粉砕物であるエアダクト装着用吸気活性シート。
発明の名称公開番号出願人発明者
ポリ塩化ビフェニル類の分析方法 (出願:2005.4.14)
  特開 2006-292654
 (公開:2006.10.26)
株式会社住化分析センター
 財団法人電力中央研究所
大村 直也
 横堀 尚之
 今井 眞
 山科 清
 森谷 雅彦
【課題】疎水性試料に含まれ、抗原抗体反応を用いたイムノアッセイによるポリ塩化ビフェニル類(PCB類〜の分析に妨害となる共存物質を、簡便な操作で、十分に除去して、イムノアッセイによりPCB類を分析しうる方法を提供する。
 【解決手段】本発明のPCB類の分析方法は、
 (1)ポリ塩化ビフェニル類を含む疎水性試料を、多孔質担体に遊離SO3濃度5〜15質量%の発煙硫酸が含浸された発煙硫酸含浸担体と接触させる前処理工程、および
 (2)該ポリ塩化ビフェニル類と抗体との抗原抗体反応を利用したイムノアッセイ工程
 を含むことを特徴とする。好ましくは多孔質担体は珪藻土である。疎水性試料を、発煙硫酸含浸担体が充填されたカラムに加え、通過させる。
発明の名称公開番号出願人発明者
生ごみ処理剤 (出願:2005.4.20)
  特開 2006-297284
 (公開:2006.11.2)
有限会社富東宮園田 富子
 高尾 征治
【課題】生ごみに対する優れた発酵、堆肥化作用を有し、生ごみの悪臭を大幅に削減することのできる生ごみ処理剤を提供する。
 【解決手段】生ごみ処理装置の処理槽内に投入された生ごみに生ごみ処理剤を添加した後、配電盤を操作してモータを回転させると、撹拌スクリューおよび旋回部材などが旋回して、生ごみNと生ごみ処理剤とが撹拌、混合され、生ごみの粉砕、発酵および堆肥化が進行し、所定時間経過すると、処理槽内にサラサラ状の堆肥が形成される。生ごみ処理剤は、木材チップと、米糠と、籾殻と、珊瑚粉末と、楠の樹液と、グミの木の樹液と、珪藻土と、黒砂糖と、天然水とを含有し、生ごみ処理剤は、植物由来のタンニンを含む消臭剤と、檜の樹液と、楠の樹液と、杉の樹液と、珪藻土と、天然水と、山桃の木の樹液と、グミの木の樹液と、灰分とを含有している。
発明の名称公開番号出願人発明者
植物育成用ミネラル材及びそれを配合した土壌改良材 (出願:2005.5.2)
  特開 2006-306683
 (公開:2006.11.9)
常陸化工株式会社佐藤 昭
【課題】農作物の栽培に於いて化成肥料や有機質肥料を過剰に与えずに、根や葉が健全に生育し、収穫時の葉の色が濃い緑色を保持し、栽培時の病気に対する抵抗力を高め、また土壌が痩せず、収穫物の硝酸態窒素の含有量を減少させること。
 【解決手段】カルシウムとマグネシウムとの水酸化物に、原子状態の鉄、マンガン、銅、亜鉛、ホウ素及びモリブデンを、カルシウム:マグネシウム:鉄:マンガン:銅:亜鉛:ホウ素:モリブデン=38:5:5:3:0.2:2:1:0.01重量部の割合となるように包含させて複合水酸化物の粒体に形成し、これを植物育成用ミネラル材とし、この植物育成用ミネラル材を珪藻土60、活性白土20、ゼオライト10、カルシウムベントナイト5重量部を混合した中に5重量部を配合して土壌改良材を構成する。
発明の名称公開番号出願人発明者
廃タイヤの敷設利用方法及び構造 (出願:2005.4.26)
  特開 2006-307449
 (公開:2006.11.9)
株式会社ブリヂストンアショカ
  クマル
   カルモカル
 武市 秀雄
【課題】土砂等の固形物を空洞部内に容易に詰めることができ、しかも一旦詰めた固形物が脱落しにくく、作業性が良好であると共に、埋設後に重機等が走行してもへこむことが十分に防止される廃タイヤの敷設利用方法及び敷設利用構造を提供する。
 【解決手段】廃タイヤの内周面に沿って周回する空洞部に対し、土嚢袋を詰める。この土嚢袋は、土、砂、砂利、砕石、再生骨材の少なくとも 1 種などよりなる固形物を袋に収容したものである。複数個の土嚢袋を空洞部に密実に詰め、その後、好ましくはワイヤ、紐、ガムテープ、片面粘着シートなどによって土嚢袋が空洞部から抜け落ちないように留める。この廃タイヤを土中に敷設する。
発明の名称公開番号出願人発明者
水溶性切削油の処理方法 (出願:2005.5.9)
  特開 2006-312219
 (公開:2006.11.16)
株式会社アイネット横田 眞
【課題】腐敗などに起因する悪臭の発生を防止するときでも、多大な費用やスペースを必要としない水溶性切削油の処理方法を提供すること。
 【解決手段】工作機械において、水溶性切削油が貯留されている切削油タンクに対して、微量の二酸化チタンを定期的に投入する。二酸化チタンは、紫外線を受けて、硫酸還元菌などを殺菌し、腐敗を防止し、悪臭の発生を防止する。また、二酸化チタンとしては、可視光を受けて触媒作用を発揮するものを用いることが好ましい。なお、水溶性切削油の表面上に浮いた浮上油は黒曜石の粉体などで除去すればよい。
発明の名称公開番号出願人発明者
建築用塗材組成物、建築用塗材、および建築用塗材組成物の使用方法 (出願:2005.5.6)
  特開 2006-312656
 (公開:2006.11.16)
株式会社シープロ服部 俊二
 安達 由恭
 岡本 嘉之
【課題】室内で極めて良好にマイナスイオンを発生させることができ、防菌・防かび効果に優れ、臭気成分や有害物質を吸着分解し、しかも施工時の取り扱いが容易な建築用塗材組成物を提供する。
 【解決手段】本発明の建築用塗材組成物は、珪藻土と、珪酸塩鉱石と、セリウム塩とを含む。
発明の名称公開番号出願人発明者
濾過装置 (出願:2005.5.16)
  特開 2006-314964
 (公開:2006.11.24)
ベーシック株式会社佐々木 智
【課題】濾材によって水を濾過することができ、水によって濾材を逆洗することができる濾過装置において、その逆洗効果を高める。
 【解決手段】濾材に活性炭と珪藻土 の混合成型体、活性炭とセルロースの混合成型体または活性炭、珪藻土およびセルロースの混合成型体を使用する。
発明の名称公開番号出願人発明者
多孔質軽量資材とその製造方法 (出願:2005.5.13)
  特開 2006-315914
 (公開:2006.11.24)
株式会社トリム嶺井 政武
【課題】廃ガラスと粘土と廃材利用木質炭を原料にして多孔質軽量の焼結発泡体を製造し、人工土壌材ないし人工軽石を実現する。
 【解決手段】廃ガラス粉体と粘土粉体と木質炭の粉体と発泡剤とを水で混練し造粒した後、焼成することを特徴とする多孔質軽量材の製造方法である。焼成熱によって発泡時に各物質のエネルギー移動が起こるため、外側に植物の栽培に有用な粘土質が集中し、中間にガラス質が集中し、中心に木質炭が集中して層分布が生じた層状のほぼ球状体となる。
発明の名称公開番号出願人発明者
木質樹脂発泡成形体 (出願:2005.5.11)
  特開 2006-316125
 (公開:2006.11.24)
凸版印刷株式会社大矢 由美子
【課題】シロアリの被害を受けず、調湿機能を持ち、さらには近年問題となっているシックハウス症候群の原因となる化学物質や臭いを吸着する木質樹脂発泡成形体を提供すること。
 【解決手段】熱可塑性樹脂10〜70重量%と木質系充填材5〜50重量%と珪藻土 5〜40重量%とからなることを特徴とする木質樹脂発泡成形体であり、前記熱可塑性樹脂がポリオレフィン系樹脂であることを特徴とする。珪藻土を練り込むことによりシロアリによる被害を軽減させ、また高湿時には環境空気中の水分を吸収する一方、低湿時には吸収していた水分を環境空気中に放散することにより、環境空気中の湿度の変動を緩和する機能を有する吸放湿機能を持ち、さらには化学物質や臭いを吸着分解し、カビや有害バクテリアの発生を抑える効果がある。
発明の名称公開番号出願人発明者
再生細骨材の製造方法、並びに、再生細骨材 (出願:2005.5.18)
  特開 2006-320814
 (公開:2006.11.30)
EACLE有限会社柴谷 啓一
【課題】モルタル等の骨材成分以外の物質の付着量が少なく、高品質な再生骨材を製造可能な製造方法を提供することを目的とする。
 【解決手段】建築現場等で発生したコンクリート塊は、ジョークラッシャーで破砕されてコンクリート破砕物とされる。コンクリート破砕物は、第1磨鉱工程において磨鉱機によって磨鉱され振動篩で分級される。振動篩で分級された砂実相当破砕物および細骨材相当破砕物は、所定の比率で混合された後、第2磨鉱工程で磨鉱機によって研磨処理石の存在下で磨鉱される。これにより、細骨材成分の表面に付着していたモルタル分とが除去され、モルタル分の付着量が少ない再生細骨材を得ることができる。
発明の名称公開番号出願人発明者
人工土壌 (出願:2005.5.26)
  特開 2006-325484
 (公開:2006.12.7)
旭化成ホームズ株式会社野田 信也
【課題】軽量で、気相、液相、固相からなる三相構造を永続的に持続することができ、且つ建物の屋上や壁面、或いは地面に利用することができる人工土壌を提供する。
 【解決手段】人工土壌は、ポーラス物質としての軽石と、バークチップと、腐葉土と、保水性と保肥性を有し且つ比重が0.5以下の鉱物質土壌とからなる。この人工土壌に於いて、鉱物質土壌がバーミキュライトであることが好ましく、また、軽石とバークチップと腐葉土の容積が60%〜90%、残部がバーミキュライトであり、バーミキュライト/バークチップの容積比が0.6〜1.2で且つバーミキュライト/軽石の容積比が0.3〜1.0であることが好ましい。また混合肥料が加えられ、更に、湿潤状態に於ける比重が1.0以下で、或いは出荷する際の比重が0.38〜0.25である。
発明の名称公開番号出願人発明者
保形性に優れた腐植質を含む火山灰造粒物 (出願:2005.5.24)
  特開 2006-325752
 (公開:2006.12.7)
第一工業製薬株式会社西田 善久
 塩原 啓
【課題】本発明は、脱臭、吸着性能を保持しながら保形性を高めることができる造粘剤およびバインダーを提供する。
 【解決手段】腐植質を含む火山灰、粘結剤および水系ウレタン樹脂からなる造粒物および脱臭剤である。
発明の名称公開番号出願人発明者
陶磁器および陶磁器用坏土 (出願:2005.5.30)
  特開 2006-327908
 (公開:2006.12.7)
株式会社山武水野 克巳
【課題】中空体の平均粒径を10µn;m 以下に制御したり、陶磁器原料と中空体と水とを特殊な方法で混合したりすることなく、中空体を泥漿中に均一に分布させる。
 【解決手段】中空体を陶磁器原料の粒径よりも小さい微小な孔を有する発泡パーライトとする。泥漿(陶磁器原料+水)中に発泡パーライトを入れると、微小な孔から中空部に水が入り込み、泥漿中における発泡パーライトの浮力が低下する。これにより、発泡パーライトの粒径が大きくても、また特殊な方法で混合しなくても、泥漿中に発泡パーライトを均一に分布させることができる。中空部に溜まった水は自然乾燥により排出させる。発泡パーライトの内外の圧力は微小な孔を通して均衡する。したがって、真空土練機を使用しても発泡パーライトが壊れてしまうことはない。また、含水率の管理など、ケーキの取り扱いに特別の注意を払わなくてもよい。
発明の名称公開番号出願人発明者
保形性に優れた腐植質を含む火山灰造粒物 (出願:2005.5.26)
  特開 2006-328240
 (公開:2006.12.7)
第一工業製薬株式会社西田 善久
 塩原 啓
【課題】本発明は、脱臭、吸着性能を保持しながら保形性を高めることができる粘結剤およびバインダーを提供する。
 【解決手段】腐植質を含む火山灰、粘結剤およびポリエステル系生分解性樹脂からなる造粒物および脱臭剤である。
発明の名称公開番号出願人発明者
納骨室用の土及びその土を敷き詰めた納骨室 (出願:2005.5.23)
  特開 2006-328919
 (公開:2006.12.7)
株式会社アシスト.ジャパン若松 正博
【課題】湿気を調節した納骨室の提供。
 【解決手段】高温で焼成した珪藻土を納骨室(土葬含む)に散布することにより、湿気を調湿することで、環境の良い中で自然の土に還るお役にたてます。高温で焼成することにより、”清められた土”とした。
 【効果】本珪藻土は吸湿・消臭・調湿に優れ、またマイナスイオンの発生により酸化腐食やカビ・ダニの発生を防ぐ効果がある。
発明の名称公開番号出願人発明者
キャビネット (出願:2005.6.3)
  特開 2006-340533
 (公開:2006.12.14)
株式会社マック
 アース化研株式会社
陳之内 徹
 松若 譲二
【課題】ガラスウールなどの断熱材を用いることなく外側から伝わる熱を内部へ伝えにくくし、内部に収容される電気機器類の熱による故障を防止するキャビネットを提供する。
 【解決手段】キャビネットは、直方体状の本体と、この本体の外表面に形成された遮熱層とにより構成される。遮熱層は、シラスバルーンを含有する塗料が厚さ110〜120µn;m 程度に塗布された層であり、本体の底面を除く外表面すべてに形成されている。塗料にシラスバルーンが含有されたことにより、遮熱層の内部には空気相や真空相が作られ、この空気層や真空相により遮熱層の熱伝導率を小さくすることができるので、太陽光などの本体の外側にある熱源から熱が発せられて遮熱層の表面に当たっても、この熱は遮熱層から本体の外表面に伝わりにくくなるので、これにより、本体内部の空気の温度が上昇することを抑えることができる。
発明の名称公開番号出願人発明者
礫岩状人工岩石及びその製造方法 (出願:2005.6.10)
  特開 2006-342034
 (公開:2006.12.21)
太平洋セメント株式会社細田 晶基
 永田 憲史
 三崎 紀彦
 上保 知伸
 小野 勝史
 大塚 靖紀
 末岡 忠士
 相沢 健実
【課題】製造工程がシンプルで、かつ処理コストの上でも有利な礫岩状人工岩石及びその製造方法を提供する。
 【解決手段】焼却灰類と、砕石との混合物を部分溶融させて一体化したクリンカから成る礫岩状人工岩石である。また、焼却灰類と、砕石とを混合してなる混合原料を、成形又は造粒せずにそのままキルンに投入し、キルン焼成を行い、部分溶融したクリンカを得た後、該クリンカを破砕し、土工資材の原石を得るようにした。
発明の名称公開番号出願人発明者
石材粉体壁土材、石材粉体壁土及び壁式構造物 (出願:2006.5.22)
  特開 2006-348733
 (公開:2006.12.28)
株式会社日本海技術コンサルタンツ安藤 進一
【課題】来待石の採掘屑や加工屑、大量に発生する安山岩砕石粉に対処するとともに、乾燥に長期間を要するうえに入手が困難になってきた良質な壁土(粘土や荒木土等)に代わる壁土を提供する。
 【解決手段】大量に存在する来待石の加工屑等を粉末化して得られる礫混じり砂質粘土や礫混じりシルト質粘土或いは礫質土の粒度分布を有する来待石粉体、或いは毎日大量に発生する砂質粘土やシルト質粘土の粒度分布を有する安山岩砕石 粉を石材粉体壁土材とし、この壁土材にすさと水を加え混練して石材粉体壁土を得る。この壁土は塗工が簡単でしかも乾燥が早く、吸排水に優れ、弁柄や木炭粉末等の着色材を混入することにより壁面に色の変化を持たせることもできる。
発明の名称公開番号出願人発明者
建築仕上用塗材原料、これを用いた建築仕上用塗材、および建築仕上用パネル (出願:2006.9.14)
  特開 2006-348745
 (公開:2006.12.28)
株式会社高千穂新留 昌泰
【課題】火山灰白洲を用いた建築仕上用塗材原料、建築仕上用塗材及び建築仕上用パネルと、これらの製造方法を提供する。
 【解決手段】活性酸素種/フリーラジカルを生成する機能を有する乾燥シラスの無加工原形のままを素材とし、乾燥シラスを50〜65%、結合材を30〜40%、粘土材を3〜10%、シラスバルーンを5〜10%、接着補強剤を0.08〜2%、着色顔料を0.1〜3%、スサ類を 1〜5%として調合し、建築仕上用塗材を構成する。また、建築仕上用塗材に適宜の量の水を加えて混練し、石膏ボード、ベニヤ板、コンクリート板、モルタル用耐水合板、石綿板等の下地の上に塗布し、各種デザインによる表面仕上加工を施したことにより、建築仕上用パネルを構成する。
前画面に戻る