平成18年(2006年)7月〜9月公開特許(33件)
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
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土壌用固化材及び土壌用混合固化材 | (出願:2004.12.22) 特開 2006-176669 (公開:2006.7.6) | 松田技研工業株式会社 | 松田 豊 国松 勝一 中澤 重一 山田 哲司 |
【課題】関東ローム等火山灰土を固化し、六価クロム溶出等の環境汚染を起こさない土壌用固化剤の提供。
【解決手段】土壌に混入させ固化させるための土壌用固化剤であって、当該土壌用固化剤は、700°C 〜1000°C で焼成し、粉末度4000cm2/g以上となるように調整された酸化マグネシウムであることを特徴とする。そして、この土壌用固化剤には、必要に応じてpH調整剤、強度向上剤等を添加して用いる。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
緑化用プレート板の製造装置 | (出願:2004.12.27) 特開 2006-180747 (公開:2006.7.13) | 阪田 末好 | 阪田 末好 |
【課題】圧力を掛けての成形であり、ポーラスな材料であっても、プレート板状の下面側に高さがない複数の脚部を確実に成形することができる。
【解決手段】ゼオライトを主成分とし、これに軽石、高炉セメント及び水を加えたポーラス材を下面側に少し突出する円形脚部を複数備えたプレート状に固めて形成する形枠であり、金属製の周囲枠と、木製の底板と、木製の天板の上に重合されるものとして脚部形成用の穴を設けた木製の板体とからなる。脚部形成用の穴を設けた木製の板体は、当該穴の直径線を含む線で複数枚の細長板に分割分離される。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
塗型剤組成物 | (出願:2004.12.27) 特開 2006-181579 (公開:2006.7.13) | 花王株式会社 | 岡本 正勝 |
【課題】耐焼着性に優れ、鋳肌が美麗な鋳物が得られる塗型剤組成物を提供する。
【解決手段】黒曜石、真珠岩及び松脂岩から選ばれる少なくとも一種の耐火性粒子と、ウンモ、長石及び高炉スラグから選ばれる少なくとも一種の耐火性粒子とを含有する塗型剤組成物。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
軽量プリプレグおよび軽量積層板の製造方法 | (出願:2004.12.28) 特開 2006-181952 (公開:2006.7.13) | 菱電化成株式会社 | 魚本 幸伸 篠田 幹雄 古澤 友宜 |
【課題】シート状繊維に軽量バルーン含有コンパウンドを保持して得られる軽量プリプレグとそれを用いた軽量積層板の製法に関する。
【解決手段】シート状繊維基材を一つまたは複数の横型攪拌機を備えた液状コンパウンド材料塗布槽に連続的に送り出し、熱硬化性樹脂ならびに有機質および/または無機質バルーンからなる液状コンパウンド材料を該シート状繊維基材の両面に塗布する工程、および液状コンパウンド材料が塗布されたシート状繊維基材を加熱乾燥する工程からなる軽量プリプレグの製造方法であって、前記攪拌機の少なくとも一つがシート状繊維基材の移送支持および/または方向転換の役割を有し、かつ前記液状コンパウンド材料塗布槽における液状コンパウンド材料が占める体積を Va、前記撹拌機の合計回転外径表面積を Sa とした場合、0.03≦Sa/Va≦0.3(1/cm)(I)の関係を満たすことを特徴とする軽量プリプレグの製造方法。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
エマルション燃料の生成方法及びその装置または燃料改質装置 | (出願:2004.12.27) 特開 2006-182890 (公開:2006.7.13) | エス・ピー・ジーテクノ株式会社 | 中島 昇 藤原 光輝 前田 大悟 渡邉 孝司 |
【課題】品質の高いエマルション燃料、クラスター微細化燃料を低コストかつコンパクト、低エネルギーで生成することのできるエマルション燃料生成方法とその装置、または燃料改質装置を提供する。
【解決手段】混合方法として、外径10mm、内径8.5mm、長さ125mmの円筒状の SPG 膜を用い、循環ポンプ 4 により循環している燃料油 2 中に水タンク 3 から水を注入しながら乳化していく。すなわち、任意形状に成形した多孔質ガラスの三次元的な網目状の連続した細孔に燃料を透過させることにより、燃料液体分子クラスターを小さくする。本発明に最も適しているシラス多孔質ガラス(以下、SPG という)は、膜を貫通する多数の細孔を有し、気孔率の高い細孔の均一性について優れている。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
浮遊性セラミックボールの製造方法) | (出願:2005.1.7) 特開 2006-188030 (公開:2006.7.20) | 山増電機製陶株式会社 | 加藤 守男 |
【課題】産業廃棄物を含む無機物原料と有機物原料を使用して、水・液に浮遊するセラミックボールを製作、提供すること。
【解決手段】セラミックボールの中を空洞にし、全体の比重を軽くさせる事により、浮遊性とする。効率的な生産方式によりセラミックボールの外径と比重の要求値を満たすよう、随時製作し且つ大量生産も可能となる。このセラミックボールに各種の機能性材料をコートして、浮遊性セラミックボールの機能効果を、最大限発揮させる。構成は、1.核となる小球は有機物又は無機物。 2.外殻部は無機物又は廃棄物を含む無機物(無機物:セラミックス原料・廃棄物原料)。 3.外殻の内部は有機物又は有機物と無機物の混合物(無機物:粘土・ベントナイト・セピオライト・珪酸ソーダ・珪藻土・その他廃棄物等、有機物:クルミ殻・活性炭・石炭・コーンスターチ・樹脂片・木片・木炭・CMC・PVA 等)。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
無機質発泡成形用発泡バルーン及びその製造方法 | (出願:2004.12.28) 特開 2006-188373 (公開:2006.7.20) | 大沼 孝己 株式会社安藤商店 | 大沼 孝己 安藤 眞一郎 |
【課題】均質な発泡倍率と強靭な発泡構造の無機質発泡断熱板材、若しくは無機質発泡断熱層を簡便且安価に形成しえる無機質発泡バルーン及びその製造方法を提供する。
【解決手段】シロキサン及びシラノール塩多分子量溶液を120乃至190°C の高温度に保持され流動する加熱部内に噴霧若しくは滴下し、その発泡倍率が2乃至10倍で且残留水分率が20乃至45%及び粒径が1乃至10mmに予備発泡させ、若しくはその温度が240°C 以上に保持され且流動する加熱部内に噴霧若しくは滴下し、その発泡倍率が5乃至40倍で且粒径が1乃至10mmに発泡させてなる無機質発泡バルーン。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
機能性繊維および機能性糸並びに布帛材料 | (出願:2004.12.7) 特開 2006-188803 (公開:2006.7.20) | 有限会社西日本冷熱工業 有限会社昌栄 梯 弥順 | 高瀬 忠文 溝尻 嘉和 梯 弥順 |
【課題】セラミックス等の遠赤外線放射物質を繊維に付着させて、人間が暖かいと感じる特定の波長域において遠赤外線を高く安定して放射させ、さらに脱臭性、抗菌性等を併せ持つ繊維を提供する。
【解決手段】ワタを構成する短繊維の一部または全部に遠赤外線を放射するセラミックスと珪藻土とトルマリンとを含む微粉が付着していることを特徴とする。セラミックスは、酸化亜鉛の粉砕物と酸化アルミニウムの粉砕物とを主体とする混合物を焼結したものであり、微粉全体に含まれる珪藻土の質量割合は70%〜85%である。この機能性短繊維から機能性ワタが構成される。これにより、人間が暖かいと感じる6µm 〜12µm の波長域において、遠赤外線を高く安定して放射する機能性ワタとすることができ、寝具や防寒衣料の詰めワタとして使用したときに保温性を高いものとすることができる。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
分相性ガラスを前駆体とする多孔質ガラス及びその製造方法 | (出願:2005.1.11) 特開 2006-193341 (公開:2006.7.27) | 宮崎県 | 久木崎 雅人 清水 正高 中島 忠夫 |
【課題】耐水性及び耐アルカリ性に優れるとともに、工業的に量産できる多孔質ガラスの製造方法を提供する。
【解決手段】SiO2:40〜60重量%、ZrO2:1〜10重量%、B2O3:15〜40 重量%、Al2O3:6〜15重量%、Na2O:1〜20重量%、K2O:1〜10重量%及びCaO:5〜30重量%を含む分相性基礎ガラスを600〜800°C に熱処理した後、酸溶液と接触させることにより酸可溶成分を溶出除去することを特徴とする多孔質ガラスの製造方法に係る。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
水硬性材料 | (出願:2005.1.13) 特開 2006-193367 (公開:2006.7.27) | 電気化学工業株式会社 | 盛岡 実 |
【課題】有効利用法が確立されていない廃ガラス微粉末を高炉水砕スラグ微粉末と組み合わせることにより、良好な強度発現性を示し、アルカリシリカ反応を抑制する水硬性材料を提供する。
【解決手段】廃ガラス微粉末と高炉水砕スラグ微粉末とを含有する水硬性材料。廃ガラス微粉末のブレーン比表面積が4000cm2/g以上であることが好ましく、水硬性材料100部中、廃ガラス微粉末5〜50部、高炉水砕スラグ微粉末50〜95部を含有することがこのましい。シリカフューム、フライアッシュ 、籾殻灰、珪藻土 、メタカオリン、パルプスラッジ焼却灰、下水汚泥焼却灰、および都市ゴミ焼却灰の中から選ばれる1種または2種以上を含有し、さらにセメント及び/又は水酸化カルシウムを含有する前記水硬性材料である。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
遮水層の構造 | (出願:2005.1.24) 特開 2006-198586 (公開:2006.8.3) | 清水建設株式会社 同和工営株式会社 | 濱谷 正司 岩崎 孝道 阿部 雅徳 荒木 清史 浜松 誠 平田 浩三 中西 一吉 |
【課題】廃棄物処分場等の施設における遮水層の安全性と信頼性を確保する。
【解決手段】廃棄物処分場等の施設における遮水層の構造であって、下層の土質遮水層と上層のシート遮水層とによる少なくとも二重の遮水層を有する。下層の土質遮水層は火山灰質粘性土と生石灰との混合土により形成される不透水土層を有する。上層のシート遮水層は、遮水シートとその上下に積層された不織布シートからなる。土質遮水層の表層部に集水溝を設けるとともに、その集水溝に通じる漏水検知ピットを設け、遮水シートの破損により生じる漏水をその下層側の不織布シートを通して集水溝に導き、集水溝から漏水検知ピットに導いて漏水検知を行う構成とする。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
塗型剤組成物 | (出願:2004.12.22) 特開 2006-198677 (公開:2006.8.3) | 花王株式会社 | 田中 勉 岡本 正勝 |
【課題】廃棄物処分場等の施設における遮水層の安全性と信頼性を確保する。
【解決手段】耐火性粒子を含有する塗型剤組成物であって、塗型剤組成物における灰分中のAl2O3の含有量が30〜80重量%、且つ灰分中のNa2OとK2Oとの合計の含有量が1.5〜7重量%である塗型剤組成物。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
干しワカメの製造方法 | (出願:2005.1.31) 特開 2006-204242 (公開:2006.8.10) | クリオン株式会社 | 江藤 清光 落合 賢二 |
【課題】軽量気泡コンクリート粉粒体を用いて、食品の安全性が確保されるとともにワカメ源藻を採取した時の色および食感等をそのままの状態で保存できる干しワカメを製造する方法。
【解決手段】粒径が2.0mm以下でかつ粒径0.5〜2.0mmのものが20重量%以下含まれて、BET 比表面積20〜50m2/g、および 1g 当たりの空隙容積率70〜80%の軽量気泡コンクリート粉粒体を充填した容器内にワカメ源藻を埋没させて吸水させた後に前記無機粉粒体がワカメ表面に付着した状態で風乾させる。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
シラス入り歯磨き剤及びその製造方法 | (出願:2005.1.26) 特開 2006-206462 (公開:2006.8.10) | 松山 伸広 | 松山 伸広 |
【課題】鹿児島、宮崎など南九州で多量に堆積する火山噴出物の一種であるシラスを有効活用し、歯磨き剤用の研磨剤として利用する。
【解決手段】火山噴出によって堆積したシラスを粒径50µm 〜500µm 程度に粒状化し含有させた歯磨き剤である。 また前記歯磨き剤の生成工程を以下の手順とした粒状シラスを含有させた歯磨き剤の製造方法である。 1 シラスを水洗浄化して不用浮遊物を除去する工程と、 2 高温熱湯で消毒殺菌する工程と、 3 乾燥して粉砕し超微粒子する工程と、 4 更に粒子を揃えるためにフルイにかけて粒径50µm 〜500µm 程度の均一な粉末にする工程と、 5 このシラス粒状物を柔軟剤と練り合わせて混合する手順で製造する。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
踵、足裏こすり具 | (出願:2005.2.3) 特開 2006-212397 (公開:2006.8.17) | 渡辺 奈緒美 | 渡辺 奈緒美 |
【課題】浴室で楽に足裏をこすることができる機能を持たせた、踵、足裏こすり具を提供する。
【解決手段】踵をこするための軽石を埋め込んだ足裏こすりに、受け台のゴムマットを設けたことを特徴とする。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
機械定植用育苗培土 | (出願:2005.2.8) 特開 2006-217816 (公開:2006.8.24) | 片倉チッカリン株式会社 日本甜菜製糖株式会社 | 福島 英一 笠井 正宏 長谷川 正二 寺沢 秀和 武田 修 坂井 啓之 |
【課題】機械定植に必要な根鉢の保持力があり、定植直前の潅水を行えば吸水が早く、作業が簡便で効率的な定植が行え、また、副資材を粒度の大きなものからも選べるという広範な適応性をもつ機械定植用培土を提供することにある。
【解決手段】珪藻土粉末及び細粒ゼオライトを含むことを特徴とする機械定植用育苗培土、さらに、これらに副資材を含めることを特徴とする機械定植用育苗培土。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
ラジウム岩盤ミスト浴装置 | (出願:2005.2.8) 特開 2006-217932 (公開:2006.8.24) | 株式会社東拓コーポレーション | 熊谷 泉 |
【課題】本発明は、秋田県田沢湖町玉川温泉産の湯の花入りのラジウム平盤を利用した岩盤浴室を設けて、ラジウム含有温水を蒸気発生機によってラジウムスチームを発生させるラジウム岩盤ミスト浴装置を得ることを目的とする。
【解決手段】本発明のラジウム岩盤ミスト浴装置は、火山岩砕石を床材として布設し、該床材にラジウム平盤を床面積に対して適宜の割合で敷き、前記床材中に埋設された温水コイルにより床面暖房を行う岩盤浴室と、熱交換器により上水道からの冷水を温水に熱交換すると共に前記熱交換器内のラジウム鉱石によりラジウム放射能を含む温水に変換し、さらに前記熱交換器から供給された前記ラジウム放射能を含む温水をラジウム放射能含有スチームミストに変換して前記岩盤浴室内に噴出する蒸気発生機とを設けてなるものである。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
セメント混和材及びセメント組成物 | (出願:2005.2.9) 特開 2006-219319 (公開:2006.8.24) | 電気化学工業株式会社 | 富岡 茂 |
【課題】セメントコンクリート躯体や吹付けセメントコンクリートなどの防水性を向上するセメント混和材及びセメント組成物を提供する。
【解決手段】カルシウムサルホアルミネートと白土焼成物とを含有してなるセメント混和材、ブレーン比表面積値が5,500cm2/g以上である該セメント混和材、該セメント混和材とセメントを含有してなるセメント組成物、並びに、セメント、カルシウムサルホアルミネート、及び白土焼成物を含有してなるセメント組成物を構成とする。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
セメント混和材及びそれを用いたセメント組成物 | (出願:2005.2.9) 特開 2006-219321 (公開:2006.8.24) | 電気化学工業株式会社 | 渡邉 芳春 相澤 一裕 |
【課題】ダレなどを防止し、材料分離が無く、軽い、スランプロスの小さい、良好な作業性のコンクリートが製造できる、ポリカルボン酸塩系減水剤を使用するコンクリート用のセメント混和材及びそれを用いたセメント組成物を提供する。
【解決手段】ベントナイト、酸性白土、及び活性白土からなる群より選ばれた一種又は二種以上のベントナイト類とポリビニルアルコールとを含有してなる、ポリカルボン酸塩系減水剤を使用するコンクリート用のセメント混和材、さらに、糖類を配合する該セメント混和材、セメント、ポリカルボン酸塩系減水剤、 ベントナイト類、及び該ポリビニルアルコールを主成分とするセメント組成物、セメント100部に対して、ポリカルボン酸塩系減水剤が0.3〜5部であり、ベントナイト類が0.1〜10部、ポリビニルアルコールが0.03〜1部、及び糖類が0.01〜0.2部である該セメント組成物を構成とする。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
海草付着のためのセメント系硬化体の表面処理工法、網体に袋詰めした多孔質材料の水中暴露によるイカダ工法、吊り込み工法、マット工法、およびこれらの工法を用いた藻場および人工漁礁による魚介類の生息環境保全工法 | (出願:2005.2.14) 特開 2006-223297 (公開:2006.8.31) | 坂田 康徳 | 坂田 康徳 |
【課題】環境破壊が進む中、自然保護の観点から人工魚礁や藻場の形成など各種の対策が推進されている。しかしながら、人工漁礁を含むコンクリート製の海洋構造物はその表面が緻密で滑らかであるため海草が付着し難く、その周辺の魚介類の生息環境が効果的に保全されていない。
【解決手段】コンクリートなどのセメント系材料からなるブロックまたは構造物の表面に海草の付着し易い鉱物質の多孔質材料を用いて処理を施しまたはこれと同等の表面構造となるように処理を施したブロックまたは構造物を製作して海水中へ設置し、あるいは鉱物質の多孔質材料をそのまま詰めた網袋を海中に暴露して、藻場の形成や海草の繁茂する人工漁礁を構築し、魚介類の生息環境を改善する。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
ラインパウダーとこれを用いた線引き方法並びにラインの消去方法 | (出願:2005.2.16) 特開 2006-223445 (公開:2006.8.31) | 日本植生株式会社 | 光永 演允 |
【課題】線引きに特別な装置や機械を要せず、ラインマーカーを使用でき、しかもラインはくっきりと鮮明に引け、更には消去手段が容易で、跡形も無く消去できるラインパウダーとこれを用いた線引き方法並びにラインの消去方法を提供する。
【解決手段】ラインパウダーは、焼成時に炭酸ナトリウムを1〜5%重量比で混入して焼成して得た珪藻土である。顔料を混合して着色パウダーにできる。このラインパウダーの、水と出会っても固形化し難く、また、ラインマーカーによって簡便に線引きでき、所望の色合いが簡便に得られる特性を利用して、グランドに予め付着性の液体を散布しておき、その上にこのラインパウダーによりラインを引く線引き方法や、更には、予め引かれたラインの上に沿って、付着性の液体を散布し、その上にグランドの地の色とほぼ同一の着色パウダーを用いて線引きするラインの消去方法が好ましい使用方法である。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
炭素とセラミックスの融合物とその生成過程で発生する木酢液、及びその製造方法と加工方法 | (出願:2005.2.24) 特開 2006-231309 (公開:2006.9.7) | エンテック株式会社 | 福田 三智子 |
【課題】古紙を再生する時点で発生する製紙産業廃棄物を廃棄処分するのではなく、製紙産業廃棄物を製品の原料として使用できる多孔質構造炭素セラミックスにして製品化し、完全なリサイクルを実施し、廃棄物の処分をなくして地球環境の汚染を防止する。
【解決手段】古紙を再生する時点で発生する製紙産業廃棄物を真空加熱式炭化炉又は二重構造真空炭化方式によって多孔質構造炭素セラミックスに変化させ、多孔質構造炭素セラミックスを原料とした生活改善用品及び各種建材を製造し、製紙産業廃棄物の完全なリサイクルができる。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
大気中の湿分から淡水を発生させる多孔質加工石及びその製造方法 | (出願:2005.2.23) 特開 2006-232583 (公開:2006.9.7) | 株式会社原子力エンジニアリング | 青木 一彦 智原 保孝 池尾 康弘 |
【課題】多孔質加工石から発生する凝縮水の製造を効率的ならしめ、環境に負荷を与えることなく安価に大気中の湿分から淡水を製造する。
【解決手段】自然石,シリカ,珪藻土,鹿沼土,フライアッシュ,ゼオライト,石灰岩,貯水岩,粘土,玄武岩,ガラス,金属,セラミックスからなる群より選ばれた単独又は 2 種以上の混合からなる粉状,粒状または砕石状の多孔質材料を素材としてセメント,水を加え円筒,中空円筒,角形,多角形など任意の形状 1,1A に成形、固化して多孔質加工石とする。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
発熱材料 | (出願:2005.2.23) 特開 2006-232589 (公開:2006.9.7) | 廣田 修 | 廣田 修 加藤 吉成 |
【課題】1,600°C は勿論のこと1,800°C 以上の高温域においても安定した発熱を得ることができる消耗の少ない発熱材料を提供する。
【解決手段】50〜95重量%の炭素成分と、70重量%前後の二酸化珪素、15重量%前後の酸化アルミニウム、2.2重量%前後の酸化鉄、3.5重量%前後の酸化カルシウム、3.0重量%前後の酸化ナトリウム、2.5重量%前後の酸化カリウム及び1.0重量%前後の酸化マグネシウムを含む天然鉱物を主成分とする鹿児島県鹿児島郡桜島町南岳で採取した火山灰とからなり、電気比抵抗が3,000μΩcm以上であり、且つ、一辺が1cm以上のブロックに形成されている発熱材料。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
多孔質構造軽量セラミックス、抗菌多孔質構造軽量セラミックス、止水防水多孔質構造軽量セラミックス、防水多孔質構造軽量セラミックス、融雪多孔質構造軽量セラミックス及びその製造方法。 | (出願:2005.2.24) 特開 2006-232650 (公開:2006.9.7) | エンテック株式会社 | 福田 三智子 |
【課題】内部の微細な細穴から構成されている多孔質構造が表面に受けた熱を減少させ、また保水透水性を起こし、更に抗菌加工、防水加工及び軽量化で利用範囲を広げ地球環境に順応させる。
【解決手段】炭素、ペ−パ−スラッジ灰、珪藻土、シャモットを粘土質に加えて高温焼成することで微細な細穴を保持した多孔質構造を造り、不溶銀粉とアルミナ粉を加えることで抗菌加工を行い、釉薬又は樹脂加工で防水をしたセラミックスにする事で利用範囲及び使用応用の幅が広がる。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
珪藻土用バインダーおよびその製造方法、ならびに珪藻土含有塗布材およびその製造方法 | (出願:2005.3.7) 特開 2006-241413 (公開:2006.9.14) | 株式会社ジクシス フロッグスピリッツ株式会社 | 戸田 義武 |
【課題】珪藻土を種々の塗布対象物に良好に塗布することができる珪藻土用バインダーおよびその製造方法、ならびに珪藻土の特性を十分に発揮させることができる珪藻土含有塗布材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】珪藻土用バインダーは、水と、シリコン変性アクリル酸エステル系共重合体を主成分とする主剤と、ポリカルボン酸系の分散剤と、アクリル酸エステル系共重合体を主成分とする増粘剤と、を含む。また、珪藻土用バインダーの製造方法は、水に、上記分散剤を添加して攪拌し、これに上記主剤を添加して攪拌し、さらに、これに上記増粘剤を添加して攪拌する。珪藻土含有塗布材は、珪藻土 と、上記珪藻土用バインダーとを含む。また、珪藻土含有塗布材の製造方法は、上記手順で製造された珪藻土用バインダーと珪藻土 を混合して攪拌する。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
低熱輻射土壌 | (出願:2005.3.1) 特開 2006-241730 (公開:2006.9.14) | 国立大学法人筑波大学 三和グランド株式会社 奥アンツーカ株式会社 | 田神 一美 山本 周二 大坪 成年 |
【課題】本発明は、土系舗装グラウンドの表層土の保水性を高めることによって、安価で容易に夏季の晴天高温時のグラウンド表面温度を効果的に低減することができる低熱輻射土壌を提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明は、土系舗装材を表層土とするグラウンド用の舗装体に、前記土系舗装材より保水能力の高く最大粒径が10ミリメートル以下である保水材を、前記表層土の体積に対して10%以上、好ましくは20%以上混合したことを特徴とする低熱輻射土壌の構成とした。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
拡散性の有害揮発物質を吸着し無害化する方法 | (出願:2005.3.8) 特開 2006-247330 (公開:2006.9.21) | 郡 正昭 | 郡 正昭 |
【課題】現代社会においては、さまざまな文化的生産物がつくり出されて人体の身近なところにあり、その中には各種の拡散性の有害揮発物質も存在し、当該拡散性の有害揮発物質が皮膚疾患をはじめとするアレルギー症状を引き起こす例が多発しているため、当該拡散性の有害揮発物質を無害化する方法の開発が急がれている。
【解決手段】ホタテ貝殻焼成粉末及び珪藻土粉末の混合粉末又はその溶媒液若しくは当該溶媒液塗布膜を、拡散性の有害揮発物質が生じた空間に置くことにより、当該拡散性の有害揮発物質を吸着し無害化する。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
鋼の連続鋳造用モールドパウダー | (出願:2005.3.14) 特開 2006-247735 (公開:2006.9.21) | 住友金属工業株式会社 | 塚口 友一 |
【課題】鋳型内での焼結を防止し、炭酸塩の分解反応による攪拌を有効に作用させて発熱金属の燃焼を促進し、優れた保温性を発揮するモールドパウダーを提供する。
【解決手段】主原料としてポルトランドセメント、シリカ源として珪藻土または珪砂、フッ素源として蛍石、炭酸塩として炭酸ソーダ、炭酸リチウム、炭酸マグネシウムなどのうちの 1 種以上を合計で2〜35質量(以下同様)%、および滓化速度調整用カーボンを1〜7%含有し、これら原料が全配合原料の95%以上を占め、アルカリ金属酸化物を8%以下、およびフッ素とアルカリ金属酸化物を合計で1.5%以上含有し、凝固温度が1000〜1280°C 、1300°C における粘度が0.04〜1.5Pa・sであるモールドパウダーである。上記配合原料のうち、炭酸塩の合計を10〜35%、滓化速度調整用カーボンを0.1〜5%として、さらに発熱金属としてCa-Si合金および/またはSiを配合することができる。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
保水ブロック | (出願:2005.3.10) 特開 2006-249760 (公開:2006.9.21) | 大成建設株式会社 | 梅田 和彦 |
【課題】所望の強度を得ることができるとともに、長期間にわたって保水性能を維持することができる保水ブロックを提供する。
【解決手段】保水性を有する多孔質物質からなる保水材の少なくとも上面および対向する側面を、当該保水材よりも強度を有し、かつ透水性を有する表面材で覆ってなることを特徴とする。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
粒状培養土 | (出願:2005.12.27) 特開 2006-254902 (公開:2006.9.28) | アイリスオーヤマ株式会社 | 桑島 良人 石田 琢 近藤 貴之 鍬田 拓郎 |
【課題】保水性、通気性に優れており、各種養分を多量に含み、保肥力も優れた、草炭を主成分とする粒状培養土を提供する。
【解決手段】草炭を主成分とした混合物を造粒してなり、また該混合物を造粒、乾燥してなる粒状培養土である。混合物は吸水性無機質成分と結着剤である。また、草炭を主成分とし、これに混合物を含み、水分率が5%〜25%とした粒状培養土である。草炭は30%以上含んでいる。前記混合物にはバーミュキュライト、ゼオライト、パーライトの1種又は2種以上を混合することもできる。また、石炭灰を混合することもできる。この粒状物(A)に、配合物(B)としてバーミュキュライト、パーライト、軽石等を配合することができる。この場合、粒状物(A)を40%以上とする。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
焼結物の製造方法及び焼結物 | (出願:2005.3.17) 特開 2006-255609 (公開:2006.9.28) | 太平洋セメント株式会社 | 二宮 浩行 三崎 紀彦 上保 知伸 小野 勝史 永田 憲史 |
【課題】建設発生土、産業廃棄物、一般廃棄物、或いは砕石 場の屑石の大量使用を可能にすると共に、これらの廃棄物を主原料とした焼結物を製造するにあたり、遊休設備或いは現有設備をそのまま活用し、煩雑な工程を省き、生産性よく焼結物を製造する方法を提供すること。
【解決手段】建設発生土、産業廃棄物、一般廃棄物及び砕石場の屑石から選ばれた1種以上を主原料とし、該主原料に必要に応じて成分調整剤及び/又は焼結助剤を添加混合して所定の化学組成に調整した後、該調整原料を 5mm以下の粉状及び/又は粒状の状態でロータリーキルンの窯尻から投入すると共に、該窯尻から投入する原料よりも融点温度が低い原料を粉状でロータリーキルンの窯前から吹き込み、両原料をロータリーキルンによって混合しながら焼成する焼結物の製造方法とした。 | |||
発明の名称 | 公開番号 | 出願人 | 発明者 |
セメント組成物およびその使用方法 | (出願:2005.3.18) 特開 2006-256919 (公開:2006.9.28) | 電気化学工業株式会社 | 山本 賢司 入内島 克明 盛岡 実 |
【課題】シラス、フライアッシュを有効利用でき、強度発現性に優れるセメント組成物、特に各種注入材として使用されるセメント組成物及びその使用方法を提供すること。
【解決手段】セメント、シラス又はそれとフライアッシュ、アルカリ増粘型ポリマーエマルジョン、及び硬化促進剤を含有してなるセメント組成物、シラスとフライアッシュとの合計がセメント100部に対して、30部以上である該セメント組成物、硬化促進剤がアルミン酸塩と硫酸塩とを含有してなる該セメント組成物、該セメント組成物を用いてなる注入材、並びに、セメント、シラス、フライアッシュ、及び水をあらかじめ混合してA液とし、硬化促進剤と水とを含有してなる混合物をB液とし、アルカリ増粘型ポリマーエマルジョンと水とを含有してなる混合物をC液として、使用直前に、A液と、B液とC液の混合液とを、また、A液、B液、及びC液を混合する該セメント組成物の使用方法を構成とする。 |