Clean Water
両筑衛生施設組合

この設備は生物反応槽といい約10日の処理時間をかけ活性汚泥と
  呼ばれるいろいろな微生物の力で汚水中の有機物や窒素・りん等を
  分解除去するところです。
硝化槽及び脱窒槽の写真です
深さと幅が約5mの水路が幾重にも
折り返した様な構造で全長350m
容積8800㎥(プール22杯分)
程あります。
残念ながら、主役の機器は
水中ですので稼動の様子は
お見せできません。
硝化(作用)とは
酸素を好む微生物の働きで
アンモニアを硝酸や亜硝酸に
変化させることです。
脱窒とは
硝酸・亜硝酸から酸素を除く
働きを持つ微生物の力で無害な
窒素ガスや二酸化炭素ガスに
分解することです。
当苑の処理方式は硝化・脱窒を
二段階で処理する
低希釈二段活性汚泥処理方式です。

右は二段処理の最終段階

上の青い機械は一段階目の
硝化・脱窒を繰り返して促進
させるための循環ポンプです。
左の写真は、酸素を好む微生物の
ために、たくさんの空気を送る
送風設備です。
名前はボルティセラ
活性汚泥が良好なときに現れる
代表的な微生物です。