▼元のページに戻る

大木町の概要

 古代、茅・葦の繁茂する沼地であったことから「水沼(みずぬま)の縣(あがた)」と称されていた。 水沼が三潴に変わったのは、鎌倉時代末期といわれ、その後は柳川・立花藩、久留米・有馬藩に属した。 また、現在の村落配置は、江戸時代にほぼ完成している。
 明治4年の廃藩置県とともに久留米県に属し、同年の統合で三潴県となり、明治9年に福岡県となった。 明治22年、町村制の施行と同時に大溝村・木佐木村・大莞村が生まれ、昭和30年1月、町村合併促進法に基づき、3ヵ村の合併によって大木町が誕生した。

 大木町は、福岡県の南西部、九州の穀倉地帯である筑後平野のほぼ中央に位置している。 面積18.43平方キロメートル、人口は14,612人(平成26年8月現在)。 温暖多雨の穏やかな気候で、町全体が標高4〜5bのほぼ平坦な田園地帯となっている。 また、町全体に張り巡らされているクリークは荘園時代にできたもので、町面積の14%をしめており、日本屈指の溝渠地帯を形成している。

 肥沃な土地と豊富な水、恵まれた気候のもとで、稲作を中心とし、また裏作として藺草や小麦の栽培をおこなう農業の町として発展してきた。

 近年はイチゴやナス、キノコ栽培なども盛んとなっているが、専業農家の減少、兼業農家の増加などで農業も大きく変化を遂げている。
また、木工関係企業、大型スーパーの進出、あるいは総合体育館や社会福祉総合センター(アクアス)も建設され、町全体が大きく変貌を遂げている。











▼元のページに戻る


大木町立大木中学校
三潴郡大木町大字上八院1234 TEL 0944-32-0493