コンデンサは、誘電体の素材によって分類されます。
ここでは、素材から分類したコンデンサのひろがり、それぞれの特性について触れてあります。
まず、コンデンサの種類と、そのアウトラインを把握してください。
★コンデンサのいろいろ、 その分類
★各種コンデンサの 周波数特性
★各種コンデンサの 絶縁抵抗値 コンデンサの絶縁抵抗は温度によって変化しないのが理想ですが、実際には図のように、温度の上昇にともなって減少していきます。常温時の抵抗値はコンデンサによって異なりますが、全体として25℃を境に減少する傾向があります。その勾配はほぼおなじで、ややマイラフィルムが大きく、マイカや温度補償用のセラミックが小さくなっています。
★各種コンデンサの tanδ(タンデルタ) tanδ(タンデルタ)とはコンデンサの損失のこと。だからこの値は、全温度範囲にわたって0%が理想です。図を見ると、マイカや温度補償用のセラミックはタンデルタの値が小さいため損失が少なく、すぐれた特性をもつことがわかります。
★各種コンデンサの 使用温度範囲 温度特性は、(1)のように広い温度範囲にわたって容量変化がないのが理想ですが、実際には温度によってその容量が大きく増減します。図を見ると、タンタル、マイカ、フィルム、温度補償用のセラミックの順に特性が向上していくのがわかります。また、特異な曲線をしめす高誘電率系のセラミックは、使用にあたって注意が必要です。
★'40 年代のアメリカが 誕生の地。 積層セラミックコンデンサが生まれたのは、'40年代のアメリカ。従来からある、単板セラミックコンデンサの材料や焼成技術をもとに誕生しました。小型、大容量で信頼性が高いため、当初はおもに軍事目的で使用されていましたが、一般的に広まったのは'60年代に入ってから。いまやハイブリッドICやコンピュータ、超小型電子機器の進歩と歩調を合わせるように発展し、さまざまな分野で活躍しています。
★小型、大容量のヒミツは、 多層構造にあり。 積層セラミックコンデンサの構造は、図からもわかるように多層構造。薄い誘電体を数多く重ねることで、体積あたりの静電容量を最大限にまで高めています。
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