『 鮎のコロガシ釣り 』

<始めに>
 アユ釣りといえば友釣りですが、筑後川の中流域ではコロガシ釣り(素掛け)がほとんどです。広い川幅、
中型の丸石の川底とコロガシ釣りに適した環境とオトリが不要の手軽さからでしょう。


 2001年解禁日のNHKニュースに映っていた私

<道具は>
竿   8メートル〜9メートル(3万円前後)
道糸  ワイヤーより線0.8号、ハリス1号/
     仕掛けの全長さを竿の長さと同じに
     しています。

オモリ コロガシ用のそろばん玉や丸玉の2号
     〜4号を水深、流れの早さ等に
     よって使い分けます。


   
 尺アユ(1997年8月2日)
釣り方と水中の様子

     

挿し絵のミスで、釣り人の竿を持つ手 が逆です。
(右手が手前が正しい)

コロガシ仕掛け



市販のものではかかり
くいので面倒ですが
手製です。

これを聞いてあきらめる
人がほとんど。

 
針は両掛けの8〜9号
を使っています。多い日
では1日に20〜30個使
う事もあります。

 
シーズンオフのいい
仕事
です。

両がけ針の加工


上が元の針、下(右)が一般的な加工
下(左)が私の考案による加工です。


@ビニールパイプを使い、糸を巻く行程を省き、
 加工時間を短縮させた。冷ややかな目で見
 ていた釣り仲間も釣果には関係がないと認
 識してくれた。しかし、真似る人はいない。

いつもが大漁とは限らない (^o^)


真夏の鮎(上)と秋の落ち鮎(右)
形と色がこんなに違います。


「私の師匠、林田氏」 職業:建築士
中年釣り師ではピカ1の腕、誰とでもすぐに
友達になる社交家でもあります。

釣果の記録
(1992年より)

1年目   40匹
2年目   80匹
3年目  345匹
以後、年間100匹前後が続いています。
 (/_; 

どうも、やる気が空回りしているようです。
居ない所で竿を振っても無駄、状況が悪い時は
だめ、
なぜ釣れないか、釣れる人とどこが違うか
を学ばな
いと何時までたっても同じですね。

  〜恥ずかしながら今年はこの辺で〜