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| アーカイブ 2009 |
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| 12月24日 古い映画ですが、「ニューヨーク東8番街の奇跡」観ました。 当時、映画館で観たのですが、もう20年も前になりますが今観る とやはり見方も感じ方も違います。 スピルバーグ制作の映画ですが、当時のヒューマンSF映画の1作品 です。同時期に「コクーン」という映画がヒットしましたが、この映画 も、高齢化社会をテーマにしたものです。それまでの金属的なSF 映画が飽きられ出したために方針転換に迫られていた時期でして 意外と新鮮に感じられました。若い頃は何か物足りなさがあった のですが、今観ればこれはこれで良かったと思います。 「スタンドバイミー」なんかも、観る年代によって感じ方もちがって くるようですが、映画というものはやはり3度観ないとわからない・・ といわれるだけあって、奥が深いものです。「ブレードランナー」 などは、今でも観るたびに新しい発見があり、感じ方があって、 名作中の名作と言われるわけが確かにあります。ハリウッド映画は 単なるドンパチ映画もありますが、中にはとんでもない良い作品 もありますので、そういう映画に出会ったときはお宝を発見した かのような得した気分になるものです。最近ではなかなかあまり 出会いませんが、ドンパチ映画も嫌いではないので楽しみながらの 発見ですので一石二鳥です。映画の醍醐味というところでしょうか? |
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| 12月20日 ※ネタバレ注意 「2012」観てきました。結局のところノアの方舟の話でした。 CGは迫力があって映画館で観るべき映画というのは間違い なさそうです。しかし、ストーリーがかなり無理があるようです。 感動的なヒューマンストーリーとして描きたかったようですが はっきり言って破綻しています。全然ヒューマニズムは読み 取れませんでした。それよりか、映画版アトラクションとして 観たことのあるような話ですし、特別な何かを感じるような映画 ではないようです。 コールが鳴るのをおそれてのことのように思います。 迫力のCGと「もしこんなことが起こったら・・・」というシミュレ ーションを観るつもりならば絶対にお勧めの映画です。 私もはじめからそのつもりでしたので大いに満足しました。 DVDでは迫力は期待できませんからね。 面白かったのが、空母「JFケネディー」が津波でホワイトハウスに |
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| 12月13日 『ザ・コア』をTVでやってました。DVDでは以前見たのですが かなりTV版はカットされていたようにみえました。 この映画は見方を誤ると超B級扱いを受けてしまうような内容 と脚本ですが、これを近未来に起きそうな空想科学映画と 観ればあながちB級の烙印を押してしまうのはもったいないと 思います。確かに科学的には相当無理がたくさんありますが ストーリーをユニットごとに短編のように観ていけばかなり面白い と思います。最初のスペースシャトルの話だけで一つの映画が できてもおかしくないと思うし、地球の被害の様子だけでひとつ の映画ができそう。さらにパソコンオタク少年の活躍でまた 映画が出来そうです。各シーンも、最初に船長が死ぬところ で、次に押しつぶされるユニットで死ぬシーン、それに 耐熱服で灼熱の中にレバーを回しに行くシーン・・・ 爆弾とともにユニットごと特攻していくシーンなどなど それぞれを小分けすると実に面白いと思います。 なんですが、全体として通してみたら、あり得ないが重なりすぎて ものすごくありえない映画になっちゃったという感じです。 でもこういうのは私は大好きです。あり得ないことを見せるのが 映画の仕事であって、あり得るならばそれはもう映画ではない。 普通の生活を描いても何にも面白くない。そういうわけで 最近の邦画は特に苦手です。とても観てはいられない・・・。 特撮、SF、奇跡、バイオレンスなど時間を忘れ去るような 映画じゃなきゃ映画ではない!というのが私の映画に対する 思いです。 |
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| 12月08日 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」です。ダニエル・デイルイスがアカデミー 主演男優賞を取っています。日本ではディズニーが配給したそう ですが、内容は全くディズニー映画ではないです。 一人の男の成功から破綻までを描いていますが、ハリウッド映画に よくある絵空事ではなく、汗臭い、泥臭い、現実にあるだろうことを 淡々と積み重ねて成功の物語にしているのは好感しました。 また、その裏にある人間の狡猾さと自己中心的な振る舞いは映画 ではなく、実話に基づいたかのような現実の姿として見せている 演出は自然な感じで映画と言うことを忘れさせるような効果が ありました。実際に「人間はこういうものだ」と、綺麗事を排し実直に 描いています。今、日本のテレビなどでは「綺麗事」や「仕掛け」が 多く、とても見てはいられない状態にあります。夢や希望を捨て去れ とまでは言わないにしても、現実の姿と対峙する愚直さも今は必要 に思います。綺麗事だけでは済まないことはいくらでもあります。 この映画には、政治的なもの、経済的なもの、宗教的なもの、人間 関係など人間の活動ほとんどを網羅してそれぞれの「本当の姿」を 描き出しています。最初は東欧の映画かと思うほど地味に淡々と 進みますが、とても良い映画だと思います。 |
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| 12月05日 「クラッシュ」観ました。78回アカデミー賞作品賞の映画です。 物語的には淡々と進んでいくだけで、盛り上がり部分などはない のですが、見終わった後に迫るものがある映画です。今までにも いくつかそんな映画を観ました。「ノーカントリー」もそうでした。 これもアカデミー賞作品なんですが、とにかく後になってあれこれと 考えてしまう映画です。約1週間くらいは頭から離れず、何でも ないシーンだけど思い出してしまうというような不思議な感覚の 映画です。「クラッシュ」ではやはり、女の子が撃たれるシーンが 頭から離れません。人間が持っている不信感が不幸の連続を 誘発していく様子を描いていますが、今の時代を色濃く反映した 警告にも似たメッセージ性があります。 キリスト教では「汝の隣人を愛せよ」と言うそうですが、要するに 信頼することが幸福の始まりということを言っているのだと思い ます。親子兄弟、友人でも信頼関係がひとたび壊れるとなかなか 修復は効きません。人間不信に陥って精神を病む人もいます。 不信感が生活の些細なことに影響し、増幅して人を狂気に導く ことが何と簡単なことか、逆に人を信じることの勇気と難しさを 問うているような気がします。「クラッシュ」の後に「ノカントリー」 を観ると、現代社会が陥りつつある理解不能な心の闇が迫って きている現実を感じ取ることができます。お化けや幽霊よりも 何よりも人間が一番怖いということに気づいてしまいます。 |
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| 12月03日 スティーヴンキングを続けて・・・「ドリームキャッチャー」です。 これはスティーヴンキングワールドともいうべき作品で、予備知識 なしでは最初の方は何が何だかわからないと思います。この映画 の雰囲気に似ていて思い出したのが、ジョンカーペンター監督の 「光る眼」です。これはゴールデンラズベリー賞を獲得してしまった のですが、B級が大好きな私にはまずまずでした。何とマークハミル (SWのルークスカイウォーカー役)が出ていたのにはひっくり返る かと思うほど驚きました。ジョンカーペンターといえば数々の名作を 生み出していますが、「ダークスター」や「ニューヨーク1997」 「エスケープフロムLA」など、忘れられないものが多くあります。 中でも、存在を知らなくて最近観ることになった「ゼイリブ」、これは 仰天でした。確かに今観るととんでもない古い超B級映画なんですが メッセージ性といい、SF感といい、釘付けになりました。 これはいいです。B級大好き人間には絶対に受けると思います。 話を「ドリームキャッチャー」に戻して、この映画にはエンディングが 2通り用意されていたようで、DVDの中に特典映像として挿入されて います。私は本編のエンディングがやっぱり良いようです。 なにか得体の知れない恐怖や未知の世界感はスティーヴンキング の右に出るものはいないと思います。「シャイニング」のリメイクの 話が出ているようですが今度はもっとサイコパスの怖い雰囲気を 出してほしいと思います。 |
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| 12月02日 最近、とは言ってもここ数日忙しくて映画を観る事ができませんで したが、強烈な印象が未だに頭の中に続いているのが「ミザリー」 です。これは先日の「ニードフルシングス」と同様にスティーブン キング原作の映画です。少し古い映画ですが、最近のホラーの ようにグロがたくさん出て来て怖がらせる、とか単に気持ち悪い だけとか音でびっくりさせる・・・とかいうのではなく、人間の狂気を 描き出すことで底なしの恐怖を与える凄い映画でした。ある有名 作家の女性のストーカーのお話なんですが、別に化け物に変身 するわけでもなく、エイリアンに乗っ取られたとかゾンビにされた とかいうのではなく、、普段は親切なんだけど、ただ切れやすい 一見どこにでもいるようなふつうのおばさんなんです。 でも、じわじわと切れ方がひどくなっていく様子は本当に恐怖です。 これほどまでに人間は怖いのかと思うほど、狂気がもたらす恐怖は ゾンビどころの話ではなく、本当に心底の恐怖です。 主演のキャシー・ベイツがこの作品でアカデミー主演女優賞を 受賞したのですが、迫真の演技とはまさにこのことだと思います。 ストーカーの恐怖とはこういうことを言うんだと体験したような気分 にさせてくれる作品です。絶対にこう言う目には遭いたくないです。 |
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| 12月01日 「ニードフルシングス」です。スティーブンキング小説の映画化です。 スティーブンキングに最近ハマッています。何日か前にTVで ジョニーデップ主演の「シークレットウィンドウ」をやっていましたが これもスティーブンキング原作です。「ニードフルシングス」は人間の 心理をよく描いた作品で、よかったです。人間だれしも持っている 思い出の品や、憧れの物への羨望がいつしか自分を破滅に導く という話ですが、人間が物に引き付けられた時に自己を見失う ことに陥りやすいのは現実でもあることです。これはそれを利用した 悪魔のお話ですが、冷静沈着な善良な警官がこれを救います。 人間風刺の作品としては、最近の「ミスト」もそうでした。 「ミスト」に関しては賛否が分かれるようですがスティーブンキング 作品の根底には人間心理がありますので、えぐられるような思いを 抱く人もいるかもしれませんが、これがスティーブンキングの凄さ であり醍醐味でもありますので、評価すべきことだと思います。 謎の骨董屋を演じるマックス・フォン・シドー、過去のある善良な 警官にエドハリスでしたが、この映画にとてもふさわしい配役です。 エドハリスは最近ではナショナルトレジャーに悪役で出ていました。 どちらかというとテロリスト役とかシークレットサービス役が似合い そうな風貌ですが、結構どちらもいけそうですね。 ちょっと怖いけれども、良い映画でした。 |
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