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このページはショップオーナーの
プライベートな発言空間です。
ショップの経営方針や
ショップの立場としての
見解を代表するものでは
ありません。


高校では映画研究部で
自主映画を製作したり
大学生の時には100本
以上の映画を映画館で
見ました。最近ではDVD
でも映画をよく見ます。


映画の話題の場合
ネタバレがあるかも
しれませんので
ご注意ください。

12月24日

古い映画ですが、「ニューヨーク東8番街の奇跡」観ました。

当時、映画館で観たのですが、もう20年も前になりますが今観る

とやはり見方も感じ方も違います。

スピルバーグ制作の映画ですが、当時のヒューマンSF映画の1作品

です。同時期に「コクーン」という映画がヒットしましたが、この映画

も、高齢化社会をテーマにしたものです。それまでの金属的なSF

映画が飽きられ出したために方針転換に迫られていた時期でして

意外と新鮮に感じられました。若い頃は何か物足りなさがあった

のですが、今観ればこれはこれで良かったと思います。

「スタンドバイミー」なんかも、観る年代によって感じ方もちがって

くるようですが、映画というものはやはり3度観ないとわからない・・

といわれるだけあって、奥が深いものです。「ブレードランナー」

などは、今でも観るたびに新しい発見があり、感じ方があって、

名作中の名作と言われるわけが確かにあります。ハリウッド映画は

単なるドンパチ映画もありますが、中にはとんでもない良い作品

もありますので、そういう映画に出会ったときはお宝を発見した

かのような得した気分になるものです。最近ではなかなかあまり

出会いませんが、ドンパチ映画も嫌いではないので楽しみながらの

発見ですので一石二鳥です。映画の醍醐味というところでしょうか?

12月20日

※ネタバレ注意

「2012」観てきました。結局のところノアの方舟の話でした。

CGは迫力があって映画館で観るべき映画というのは間違い

なさそうです。しかし、ストーリーがかなり無理があるようです。

感動的なヒューマンストーリーとして描きたかったようですが

はっきり言って破綻しています。全然ヒューマニズムは読み

取れませんでした。それよりか、映画版アトラクションとして

観たほうが意外と正解かも知れません。全体的な話もどこかで

観たことのあるような話ですし、特別な何かを感じるような映画

ではないようです。

3時間近い上映時間はおそらく2時間で納めた場合「金返せ」

コールが鳴るのをおそれてのことのように思います。

迫力のCGと「もしこんなことが起こったら・・・」というシミュレ

ーションを観るつもりならば絶対にお勧めの映画です。

私もはじめからそのつもりでしたので大いに満足しました。

DVDでは迫力は期待できませんからね。

面白かったのが、空母「JFケネディー」が津波でホワイトハウスに

激突するシーンでした。笑ってしまいました。

ところどころの風刺は効いていたので楽しめました。

お正月の余興に丁度良いと思います。

12月13日

『ザ・コア』をTVでやってました。DVDでは以前見たのですが

かなりTV版はカットされていたようにみえました。

この映画は見方を誤ると超B級扱いを受けてしまうような内容

と脚本ですが、これを近未来に起きそうな空想科学映画と

観ればあながちB級の烙印を押してしまうのはもったいないと

思います。確かに科学的には相当無理がたくさんありますが

ストーリーをユニットごとに短編のように観ていけばかなり面白い

と思います。最初のスペースシャトルの話だけで一つの映画が

できてもおかしくないと思うし、地球の被害の様子だけでひとつ

の映画ができそう。さらにパソコンオタク少年の活躍でまた

映画が出来そうです。各シーンも、最初に船長が死ぬところ

で、次に押しつぶされるユニットで死ぬシーン、それに

耐熱服で灼熱の中にレバーを回しに行くシーン・・・

爆弾とともにユニットごと特攻していくシーンなどなど

それぞれを小分けすると実に面白いと思います。

なんですが、全体として通してみたら、あり得ないが重なりすぎて

ものすごくありえない映画になっちゃったという感じです。

でもこういうのは私は大好きです。あり得ないことを見せるのが

映画の仕事であって、あり得るならばそれはもう映画ではない。

普通の生活を描いても何にも面白くない。そういうわけで

最近の邦画は特に苦手です。とても観てはいられない・・・。

特撮、SF、奇跡、バイオレンスなど時間を忘れ去るような

映画じゃなきゃ映画ではない!というのが私の映画に対する

思いです。
12月08日

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」です。ダニエル・デイルイスがアカデミー

主演男優賞を取っています。日本ではディズニーが配給したそう

ですが、内容は全くディズニー映画ではないです。

一人の男の成功から破綻までを描いていますが、ハリウッド映画に

よくある絵空事ではなく、汗臭い、泥臭い、現実にあるだろうことを

淡々と積み重ねて成功の物語にしているのは好感しました。

また、その裏にある人間の狡猾さと自己中心的な振る舞いは映画

ではなく、実話に基づいたかのような現実の姿として見せている

演出は自然な感じで映画と言うことを忘れさせるような効果が

ありました。実際に「人間はこういうものだ」と、綺麗事を排し実直に

描いています。今、日本のテレビなどでは「綺麗事」や「仕掛け」が

多く、とても見てはいられない状態にあります。夢や希望を捨て去れ

とまでは言わないにしても、現実の姿と対峙する愚直さも今は必要

に思います。綺麗事だけでは済まないことはいくらでもあります。

この映画には、政治的なもの、経済的なもの、宗教的なもの、人間

関係など人間の活動ほとんどを網羅してそれぞれの「本当の姿」を

描き出しています。最初は東欧の映画かと思うほど地味に淡々と

進みますが、とても良い映画だと思います。

12月05日

「クラッシュ」観ました。78回アカデミー賞作品賞の映画です。

物語的には淡々と進んでいくだけで、盛り上がり部分などはない

のですが、見終わった後に迫るものがある映画です。今までにも

いくつかそんな映画を観ました。「ノーカントリー」もそうでした。

これもアカデミー賞作品なんですが、とにかく後になってあれこれと

考えてしまう映画です。約1週間くらいは頭から離れず、何でも

ないシーンだけど思い出してしまうというような不思議な感覚の

映画です。「クラッシュ」ではやはり、女の子が撃たれるシーンが

頭から離れません。人間が持っている不信感が不幸の連続を

誘発していく様子を描いていますが、今の時代を色濃く反映した

警告にも似たメッセージ性があります。

キリスト教では「汝の隣人を愛せよ」と言うそうですが、要するに

信頼することが幸福の始まりということを言っているのだと思い

ます。親子兄弟、友人でも信頼関係がひとたび壊れるとなかなか

修復は効きません。人間不信に陥って精神を病む人もいます。

不信感が生活の些細なことに影響し、増幅して人を狂気に導く

ことが何と簡単なことか、逆に人を信じることの勇気と難しさを

問うているような気がします。「クラッシュ」の後に「ノカントリー」

を観ると、現代社会が陥りつつある理解不能な心の闇が迫って

きている現実を感じ取ることができます。お化けや幽霊よりも

何よりも人間が一番怖いということに気づいてしまいます。

12月03日

スティーヴンキングを続けて・・・「ドリームキャッチャー」です。

これはスティーヴンキングワールドともいうべき作品で、予備知識

なしでは最初の方は何が何だかわからないと思います。この映画

の雰囲気に似ていて思い出したのが、ジョンカーペンター監督の

「光る眼」です。これはゴールデンラズベリー賞を獲得してしまった

のですが、B級が大好きな私にはまずまずでした。何とマークハミル

(SWのルークスカイウォーカー役)が出ていたのにはひっくり返る

かと思うほど驚きました。ジョンカーペンターといえば数々の名作を

生み出していますが、「ダークスター」や「ニューヨーク1997」

「エスケープフロムLA」など、忘れられないものが多くあります。

中でも、存在を知らなくて最近観ることになった「ゼイリブ」、これは

仰天でした。確かに今観るととんでもない古い超B級映画なんですが

メッセージ性といい、SF感といい、釘付けになりました。

これはいいです。B級大好き人間には絶対に受けると思います。

話を「ドリームキャッチャー」に戻して、この映画にはエンディングが

2通り用意されていたようで、DVDの中に特典映像として挿入されて

います。私は本編のエンディングがやっぱり良いようです。

なにか得体の知れない恐怖や未知の世界感はスティーヴンキング

の右に出るものはいないと思います。「シャイニング」のリメイクの

話が出ているようですが今度はもっとサイコパスの怖い雰囲気を

出してほしいと思います。

12月02日

最近、とは言ってもここ数日忙しくて映画を観る事ができませんで

したが、強烈な印象が未だに頭の中に続いているのが「ミザリー」

です。これは先日の「ニードフルシングス」と同様にスティーブン

キング原作の映画です。少し古い映画ですが、最近のホラーの

ようにグロがたくさん出て来て怖がらせる、とか単に気持ち悪い

だけとか音でびっくりさせる・・・とかいうのではなく、人間の狂気を

描き出すことで底なしの恐怖を与える凄い映画でした。ある有名

作家の女性のストーカーのお話なんですが、別に化け物に変身

するわけでもなく、エイリアンに乗っ取られたとかゾンビにされた

とかいうのではなく、、普段は親切なんだけど、ただ切れやすい

一見どこにでもいるようなふつうのおばさんなんです。

でも、じわじわと切れ方がひどくなっていく様子は本当に恐怖です。

これほどまでに人間は怖いのかと思うほど、狂気がもたらす恐怖は

ゾンビどころの話ではなく、本当に心底の恐怖です。

主演のキャシー・ベイツがこの作品でアカデミー主演女優賞を

受賞したのですが、迫真の演技とはまさにこのことだと思います。

ストーカーの恐怖とはこういうことを言うんだと体験したような気分

にさせてくれる作品です。絶対にこう言う目には遭いたくないです。

12月01日

「ニードフルシングス」です。スティーブンキング小説の映画化です。

スティーブンキングに最近ハマッています。何日か前にTVで

ジョニーデップ主演の「シークレットウィンドウ」をやっていましたが

これもスティーブンキング原作です。「ニードフルシングス」は人間の

心理をよく描いた作品で、よかったです。人間だれしも持っている

思い出の品や、憧れの物への羨望がいつしか自分を破滅に導く

という話ですが、人間が物に引き付けられた時に自己を見失う

ことに陥りやすいのは現実でもあることです。これはそれを利用した

悪魔のお話ですが、冷静沈着な善良な警官がこれを救います。

人間風刺の作品としては、最近の「ミスト」もそうでした。

「ミスト」に関しては賛否が分かれるようですがスティーブンキング

作品の根底には人間心理がありますので、えぐられるような思いを

抱く人もいるかもしれませんが、これがスティーブンキングの凄さ

であり醍醐味でもありますので、評価すべきことだと思います。

謎の骨董屋を演じるマックス・フォン・シドー、過去のある善良な

警官にエドハリスでしたが、この映画にとてもふさわしい配役です。

エドハリスは最近ではナショナルトレジャーに悪役で出ていました。

どちらかというとテロリスト役とかシークレットサービス役が似合い

そうな風貌ですが、結構どちらもいけそうですね。

ちょっと怖いけれども、良い映画でした。