大分県姫島の黒曜石
大分県姫島の黒曜石
(1977年夏撮影)

 大分県姫島は、国東半島の北東に浮かぶ、東西約6.5km、南北約2.5kmの小さな島ですが、石器時代より黒曜石の産地として広く 知られていました。 
 この黒曜石は、島の北西岸にある観音崎に高さ数十mの崖をなして産し、写真に示すように角礫状を呈する塊状の溶岩です。 
 ハンマーで軽くたたくだけで、ガラスのように尖った破片になり、割れ口は貝殻状になります。

 
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