2019年12月22日公開
2019年台風15号、17号と日本に影響がありました。
15号の時に、お見舞いを申し上げていたのですが、17号では、私の所で被害がありました。
自己紹介です「くるめ351」として、ライセンスフリー無線を楽しませていただいています。福岡県久留米市在住の古賀という者です。
愛機「JCBT-17A」を中心に、CB,DCRそして特定小電力無線を楽しんでおります。
最近感激したことですが、2019年4月20日のお昼ごろ、海岸へ移動運用をしようと出掛けた「ナガサキYU126(JE6UER)」と「ウンゼンHK118」両局が、対岸の堤防より転落する男性を認め、DCRで連絡御取りながら動けなくなったその男性を救護したという出来事でした。
処置が早かったこともあり、救急隊に引き渡すときには安定した状態だったとの事でした。
両氏には、大きな「いいね」を送りました。
ライセンスフリー無線は、順法精神が優れていることに感激さえ覚えております。
アマチュア無線も少しだけやっていまして、今回の台風時に痛い目に遭ってしまいました。
この写真の元の姿が想像できますか?アルミの塊になってしまっています。
このアルミの塊は、50MHz帯の8エレX4(アレー君)だったのです。
「アレー君」の名誉のために、少しだけ実績を紹介いたします。
月刊誌の特集にもなり、JARL福岡支部のアンテナ研究会(当時、福岡大学工学部の教授が中心になり活動)では「50MHz自作8ele八木アンテナでEME」と専門的に解説されたりと注目を集めました。
ARRL EMEコンテストでは、2006~2008年連続で一位となり、コンテストのルール変更をされるほどの成果がありました。
イタリア主催の2007年年間更新成績を競うマラソンコンテストでも一位となりました。
今回の台風で、なぜ倒壊したかについてですが、私、管理者に100%の責任があります。
壊れたアルミパイプの断面を見ますと、潰れることなく綺麗にカットしたような断面でした。
これは、外力による変形ではなく、金属疲労による切断だと想像ができます。
なぜ?金属疲労がという疑問ですが、Hフレームをメインマストから補強していたスチール製ワイヤーが経年変化で劣化し、強風による繰り返しの力が働き、補強部(二重パイプとの境)に応力集中が発生して、補強用ワイヤーの断線により重心バランスの乱れが起こり破壊が進んだものと推測されます。
以上のように、メンテナンス不良によるアンテナの倒壊です。
反省する箇所は多岐に及びますが、真摯に反省をし先に進んでいきたいと考えております。
今回のアレー君の制作運用に関しましては、多くの方々に応援をいただいておりました。
W7GJ他海外各局。
JE1BMJ(勝手にお師匠様と呼んでいます)他、国内各局。
WSJTモードの公開当初から、私の疑問、要望に耳を傾けてくれた開発者のK1JT局。
感謝しております。
へんてこな構造物を造りは壊し、ご迷惑を黙認してくださったご近所様。
私のわがままを、笑顔で応援してくれた愛妻。
どれだけ感謝してもたりません。
くるめ351 JR6EXN
DE JR6EXN Hide.
http://www.kumin.ne.jp/exn/index.htm
http://www.geocities.jp/dxcc6/